東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

安全衛生委員会の職場巡視

2013年08月28日 | インポート
1308 参院選の結果にぐったりして夏休みが始り、8月の猛暑でぼーっとしていたら、いつの間にか2学期が始まってしまった。
 のんびり過ごした夏休みだったが、その中の1日、区の安全衛生委員会が毎年夏休みに行っている職場巡視に、労働側委員として参加した。労使1名ずつの2名で学校を訪問し、校内の視察と安全衛生管理者(副校長)との話し合いを行っている。
 内容は、勤務中の事故や健康診断、喫煙対策、VDT作業等の内容に加え、職員の長時間労働について取り上げている。文科省は2009年に「学校は、教職員の勤務時間の適正な把握に努める必要がある」と通知し、その方法として「使用者が自ら現認することで確認し記録する」ことを挙げているが、現場ではほとんど守られていない。管理職によっては「教員はしかたがない」と最初から諦めている向きもある。休憩時間の確保と長時間労働の防止については、繰り返し問題点を指摘し改善を要求していくしかない。
 さて今年の夏休み。休養と充電が充分できただろうか。休みが明けてもしばらくは「調整期間」を置いて、無理せず仕事を始めたいものである。
イタドリ