創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

結果を見た経験

2015-03-23 04:13:50 | Weblog

 おはようございます。

 大先生は、他の先生が処置した結果を一番見たから分かる、と言っていました。殺人事件の被害者の鑑定を担当した医師が親から訴訟されたり、検察が起訴をして裁判にもなります。そのような場合、難しい裁判になるようです。

 また、取り調べ時の調書を否定する証言を始める被告もいますし、取り調べでも完全に否認したり、黙秘を貫く人もいるのではないでしょうか。その被害者を調べる法医学者は大変です。死因を引き起こした状況が分からず、些細な異常、痣やはれやひっかき傷などを見て死因を仮定し、それが起きた状況を具体的に表現しなけらばまともな鑑定書にならないそうです。

 そのために関係する部分を解剖し、血液などを検査などなどすることになるそうです。被告が医師や病院の場合、カルテや医師の証言から過去の治療の経過を事細かに復元しているのでしょう。特にオウム事件の被害者のように年とともに細胞も衰えてきますので高齢者になってますますひどい後遺症に悩まされる人が増えてきます。その予想は当時の裁判で非常に難しかった、否定する説明ができないなら被害を認定すべきだと証言したと本にあります。

 医者は今見ている症状や状況に対処する、だから結果がどうなったか、その真の原因を知らないで済ませている。ところが法医学者は治療や薬の影響の結果がどうだったかを事細かに知ってしまう。経験を日本一した大先生は自分がたくさんの病気の患者さんの調査鑑定をして、知識を得てしまったのだと言っています。実践で過去も未来も見通す能力を磨けた実例の人なのだと私は考えています。

 今日はここまでにします。

 

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