創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

挑戦の果実に期待せず

2018-05-24 04:17:36 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 情報実践教育を提案している昔の記事を参照しています。この新年の理事会で教育方針を議論し、私の提案が理事会で承認されたと思えた時期でした。参照している記事の論旨はとても前向き、やる気に満ちた内容です。

 でも、理事長だけが賛同していたのかも。またモルモットが変なことを始めたと思う先生が多かったのでしょう。特に理事長と面談する機会の多い、校長以下の上層部の先生方は。

 ユーザー要求仕様書の作成課程を生徒さん方が実践できるクラブを始められると思っていました。弱者の心を思える心を育てたい、競争に勝つことを毎日強いられている生徒さんにとってオアシスのようなクラブになるだろうと思っていました。

 当初、計算機室に間借り。2年目から、使わなくなった工業科の教室に異動しました。空調設備やパソコンやネットを導入するのが大変でした。例えば、古い教室に光回線を引くだけで大変な手続きをさせられました。

 数年間週2回、クラブに通い、指導員と一緒に色々やり、クラブ員に成果物を作ってもらいました。現校長の生徒勧誘業務に役立ちました。隠していませんが、色々ありすぎて、以前ブログに書いた以上に上手く説明できそうもありません。

 不思議。後に続く先生はいませんでした。資産は胡散霧消。挑戦は初期実験だけで終了。残骸はこのホームページに一部残っています。興味がある方はアクセス頂き、このブログにコメント頂ければコメントバックで付言します。宜しくお願い致します。

 今日はここまでにします。

 

 

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ベンチャーから学ぶ

2018-05-22 04:12:05 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 師匠の服装やスタイルを書き、米国の大成功者、スティーブジョブス氏とビルゲイツ氏の記事を書いたようです。COMDEXやApple展示会のキーノートスピーチと、出資依頼の来日時にお会いしました。彼らのスタイルは学生風、変化はなしでした。

 米国の色々なベンチャー企業に訪問しました。彼らのスタイルは米国のベンチャー企業経営者の例外かも。大学の先生がゼミ生と起業する例も多く、社長は先生風に見えました。大学近くの住宅やベンチャー長屋でスタート直後の会社もありました。

 訪問した会社の多く、まだ社員が10人から30人。投資家を求めていた、社長や副社長と会えました。大企業の経営者のような投資家も同席し、東洋の島国からきた若造に、デモをしながら新しい技術の特徴や利点を説明してくれました。

 パソコンがマイコンと言われていた時代でした。日本もベンチャー起業が盛んでした。当時、大手企業からの委託開発で成功し、事業を拡大できた会社が有名でした。社長は大企業の社員だった人が普通かも。初期投資はほとんど自腹のようでした。

 今は優秀な大学生や先生も起業し、挑戦しています。支援者や投資家は多様です。でも当時、社長は金勘定が苦手そうな人でした。日本がマイコンからパソコンの波に乗り遅れた一番の原因でしょう。起業に技術と管理の人材が必要です。

 UNIXやマイクロプロセッサーの開発に優秀な日本人の若者が貢献しました。最近の求人倍率の調査では、トップ企業を目指す人が多いよう。理系の若者の起業は多くないように思えます。米国の金融系企業が次世代の儲け頭になると思います。

 人の心は変わりました。結果はあまり違いはないと思います。開成などの優秀な理系や、東大の理系生はハーバートやケンブリッジでの大学院進学を目指しているからです。優秀な先生が勧めています。戦前の移民の時代のように感じています。

 日本の若者は優秀です。でも新規事業の成功土壌がありません。市場が狭すぎます。個人も国も移民が解かも。私も中学生の孫にアジア留学を勧めています。若者の良い道のように思えます。次々世代には、ブーメラン効果、日本に恩恵があるかも。

 今日はここまでにします。

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ネクタイに注意する

2018-05-20 04:28:33 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 最近の高校の制服はブレザーとネクタイが主流かも。下手な着こなし、ネクタイの人が多く、呆れます。偏差値の30台40台の高校だけではありません。専松ような難関中高一貫の学生さんのネクタイもだらしない。日本の将来が不安です。

