KIHAKU's blog

日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ

立体的な良環境

2018-03-14 17:36:33 | 建築
また一つ、新たな住宅の計画が始まりました。
武蔵野の緑が色濃く残る国立の閑静な住宅に位置する敷地。
子育て世代のご家族が住まう国立Kハウスです。

奥様も働いていることから、家事のしやすさや子育て環境の充実など、日常生活の住まいのあり方のほか、ご家族の趣味の空間などこだわりも満載。
ご主人が大学で建築を学ばれていたこともあり、打ち合わせでも専門用語が飛び交います(笑)

空間構成は木造2階建のスキップフロア。
5層の床レベルをもつ住宅です。
この複雑な空間の構成によって、上下階の分断を和らげる効果をもたせ、広がりある空間となっております。

また特徴的なのは周辺環境。
ある部分から見ると、とても良い環境なのですが、別な部分から見るとプライバシーが保てない・・・平面でも断面でもなく、立体的に捉えた時に生まれる良好な環境が面白いです。その限られた良好な環境をいかに日常生活に取り込むか・・・これがとても重要なポイント。
また随時、こちらのブログで状況をご報告したいと思います。
お楽しみに。

建築家のブログランキングもよろしければお願いします

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。