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庭の佇まい・抹香亭

2020年03月07日 | 自然  植物(木、花、苔を含む)



日本の庭園

気張らない和の美しさに惚れこむ

 

 

獅子落しが,カタ~ンと玄関先に響いて来た。

飛び石を追ってその先に進むと、緑の長く伸びた蕗の薹が見えた。

日本庭園のほんの駆け出しかも知れないが、庭木や石や独特の飾り物には気が和む。

俳句で説明を試みた。

【鹿威し】
ししおどし(鹿威し)とは、農業などに被害を与える鳥獣を威嚇し、

追い払うために設けられる装置類の総称。
かかし、鳴子、その中でも特に添水を指す。
「鹿脅し」、「獅子脅し」や「獅子威し」とも書かれるが本来は
「鹿威し」である。

青竹や水の流れに蕗の薹 (縄)

 


 棕櫚縄で青竹結び春光る


飛び石を3つ超えれば掛井かな (縄) 


 雪吊りや石灯篭に身を寄せて (縄)


 砂利道の曲がりくねれば水仙花 (縄)


 飛び石や俺らが行く先牡丹道 (縄)


 春陰や竹の升目を棕櫚で編む (縄)


 生け垣を背伸びしてみる春堤


 蕗の薹木漏れ日拾い昼下がり (縄)


飛び石を踏んだ向こうに春の池 (縄)


 木造の橋を渡れば雛祭り (縄)


スエーデンの青年が、日本庭園の奥ゆかしさに惚れこんで、
庭師(職人)になった話を聴いた。

日本の伝統文化を本格的に学ぶには、外国人では駄目と日本人に
帰化(村雨辰剛 )までしてしまった北欧人。

最も難しい松の手入れまで覚えて
修行10年、今度は庭の設計図面を引きたいと意気込んでを語っていた。

お話をラジオで聞きましたが、日本語を上手に操り、
日本人の心「和」を極めたいと最後に話を結んだ。


わび・さび・茶道の世界。

 

 

 

締めています。

 

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