 トランプのジョーカーさんは変なことを次々言う、危ない人のようですが、ブレザーとネクタイはオーソドックスのように思えます。彼より酷い高校生のスタイル。日本の将来はどうなるのか、昔モノの私には全く予想できません。

 今回、師匠のスタイルの記事を改めて読み、その通りと思いました。今も思っています。たかがネクタイ、されどネクタイです。ネクタイをだらしなくするなら、させなければ良いのです。悪い習慣をつけるために、高い制服を買わせているだけ。

 進学成績トップ校の開成生は相変わらず詰襟です。伸びている市川も詰襟です。東京圏から遠いと、市川と開成の生徒さんを見たことがないかも。素晴らしい顔がほとんどです。変な人もいるはずですが、何十人か私が会った範囲ではその通りです。

 勉強ができるから、偏差値が高いから、詰襟だから、ではないでしょう。高校に行く電車の中でバドラケットを持った市川生と度々あいました。話かけました。バド部員は開成生に負けていない、しっかりした人たちでした。多分、今でもでしょう。

 理由を考えました。異性が教室にいないため、気が散らず、先生の話を聞けます。昔の自分も、気になる女生徒の言葉や態度が気になりました。教室では集中できませんでした。家で長嶋の活躍を聞きながらの勉強して挽回しました。

 開成生も市川生も素晴らしい目標を持つ人達でした。ある市川バド生は千葉大の医学部を記念受験すると言いました。現役でダメだめなら浪人。早稲田の政経と埼玉か群馬の医学部を受け、バドは続けると。明確な将来の目標がありました。

 開成生は凄い目標を皆言いました。会員の開成生は宇宙飛行士になる夢を語ってくれました。日本の警察を変革する、国家予算の原案を作る、ノーベル賞を取るなど、普通では言えません。東大医学部を目指す、東大教授を目指すは成績が中央の人。

 制服が詰襟でなくても、きちんとネクタイを締められるはず。海外の方との歓迎食事会があり、普段の格好で会食に呼ばれても、困りませんでした。成城はネクタイの締め方とズボンのアイロンは煩かったから。私も気を付けるのが習慣になりました。

 今日はここまでにします。

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挫折で味ができる

2018-05-18 04:06:52 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 今日の参照記事は中村師匠の根幹の考え、優しさが一番大事、一番印象に残る教えです。素晴らしい言葉だと感服したのを覚えています。聞いた当時、耳の痛い話でもありました。私が部下の時、優しかったら、中村師匠に直接物申したでしょう。

 不遜な新人は中村師匠が優しい人と気が付かず、ただシステムの天才、仕事人間と思っていました。それでも本社への異動申請に迷いました。自分の器で他人を評価します。優しさに欠けた、情けない人間だったと、師匠と再会し、良く分かりました。

  持って生まれた性格もあるでしょう。でも、幼児期の経験が性格に影響します。厳しい親に躾けられると優しい子供が育つのは難しい。小学校低学年の性格は卒業まで変わらなかったように、自分や同級生や先輩後輩を思うたび、思えます。

 人の性格はほとんど6歳までに形成され、12歳以降は余程の大事件、例えば癌が発病し、生きるか死ぬか不明の状況にならなければ変わらないと、先生や同級生とお付き合いし思っています。飽きっぽいのに惚れっぽい私は発達心理学の好例です。

 歳をとり、優しくなれたのはDNAに埋め込まれた特性、誰もが持っている特徴のように思えます。他人などお構いなしだった私が、同級生に憧れ、野球に挫折し、仕事に不満、転職、部下を管理、などなど苦労を経て、次第に優しくなれました。

 成功続き、失敗しない人は優しくない可能性が高いと思っています。失敗し、他人のせいにせず、自分の至らなさを認識し、反省すれば優しくなれるはずです。勝手な思いですが、失敗続きの人生が私の味を作ってくれたと今は思います。

 ですから一番良いのは優しい親に育てられることかも。そして、勉強し、中学受験で失敗するのも良い経験です。中学受験は高望みが良いと信じられます。もちろん、親が塾や家庭教師や先生のせいにしては逆効果ですが。

