イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

災害エフエム各局について

2011年04月17日 | 被災地から
岩手の沿岸各市では震災後、臨時災害FMラジオ局が
相次いで開局した。
一番動きが早かったのは、宮古災害エフエム。
それもそのはず、宮古では市議会議員になった橋本さんが
中心となってコミュニティFM開局のための準備会である「研究会」を
既に組織していて、11日の被災から一週間前後で開局させた。
しかもその動きが早かったので、情報伝達も早く、
全国各地からフリーアナウンサーなどがボランティアで駆けつけた。
なんでも遠くは沖縄から参加しているボランティア・アナウンサーもいるという。
昔FM岩手のアナウンサーだった宮古出身の木村雅子も
ときどきボランティアでアナウンスしているようだが・・・
彼女の電話の話では、「みんなお上手な方ばかり」らしい。

そして、次に開局したのが大船渡災害エフエム。
こちらは、奥州エフエムの後方支援で放送機材を手配し、
地元の高校放送部の部員や一般ボランティア20数名が
アナウンサー役を務めている。
約一ヶ月間は無償ボランティアらしいが、
その後はそのうちの数名が大船渡市の臨時職員として
災害エフエムの運営に当るという。

この大船渡災害エフエムは、当初送信所を市役所庁舎屋上に設置したが、
電波の可聴区域が狭いため、陸前高田方面にも情報伝達する・・・
という名目で、市南部の箱根山に第2送信所を設置し、
大船渡市と陸前高田市の災害情報を放送している。

そして3局目となったのが、釜石災害エフエム。
こちらは、以前のブログでも書いたとおり、
FM岩手が後方支援し、市職員2名と臨時職員3名が運営に当っている。

また県外ではあるが、気仙沼災害FMも
宮城の登米FMが後方支援して放送を行なっているようだ。


さてこの災害エフエム各局から一歩進んでコミュニティFMへと
進めるのは、宮古災害FMのほか、どの局になるのだろう。
できることなら各局全てが復興に向けてコミュニティFM開局に
向かってほしいと思うのだが・・・・

そして、重ねてのお願いを記します。

僕の知る被災地、釜石と大槌の避難所などでは、
子供たちが見る、または子供たちに見せたい映画、ドラマ、アニメなどの
映像ソフトがあるといいな・・・という希望があります。
貴方の感性で「被災地の子供たちに見せたい」と思える映像ソフトを
支援物資として送っていただけないでしょうか。

できればDVDが良いと思います。
VHSなどの映像ソフトですと再生用のビデオデッキが現地に無い場合も
想定されます。
何卒よろしくお願い致します。

送り先は、僕の知り合いが役員を務める奥州市のNPO法人が
快く引き受けてくれましたので、そちらへお送り下さい。

【送り先】
〒023-0801
岩手県奥州市水沢区横町2-1 メイプル地下
0197-22-4200
NPO法人 奥州・いわてNPOネット
権ぞーの支援DVD 

何卒よろしくお願い致します。