イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

釜石災害エフエムの送信所 移転しました。

2011年04月25日 | 被災地から

4月11日から放送を開始している釜石災害エフエムは、
緊急性を最重視して、取り急ぎスタジオ機能をFM岩手釜石支局内に設置。
そして送信アンテナを支局がある釜石駅前のサンフィッシュ釜石の
屋上に設置して放送を続けてきた。
しかし・・・やっぱりアンテナの位置が低いので
可聴エリアが市街地に限定されていた。

そこで、開局あら2週間たった今日、送信所を市街地の南側に位置する
鈴子山の地デジ用のアンテナに間借りして移転した。
これにより災害エフエムの可聴エリアは格段に広がった。

被災状況が激しい両石地区や鵜住居地区、更に唐丹地区までカバーする。
雑音が多かった仙人道路の登り口にある久能釣具店さんでも
バッチリ聴こえる。

この機材は、FM岩手が東京エフエムから無償で借りた無線送信機で
スタジオから426Mhzで直線距離にして1km弱の地デジアンテナまで
電波を送るシステム。これは強い味方だ。

この後は、まず釜石災害エフエムの周波数86.0Mhzを市民だけでなく
関係者やボランティアの方々にもシッカリと覚えてもらう事と
このスタジオのスタッフのスキルアップだろう。
頼んだよ!