 一番簡単なのは、私のクラブの様な市民クラブに参加。上には上の人が居ると実感するのが、お金もかからず良いかも。でも他にはまずないかも。市民クラブのシチズンシップ教育に文科省も教育委員会も力を入れろと思い続け、棺桶に入ります。

 南無大師金剛遍照。今日はここまでにします。

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目的語を主体とする

2018-05-16 04:25:47 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 昨日の続きです。参照している昔の記事は昨日と同じです。ことわざや戦争などの言葉に、聴衆に合わせ、使う言葉を変更します。イメージ図像を発想するために、豊富な語彙が必要です。用語を入れ替えイメージをまとめると、創造的な発想が浮かんでくるでしょう。

 基本のプロセスを詳しく説明します。まず、目的語と他動詞の組み合わせをテーマ、題名と考えます。例えばイメージ図像を作り出す、です。テーマを説明する4項目の箇条書きを、目的語または目的語句を先頭に、動詞の組み合わせの短文で作ります。

 目的語は5つ、箇条書きの短文を4項目作れたはず。箇条書きの用語を入れ替え、4項目を2分類します。分類に名称を付けます。こうして目的語も2分類されたと考えます。それぞれを縦軸横軸と考え、分類に所属する2つの目的語を端点にします。

 できた平面をテーマの思考ドメインと考えます。上手い説明ができない軸と端点の名称のはずです。端点や軸の名称を、比喩や隠喩や類語を考え、再度変更します。テーマを簡単な図像で説明しようとするから、画期的なアイデアが生まれると思っています。

 以上の練習がkoderaの創造性の開発の方法であり、私の発想のモデルでした。1つの図像を作るだけで大変に疲れる思考過程でした。

 今日はここまでにします。

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最適イメージを表現する

2018-05-14 04:22:11 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 人を説得するために、分かりやすいイメージ図が役立ちます。言葉だけでは相手の頭脳に焼き付けるのは難しいからでしょう。良いキャッチコピーでもインパクトは小さいと思います。選んだ用語から最適イメージを創るため、色々な表現でプレゼンや挿絵を作りました。

 上司が使うプレゼン資料が主でした。最初、積み木の様な立体図を書きました。立体物に文字を書き込む図でした。機械屋でしたので3次元物体を上手く書け、富士通小型機の事業企画と開発計画のプレゼンを作りました。取締役会で評判が良く、OKになったと、岩井麟三事業部長が褒めてくれました。当時、計算機は箱形。面白い構造体で表現し、インパクトを与えられました。その後もこの表現を必要に応じて使っていました。

 シャープの商品企画に転職し、Xeroxのパロアルト研究所のような研究開発担当を希望し、提案しました。まだ市場に無かったノートPCのポンチ絵を書き、次頁以降、引き出し線で要件を書くプレゼン資料を作りました。後にシャープ副社長や任天堂会長を歴任した浅田篤常務に相対で説明しました。立体構造物の表現も使いましたが。

 冒頭に具体的な商品イメージを置くのはインパクトがあります。経営者はせっかちです。事業部長は何も言わず、次々新しい商品の企画を求めてきました。当時のシャープの経営センスに合っていたようです。もちろん、グラフの絵も数枚要所に必要ですし、立体構造物もプレゼンの真ん中あたりに数枚有効です。しかし、何れのタイプも多過ぎては、聴衆が飽きてしまいます。

 女子大の教科書を書くために、過去のプレゼン資料を挿絵の参考にしました。親しみやすい教科書を書きたいと思い、できるだけたくさんの絵を、しかも具体的な物で表現するポンチ絵を使いました。すなわち、概念を風景や人物や物で表現しました。

 教科書の3冊目は、創造性の開発を前面に出したいと思いました。そのため、難しい訳本を沢山読みました。キリスト教の図像集、アナロジーの論文書、発想のビジネス本、ポスターの教科書、メディア論の教科書など。難しい論旨ではなく、創造性を分かりやすく説明したいと思いました。結局、岩波叢書の創造性の開発の、昔学んだ論旨に近くなり、文字数を減らし、色々なタイプの挿絵を各節に入れました。

