おはようございます。
2010年5月、金星探査機あかつきと一緒に打ち上げられたイカロスの実験に成功。JAXAはIKAROSと表記しています。学生に先進技術に興味を持たせるため、イカロスの不思議を2011年の正月に掲載しました。IKAROSは今も宇宙を旅し、生きています。ウィキはイーカロス表記を使用していますが、私はイカロスを使います。
あかつきの技術も凄かった。色々な箇所が故障したのに、代替え機能を使い、3年前に再挑戦。計画の金星円周軌道と違いましたが、見事、金星の楕円周回軌道への投入に成功。まだ金星を調査中。あかつきとIKAROSは凄い技術です。はやぶさ1号、最近のはやぶさ2号と、JAXAの挑戦は成功し続けています。
IKAROSは宇宙帆船です。光エネルギーを集め回路を動かし、光子の力を利用し宇宙空間の旅をする漫画の世界の船です。一方、私は俗物です。苺やリンゴや梨や稲穂の被害に心が痛みます。こんなに凄い技術があるなら、台風に耐えられるビニールハウスを創れと言いたいし、大雨で崩れた太陽光発電が恨めしい。
高度な宇宙産業の技術や部品技術の信頼性を実証しても、その先進技術を何時何処に適用し、市民生活に役立たせるか分からない、私は阿保な市民です。金メダル政策に注力し、日本の電子機器産業が破綻し、社会補償費が増えたとさえ思えます。
『皆さんが学校で学んだイカロスはギリシャ神話の中の青年かも知れませんが、ニュースのイカロスは昨年5月、JAXAの種子島宇宙センターから打ち上げられた宇宙帆船。昨年11月に、金星上空約8万キロを通過し、通信圏外に出たため、今は制御できませんが、イカロスの実証実験は大成功でした。
今後は人工惑星として太陽の周りを回り続け、気楽な挑戦が続いています。なおイカロスは、金星衛星を目指した探査機、あかつきと一緒に打ち上げられました。あかつきは姿勢制御に失敗しましたが、6年後に金星衛星に再挑戦します。
イカロスの帆は僅か7.5ミクロンのポリイミドフィルム製。一辺が14メートルの巨大な正方形。皆さんの教室以上の大きさです。膜の重さは僅か、200g程度。膜は薄くて丈夫です。帆はどら焼きのように、小さくたたんでロケットに積みます。帆を破損せず、宇宙空間で広げます。部品は全て軽量が条件です。
この帆が生む光子の力で航行します。光子の力は1円玉の重力程度、極わずかな力。水の表面張力以下です。帆には、薄膜太陽電池が貼り付けられています。その発電能力で通信機や帆を動作させ、ハヤブサのイオンエンジンを搭載すれば、燃料を使わない、惑星間旅行も可能になったと実証されました。』
今日は前半だけの感想とコピーを貼り付けました。今日はここまでにします。