季節の贈り物
初物は75日長く生き
昔から日本人は「初物」にこだわってきました。
初物は縁起がよく、食べると寿命が75日延びると言われてきました。
その年初めて収穫された初物には、他の食べ物にはない
生気がみなぎっているはずで、 それを食べれば、新たな生命力を得ることが
できると考えられていたためです。
江戸時代、流通市場が整うと、人々、とくに江戸っ子たちは競って初物を求めるようになりました。
一時は幕府が、魚・貝類・鳥・野菜や果実などの売り出し日を決定し、初物を求める風潮を 制限したほどだそうです。
この「七十五日」という数字の根拠は「人の噂も七十五日」でも使われているように、
区切りが良く 語呂もよい数字だということでそうなったようです。
(初物の勧めから)
ふき味噌やご飯に添えてもりもりと (縄)
▽「どんどん食べるさま」「もりもり(と)食べる」
▽「もりもり(と)勉強する、頑張る」
▽「筋肉でもりもり(と)発達する」
▽「勇気がもりもり(と)わく、元気に成る」
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