toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」 小路幸也

2016年06月11日 | 読書日記
シリーズものだけど、読むのはこれがはじめて。
「花咲小路」シリーズと同じ路線の連作短編集。

登場人物が多いうえ関係が複雑だけど、最初に相関図があるのでそれを見ながら読めば混乱せずに読める。
物語も面白いけれど、登場人物のキャラも良い。とくにかんなと鈴花が良いアクセントになっている。

ちなみにポールの曲で一番好きなのは「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」。




集英社
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「数と音楽」 坂口博樹

2016年06月11日 | 読書日記
音楽理論を体系的に勉強した時、色んなところで数学と同じだと思った。あとで同じく理系の妹にその話をしたら変な顔されたけど・・・・。

この本は、音楽に私と同じく数学的なことを感じた著者が理論的に解き明かしたもの。
ただ、期待していたものとはちょっと違っていたところもあった。
音程の話などはもっとも物理的な部分でこの手の話には必ず出てくるけれど、それ以上にもっと音楽的な部分の話が欲しかった。

ピッチコントロールで音楽を「転調」すると有ったけれど、これは「移調」の間違えですね。





大月書店
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