 富士通のSE研修の教科書を書いたとき、ボストンコンサルタントのポートフォリオマネージメントを参考にしました。管理職研修で使っていたからです。その説明図に似た、将来予測の図表を思いつきました。ネットやパソコンやCGの市場と技術の動向を上手く表現できました。

 こうして、2次元の図表は新しい概念を分かり易く表現できると分かりました。その説明が、今回参照しているアナロジーと発想のモデルです。それからは、新しい提案はまずこの絵、この図像から始めています。

 今日はここまでにします。

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モデルは適材適所で

2018-05-12 04:17:27 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 今日参照した昔の記事は師匠とのモデル論議でした。師匠はコンピュータが高価だった時代の開発法を教えてくれていたように今は思えます。50年近く前、安いメインフレームでも1億円以上していました。1人月100万円以上のため、小規模のシステム開発でも3人3年かかるとして、1億円以上でした。

 大型のオンラインシステムなら10億円以上、40億円程度。システム開発費も同じ程度でした。ビルの建設と同じ手順の開発が必要だったわけでしょう。社会システムの開発になると、例えば住基カードや個人IDカードシステムや地震対策になると、100億円レベルのシステム価格と開発費です。町づくりやビル建設手順がアナロジーに妥当。私も建設業界の見積もり手法を勉強し、学校の経理システムなら要求仕様書を作れると信じられました。

 しかし、学生さんや若い先生の教育や育成は個のニーズを明らかにする手法を教えることが必要と考えました。それから8年以上たちましたが今も考えています。当時考えていたのは創造性の開発手法でした。そのモデルに沿って、思考法を教育するのが良いと私は考えて、今回の参照している記事を書いていました。

 しかし、提案書の賛同は理事長のみでした。ITC活動にも、小集団活用の情報教科にもついてくる先生はいませんでした。とても不思議でした。馬鹿には分からないと私は当時諦めました。

 それから数年間、ITCクラブ活動の支援をして、良い教科書を書くことが前提だと考え直しました。私が新しい教科書の原稿を書き、指導員が1冊製本化しました。試験的に学校が200冊購入。テストを始めたようでした。結果は芳しくなかったようです。

 この段階で私たちは首になりました。首から2年以上たちました。今、あの教科書では教えられる先生はいない。無理はない。64ページのキーワード集の教科書と指導書を作るべきだったと反省しています。

 創造性が欠如しているのが学校人。その人たちを教育しようと創造性に拘ったのが間違いでした。欠点を指摘し、弱点を強化するより、特徴を言ってその気にさせて、出来る範囲で教えさせるべきでした。

  先生は、頭が固い人がほとんどです。まず変わりません。コーチングが適していました。焦りすぎ、気が付かず、創造性の開発を目指すモデルに拘ったのが間違いでした。結局、参照記事の、師匠のモデルも私のモデルも採用されませんでした。

 今日はここまでにします。

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現場支援が先決

2018-05-10 04:14:50 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 富士通のSE部隊を創った中村師匠が課長代理の時、院生だった私は初めてお会いし、人柄に惹かれ富士通に入社。数年後、師匠はSE子会社を組織化し、SE部隊の長になり、海外SE会社と協業、豪州で発病。富士通高専校長の時、再会。多分、15年ぶりでした。

 富士通の小型機の企画や、シャープのUNIXや書院の商品企画など、情報機器の川上から川下まで企画した男と師匠は思われたのか、FACOM販社の名物会長や大手ディーラーの社長、ディーラー会担当の富士通部長との会食会を開いてくれて、研修講師もさせて頂きました。

 中村師匠は脳梗塞の後遺症があったのに、日本各所のSE子会社に経営の心得を講演旅行していました。そのためか何度か再発。左手はマヒ、杖を突き、九州から北海道まで講演会。気圧変動のある旅は負担のはず。帰った後の面談約束の前日に再入院もありました。

 今回参考にした師匠の構想は中村師匠が命を賭け、講演会に使った資料を参考にしています。この記事を書いた当時、この師匠の構想なら、工業高校も開成学園に挑戦する資格を得られると思っていました。当時の理事長も今の校長も同意したはずでした。

