日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



昨晩、YハウスのVE+CD案に関しての打ち合わせを施主宅にて行った。
仕様変更の項目の中にキッチンの変更も考えてあり、今日は実際にその仕様変更した場合のキッチンをショールームに見に行くことになった。

もとの仕様では扉の面材はメイプルの鏡面仕上で、天板(カウンター)は人工大理石。
L字形キッチンのコーナー部分には特殊な収納(カリスマ主婦・近藤氏と同仕様)が設けられていたのだが、やはりコストが高く仕様変更に。
今回、提案した仕様は共にメラミンなのだが、メラミンにしては質感が高いモノ。

キッチンの設備機器なども実物を見てみると、やはり良い仕様を入れたくなってしまうのが現状。奥様のお婆さまも使われていたというフランス・ロジェールのガスレンジをスペック。
さらにミーレのレンジフードもスペックされており、なかなかの仕様。
当初予定していた金額よりも多少高額になってしまいそうだ。
その辺りは今後の相談となる。

キッチン見学が終わり、近くのロイヤルホストで休憩することになった。
ここでメニューを見ると一際気になるデザートが!

「ゴディバ リキュールクープ」(写真)である。

しかしよく見るとこのリキュール、アルコール17%と記されており、運転する人は控えてくれと注意書きがされている。
ツツイは酒に弱い。
まっさきに顔を赤らめ、すぐに寝てしまう。
先日なんて、吉祥寺の「いせや」でカルピスサワーを一杯飲んだだけで、千鳥足になってしまったほど。
そのような訳で、運転が控えている関係上、このデザートは見送ることに。

つ「このゴディバの美味しそうですけど、リキュール入りだから断念ですねー」
Y夫「本当だ、美味しそうだな。僕はこれにしょう」
(うぅ、食べたいけどここは我慢)
Y妻「じゃあ私はーイチゴパフェで」

んー、しかしゴディバ リキュールクープを見てしまった以上、他のものに今更魅力は感じない。
仕方なくツツイはドリンクのみ。

案の定、ご主人はソレを非常に美味と評価。

うーむ、今夜は自宅近くのロイヤルホストで夕食か!??

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午前中、華門楽家の建築確認申請を無事、役所へ提出した。
ハナモンは三鷹市なので三鷹市役所へ提出。
ツツイの自宅から三鷹市役所へは自転車で10分弱の距離。
数多くの建築確認申請を提出してきたが、自転車で提出に行ったのは今回が初めて。

ちなみに初めて確認申請を提出したのは10年前。
場所は山梨県の明野村。
社会に出て、いきなり担当を任され、しかも地方でどう対応して良いかわからず不安を抱えながら早朝の中央高速を走ったのを覚えている。

この手の申請は最初は不安だが、一度やってしまえば気が楽。
「一度、申請を提出すればもうプロだから」
とよく言われたものだ。

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本日は華門楽家の設計段階での最終打ち合わせ。

打ち合わせも終盤、そろそろ帰り支度でもはじめようかと思った矢先、施主ご主人がおもむろに

「先日、スキーご一緒できなかったので・・・といってはなんですが」
(以前、スキーに一緒に行く話があったのですが、ご主人の仕事の都合で延期になった)

と言いながらゴソゴソと鞄の中をあさり、鮮やかなオレンジ色のペンケースのようなものを取り出した。
一瞬、施主家代々に伝わる伝説の製図ペンでも渡されて、それで製図を進めて欲しいとでも言われるのかと思った。とは言っても図面はもう半分以上描き終えているし、しかもコンピューターで作図してるし・・・といろいろと考えてしまったのだが。
しかしそのペンケース、開いてみるとそこに整然と並べられていたのは・・・ルアー!!

(えっ!??)

いやー、思いっきり意表をつかれてしまった。
しかもおびただしい数のルアー。
大きさは1cm強程度の大きさが主流。

ツツイも昔、ブラックバス用のルアーをいくつか持っていたが、それとは見た目があきらかに異なる。いや、そもそもルアーと説明されなければわからないような形状をしているモノも多く、板金屋の床に転がっているような鉄片のように見えるモノも・・・(すみません)

夫「鹿留にニジマスを放流している所があってね・・・
妻「そう、とても綺麗な場所でー」

そしてご主人がルアーの1つ1つを愛おしそうに眺め、説明をしてくれる。

夫「これなんてもう入れ食いでね、ほら、もうここなんてボロボロに」

(本当かーー!??)
少しリアクションに困っていると、さらにご主人。

夫「これ」

手渡されたのはDVD。
表紙は明らかに釣りキチ風な中年男性がニジマスを誇らしげに掲げている写真。
んー、このDVDに関しては鑑賞後、報告するとしよう。

しかし困った点が1点。
ツツイは生きてる魚を触るのが苦手。
(昔は触れたのだが・・・)
とにかく決戦の日(5月)までに魚屋やスーパーの魚売り場でイメトレを繰り返す予定。
行くからにはその日の晩ご飯はニジマス三昧にしてみせる!

(写真は後日、ご主人から画像が送られてきた大きめのルアーセレクション)

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今日は大学の先輩でもあり、アルフィスタとしても先輩の廣部さんが設計した「南青山の家」のオープンハウス。

とは言っても、現場が遅れていたため、現場職人と入り交じっての見学会となっていた。

青山通りから少し入った30坪弱の敷地にRC3層の個人住宅・・・なんとも贅沢。
行くと、すぐに廣部さんのソレとわかるテクスチャー。
マジックコート横クシビキとコンクリート打放の外観(写真)。

内部は3種類のヴォイドによってタテのつながりが演出されており、都市型住宅に対する1つの回答があった。

まだ内装工事の方は時間がかかりそうで、ディテール部分まで詰めて見ることは難しかったのだが、各空間の持つヴォリュームはとても心地良い。

竣工したら再度訪れてみたい空間である。

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