イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

支援DVD第1便 到着しました!

2011年04月22日 | 被災地から

昨日、奥州市水沢区のNPO法人「奥州・いわてNPOネット」に
大槌町の民宿「さんずろ屋」の女将さんからリクエストのあった
「子供たちに見せたい」支援DVDの第1弾が、
栃木のさなちゅんサンと県南のふぉーくサンのお二人から届いた。
ありがとうございます。
心から深く感謝申し上げます。

さっき女将さんに電話をかけてみたが・・・・
大槌方面は、まだ電話回線が不通のままだ。
よって明朝早めに奥州市を出発して大槌&釜石方面に向かおうと思う。

ところで・・・
写真の方々が、NPO法人「奥州・いわてNPOネット」の事務局メンバーだ。
中央にいる女性が、理事長の菅原恵子さん。
僕が尊敬する女性の一人。ボランティア精神の塊のような女性だ。
困っている人々のために活動を続ける彼女の行動力とリーダーシップには
本当に頭が下がる。

先日の日曜日も、この3人+4人の女性だけのメンバーで
陸前高田の「避難所以外の場所」で避難生活をする方々に
救援物資を運んだそうだ。しかも軽トラック数台で・・・・

物資を届けたら迷惑にならないようにすぐに退散しようとしたところ・・・
「まず一緒に昼ご飯を食べていけ」と言われた。
弁当持参とはいえ、物資に手をつけるわけにもいかず困惑していたが、
「まずまず、話っこかだり(語り)するべし・・・」と言われたので、
一緒にお昼を食べながら、他所の避難所の話やら奥州市の話をしてきたと言う。
菅原さんが言うには、そういう事が避難している人々にとっては
とっても嬉しいのだそうだ。
同じ目線で、同じように・・・・それが大切だと菅原さんはしみじみ語る。

その避難所は、辛くも津波被害を免れた家なのだが、
その家の主は「我が家だけが無事だった事が申し訳ない!」と言う。
だからその家では、近所の人達と一緒に約30人で避難生活をしている。
そんなふうに無事だった家で避難生活しているという場所が、
陸前高田だけで30数ヶ所あるという。
だから菅原さんたちは定期的にそういう場所をピンポイントに
救援物資を運び続けている。本当に頭が下がる。

その菅原恵子さんは、僕の活動の理解者でもあり
今回も「権ぞーの支援DVD」に関しても送り先を快く引き受けてくれた。
また、ボランティア活動を続けたいが、
活動資金が厳しい状況だ・・・
という事を正直に相談したところ・・・・

「権ぞーにしかできないボランティ活動がある。続けなさい。」

「ボランティア活動には当然資金も必要なのだから、
 カンパや支援を求めなさい。それはけして恥ずかしい事ではない!」

と励まされ、背中を押された。
現にこのNPOのメンバーで個人的にボランティア活動をする方々も
公然とカンパを募り、ボランティアを続ける資金にしていると言う。

そこで僕も意を決してお願いを申し上げます。
釜石災害エフエム放送のボランティア・スタッフとして従事するためと
併せて、これから開局を予定している陸前高田災害エフエムの
開局準備とその後の運営にボランティアで従事してまいります。
どうか権ぞーを応援して下さい。

甚だ厚かましいお願いではありますが、
権ぞーのボランティア活動支援のためのカンパ&援助をお願いします。

【ボランティア資金カンパの振込先】

■ジャパンネット銀行 本店営業部 4435314

■ゆうちょ銀行 記号番号18320-12914061

    口座名義人 カンノ ヨシヒコ


何卒よろしくお願い致します。