エッセイスト・澤口たまみ氏は深い。

ＦＭ岩手のラジオ番組「野遊び倶楽部イーハトーヴ」のゲストとして、
先週に引き続き今週もエッセイストで童話作家の澤口たまみさんをお迎えした。
澤口たまみさんといえば、「虫のつぶやき聞こえたよ」でエッセイスト・クラブ賞を受賞したほどの物書きで、とくに昆虫を中心とした自然に対する造詣が深い。
とにかく只者じゃない！
文章も巧みで美しいが、彼女の感受性の豊かさは、単に母親だから…というものではない。水生昆虫の「羽化」の情景を美しいと語り、孵化したばかりのカマキリの子供達の様子を愛おしいと綴る。
昆虫にまつわる様々な話題も実に興味深い。

そして、中学一年になる愛息の学校の成績が悪く頭が痛いというが、その息子さんが自然の生き物達を慈しむ姿をまぶしそうに語る。
なんでも澤口さんの息子さんはヘビが好きで、青大将やシマヘビ等を自宅で飼っているそうだ。更に、小さなヘビを筆箱に畳んで入れて学校に持っていって大騒ぎになったとか・・・・。なんとも将来が楽しみな中学一年生だ。

学校の成績なんかよりももっと大切なものを母親である澤口たまみに学んでいるのだろう。心底うらやましい息子さんだと思った。
また近いうちに是非ともお会いしたいと思う。

実は、来月下旬に「野遊び倶楽部イーハトーヴ」と北上のアイガースポーツの共同企画で、北上の夏油川のほとりで「野遊びセミナー」を開催する予定だが、その際にもお呼びしたいものだ。
セミナーの内容は、キャンプのテクニックやノウハウを楽しく体験していただこうというもので、村田久さんも参加する予定だ。
詳しいことが決まり次第、改めてご案内します。