 でも、不思議。理由は分かりませんが、当時の校長と教頭の不同意があったのか。構想に挑戦できず、提案は自然消滅。その構想案の名残の記事でした。残念無念トコロテンと言うべきかも。私ではありません。私はこれが良かったと思っています。

 師匠も仕事と勉強と考えすぎて、寝不足になり、身体を壊し、命を縮めました。非常勤退職時、脳幹に影が見つかった私が構想通りに支援していたら、病院のベッドから戻れなかったはず。本当に人間万事塞翁が馬、南無大師金剛遍照。

 今日はここまでにします。

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実践から入る

2018-05-08 04:02:35 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 日本語のコンピュータの本が少ない時代に私はコンピュータを勉強し始めました。参考書は日立製作所のマニュアルだけ、FORTRANを使い、組み立て工場のシミュレーションを卒論に選択。日本語と英語のシミュレーションの本を数冊読みました。

 FORTRAN手引書と大型計算センターの運用資料だけを読み、理論や技法を勉強せず、フローチャートを書き始め、プログラミングし、80欄カードに自分でキーパンチしました。共同利用法はIBM入社予定のM2の先輩に教えて貰いました。

 シミュレーション手法、意思決定法、モンテカルロ法、PPBX、PART、GPSSなど、翻訳書を読みました。自動車組み立て最適化の、指導教官の博士論文は面白く読めました。私の対象がポンプ工場のため、部品点数が少な過ぎて不要でしたが。

 面白かったのは意思決定分野の米国教授の本でした。英語なら良い本もあったはずですが、まだ日本の研究者の本は見つかりませんでした。意思決定など計算機システムに乗らないと考え、計算理論や論理研究が学会の主流だったと言えるでしょう。

 プログラミングが面白くなり、思考のモデル化に興味を持ちました。しかし、大学院1年の時、半年以上、研究室が封鎖され、先生方はゲバ棒対応に忙しく、応用工学や数学科や心理学科との共同研究など無理でした。

 IBMの話を聞き、会社の方が先端研究できる、日本独自の研究をすべき、と思いました。先生方は企業勤めした同期が羨ましいと言っていました。博士課程後期進学はあきらめ、就職にしました。今思うと、此処にも岐路がありました。

 今日はここまでにします。

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キーワードを列記する

2018-05-06 04:19:38 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 情報教科のサイトを調べたら、当時の情報教科にA、B、Cの3種がありました。それぞれ複数の出版社、比較資料が文部科学省のサイトにありました。比較項目はページ数やカラー印刷か白黒か。何のための比較か、分かりませんでした。笑えました。

 ページ数は厚いも良し、薄いも良し。カラーも白黒も良し悪しです。坊ちゃんにしろ、心にしろ、カラーの挿絵など要りません。シャノンの教えを説明するにも不要。歴史的な計算機械の説明などにも不要。色は本質を隠すこともあり、特徴を目立たせることもある、お化粧と同じでしょう。教科書にお化粧は不要で良いのでは。

 当方はCタイプ、その2冊を読みました。五世代計算機開発のソフトWGでご一緒した東大教授が監修の教科書は、ユーザー志向、これも良し。柏周辺の複数の高等学校の先生がまとめた教科書は実践的、これも良しと思いました。専門家が得意分野を書き、主査の好みで編集していました。テーマ説明が詳しすぎると思いました。 

 岩波叢書全集を参考に、面白く短く書いたら良い教科書が作れるかも。IoT、AI、ロボットの未来論も入れられる。各テーマ1ページ、全部で64ページ程度が、今の高校生の限界。今の生徒さんは文字が多いと読みません。事典形式のキーワード集が最適でしょう。学生が将来、参考にできます。教科書は音読だけで終了し、TQCのような自主管理活動が良いのでは。談合や評価法の企業内教育がそうでした。

 研究者の先生が高度な話を易しく優しく1ページにまとめるのが難しい。難しい話が好きだから。やはり、技術開発より、儲けが好きな人が多い、取締役会を騙せるような資料の教科書が良いでしょう。企画資料を作る能力が教科書作りに必要だと会社経験から思います。でも無理ですね。やはり祈るしかできません。南無大師金剛遍照。

 今日はここまでにします。

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