日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

機を織る

2019年08月27日 | 自然  動物(魚、昆虫を含む)

 一本一本丁寧に愛でながら

 

 


 東京世田ヶ谷の民家園にて


 

 


 






五行歌を詠んでいたら耳底に残る


母親が、繭から糸を紡ぎ織機で絹布を織ったことが

走馬灯のように蘇った。

区切りが良いとこまでしないと明日の作業に差し支えると、

夜中までトントンと織り続けていた。

          (画像の1部をpcからお借りし、世田谷民家園・街歩きの画像と組み合わせて編集した)

 

 

     
      蚕を飼育              蚕が4回脱皮すると繭になる、回転まぶし

 


繭、私らの生活の糧はこの繭によって生活が支えられた。


鍋下に炭火を入れて何時も繭が煮え立っているように温度を保った。
蚕が最初に糸を吐出した一本の糸を見つけ出して、蚕が糸を吐いた反対からほぐし
絹糸として仕上げる。

その一本の糸を座繰り(糸巻)で巻き取る

 


繭を煮立てて糸口を探して、一本の糸として
上の座繰りが巻き取る。


出来上がった絹糸。

 



機織り機に掛けるように所定の長さに切り、ロールに巻き付ける。

 

機織り(4)    綜絖(そうこう)通し   糸を全て通したオサを立てて、今度は綜絖を通します。
2枚綜絖です。綜絖は真ん中に糸を通す穴が開いている針金のようなものです。
綜絖に糸を、手前と奥、順に間違えないように通していきます。


織りあがった布の上にある筬(おさ)

 

 

世田谷民家園の機織り風景

 

 

機織りのトントンの音聴けば
              夜なべの母をふと思う哉 (縄)

 

 

youtubeからお借りした
    昔ながらの機織りの音  

 

 

 open

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トマト | トップ | 魚釣り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然  動物(魚、昆虫を含む)」カテゴリの最新記事