おはようございます。
私が今非常勤で勤務している学校に関する現状の問題点を網羅的に、その学校に勤務しているひとりの先生が私に教えてくれたことがありました。その先生は問題を以下の6項目に分類し、それぞれ10ほどの問題点を考えていました。即ち、全部で60ほどの現状の問題点があげられていました。その資料から、分類名だけ列記します。
1.経営サイドの課題
2.教師の課題
3.生徒と保護者の課題
4.施設の課題
5.部活の課題
6.行事の課題
この方は非常に几帳面な先生です。情報システムについてもかなりの知見をお持ちです。ですから、大事な問題を網羅的に列挙してありました。しかし、私はこの問題点の箇条書きを見たとき、このまま解決策を考えることは難しいと即座に感じました。この問題を解決するなら、トップダウンに、それこそERPシステムでも計画しない限り、複雑で絡み合う課題を解決することはできないと思えました。会社でも直接的や間接的に数回、このような複雑なシステムの開発に関わったことがありました。関係者の努力に関わらず、確率的に失敗する可能性が高いと学んでいたからです。
ですから私は、「難しいから、貴方がしたいことだけ、したほうが良い」とアドバイスしました。当時は全く裏づけなく、感じたままに言っただけでした。その後、現在の学校に6年以上勤務し、その先生が提示した課題の難しさが、仕事の内容を知り、良く分かってきました。即ち直感的に私の判断は正しかったし、このようなアプローチは数十億かけても不可能です。もしやるなら、あるベンダーが数十億かけて開発したアプリケーションパッケージを1本購入し、システム構築するしかありません。それでも3年ほど、10人ほどのプロジェクトになります。適用システムの開発で3億円は覚悟し、開発後も年間、3千万円の維持費がかかるはずです。ある学校が主体的にやるべきテーマとは私は思えません。
ここ1年ほど、ある先生が書いているブログを毎日楽しみに読んでいました。最近、突然、良い手がありそうに感じました。その先生は長年現場で教鞭をとり、生徒や若い先生を叱咤激励してきた方のようです。私が思いついたのはボトムアップのシステム開発です。例示によるシステムの自然発生的な整備と言えそうです。今、私はこの先生の要望を安価に実現する方策を考えています。ですから、周りから見たら、私は暇そうに見えているかもしれませんが、頭の中はF社の新人時代と同じようにフル回転しています。
今日はここまでにします。
私が今非常勤で勤務している学校に関する現状の問題点を網羅的に、その学校に勤務しているひとりの先生が私に教えてくれたことがありました。その先生は問題を以下の6項目に分類し、それぞれ10ほどの問題点を考えていました。即ち、全部で60ほどの現状の問題点があげられていました。その資料から、分類名だけ列記します。
1.経営サイドの課題
2.教師の課題
3.生徒と保護者の課題
4.施設の課題
5.部活の課題
6.行事の課題
この方は非常に几帳面な先生です。情報システムについてもかなりの知見をお持ちです。ですから、大事な問題を網羅的に列挙してありました。しかし、私はこの問題点の箇条書きを見たとき、このまま解決策を考えることは難しいと即座に感じました。この問題を解決するなら、トップダウンに、それこそERPシステムでも計画しない限り、複雑で絡み合う課題を解決することはできないと思えました。会社でも直接的や間接的に数回、このような複雑なシステムの開発に関わったことがありました。関係者の努力に関わらず、確率的に失敗する可能性が高いと学んでいたからです。
ですから私は、「難しいから、貴方がしたいことだけ、したほうが良い」とアドバイスしました。当時は全く裏づけなく、感じたままに言っただけでした。その後、現在の学校に6年以上勤務し、その先生が提示した課題の難しさが、仕事の内容を知り、良く分かってきました。即ち直感的に私の判断は正しかったし、このようなアプローチは数十億かけても不可能です。もしやるなら、あるベンダーが数十億かけて開発したアプリケーションパッケージを1本購入し、システム構築するしかありません。それでも3年ほど、10人ほどのプロジェクトになります。適用システムの開発で3億円は覚悟し、開発後も年間、3千万円の維持費がかかるはずです。ある学校が主体的にやるべきテーマとは私は思えません。
ここ1年ほど、ある先生が書いているブログを毎日楽しみに読んでいました。最近、突然、良い手がありそうに感じました。その先生は長年現場で教鞭をとり、生徒や若い先生を叱咤激励してきた方のようです。私が思いついたのはボトムアップのシステム開発です。例示によるシステムの自然発生的な整備と言えそうです。今、私はこの先生の要望を安価に実現する方策を考えています。ですから、周りから見たら、私は暇そうに見えているかもしれませんが、頭の中はF社の新人時代と同じようにフル回転しています。
今日はここまでにします。