日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



本日、華門楽家の確認申請済証が下付された。

およそ3週間の審査。
大きな問題もなく順調だったと言えるだろう。

華門楽家は鉄骨造3F建て。
東京都の場合、告示で規模に関係なく3F建ては中間検査というものが必要なのだが、済証の中の書類を見ると、中間検査の指定が無い。

聞くと、三鷹市はまだ東京都の告示に準じておらず、この規模の3F建てであれば中間検査は不要とのこと。

確かにこの規模で中間検査をすべて行っていると大変だろうし、こちらとしても検査費用がかからないので嬉しい。

中間検査とは別に根切、建て方、スラブ配筋時に役所の構造担当者へ連絡し、都合があえば見に来るとのこと。

なんとも緩い感じがするが、この緩さは心地良い。

確かに悪質な業者や自分たちの仕事に責任をもてない業者などに対しては徹底的に審査し、厳しく判断する必要があると思うが、我々がやるような建築は地域に対しても貢献度が高く、欧米の建物の要素を中途半端に取り入れた多くの新築される建物に対して危機感を促す役割も持ち合わせている。

緩いままでは困ってしまうので、締める部分は徹底的に締める。

ツツイも三鷹の一市民。

武蔵野の自然豊かな良い環境を、より一層良い環境へと導くため、役所の人々などとも一丸となって頑張っていきたいと思う。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )