創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

合格点のゲット方法

2016-09-29 08:46:07 | 受験

 おはようございます。

 大学のシラバスのサンプルの話は一応終えて、自己推薦の容易な合格法に戻ります。でも受験生もこのサンプルシラバスの箇条書き説明だけはよく読んでください。知らない用語があるでしょう。故事成語のような言葉と一緒に先生に話を聞きましょう。親や祖父母にもです。意味も深く理解すれば、人生が豊かになります。役立つのは会社に勤めてからでしょうが、早いに越したことはありません。自然と豊かになるのです。

 面接試験で、大学の先生の質問に対して、このような言葉や用法で答えられると点数を稼げると考えてはいけません。入社試験でも危険。自己推薦書の記述にも、です。でも、日ごろから少しは使えるようになってください。生兵法は大けがのもとです。偏差値の低い、または平均値に近い生徒さんはコツコツと安直な道を歩くのを勧めます。その方が簡単だからです。

 4項目箇条書き手法で小論文を書けない、創設者のあり難い設立の言葉を読んでももっともらしく自分の言葉にできない、勉強する意義も良く分からない学生さんはどうしましょう。大学に行って、楽しくクラブ活動をして、最低線の勉強だけして、単位をもらい、大卒ブランドをゲットしたい人はどうしましょう。これが今の学生さんの普通かもしれません。

 高校生徒は3年間でそのような考え方を身に着けて卒業し、駅弁大學以下にかろうじて押し込まれ、4年間遊んで暮らしているのかも。哀れです。非正規社員に一直線、世の中を恨み、ますます劣化してゆくでしょう。

 だからこそワンランクアップで、実力以上の良い大学に自己推薦試験で合格しなければいけません。ただし合格しても頭は良くなっていません。4項目箇条書きをゆっくり練習し、頭は別に磨いてください。良い大学に行って、朱に染まれば赤くなる、良い友を得てください。その手法を説明します。この方法など、会社の仕事を5年経験すればできます。10年経験すれば簡単です。私は35年以上経験してきたため、簡単すぎて説明する気にもなりません。以下にエッセンスだけ、でも、できない先生が普通です。

 受験生が自ら、学校の先生や、当該の大学に行った先輩から志望大学の過去問を集めてください。本屋さんで買っても、図書室でコピーしても良いかも、5年分あれば十分すぎますが、2年分では足りません。せめて3年分はいるでしょう。その問題の回答、少なくとも直近の3年分の答えを覚えましょう。丸暗記。小学校の時の劇の会のセリフに比べたらヘノカッパでしょう。過去問の答えも分からない先生が居たらどうしましょう。それが普通の学校もあるかも。理事長に直訴しましょう。(笑)世の中には、簡単にできる人はいます。何とかしてくれるかも。

 貴方が3年分の問題と答えを暗記できたら、今年の問題は見えてくるでしょう。演繹すれば予想できるからです。そして今年の問題と答えを創ります。それを丸暗記し、試験に臨めばいいのです。試験会場では、与えられた問題から、大事なそして自分が好きな用語を見つけます。それから、用意した答えの文章の言葉と置き換えて答えと考えてしまうのです。置き換えるのは一語だけでもいいのです。以上が、問題が会場で与えられるケースの対応法です。スポーツ好きの阿保も、誰もができました。丸暗記だけですので得意なのでしょう。バカは。私には無理ですが。(笑)

 もし前もって問題が分かっているなら、今年の問題の答えを素直に書いてくればいいでしょう。でも3年分は練習してください。面接のためにです。そして将来のために。私が勧めるシラバスもよく読んで、面接試験の練習もしてください。

 人生はまだ長いのです。大学に合格してからの、楽しい大学生活の中で、地道に頭を磨きましょう。人間関係と、コミュニケーション能力も。良い友と仲良くしていれば、自然と貴方の人格も磨かれているでしょう。友は先生です。たとえ成績の悪い友でもです。バカの方がたちが良いものです。頭と性格は別です。

 今日はここまでにします。

 

 

 

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シラバスの中身

2016-09-27 04:27:27 | 講座

  おはようございます。

 サラリーマンの傍ら、20年ほど前から10年間、食文化を専門とする大学の学科で情報論を講義しました。二つとも半期、毎週それぞれ1時間半、15回の講義。何を教えても良いのが逆に困りました。おまけに、データベース演習、CG実習、統計解析実践などなど、実習テーマは他のカリキュラムにあったからノータッチでした。

 私の両方の講義ともに情報リタラシー中心が良いと思いました。大事だからです。私は文書情報データベース構築から運用までを教科書にまとめ、講義をしました。しかし、学生の食いつきが悪いように感じられました。私はふざけんぼ。教科書が真面目すぎたのでしょう。そこで新たに、就活の中でいろいろ学べる、多目的の教科書を創りました。食関係の一般企業に就職する学生さんが多かったため、直接メリットのある講義にしたわけです。日本語もコンピュータも会社も分かる、こんな欲張りの本を書き、学生の食いつきも良くしました。

 100名近くの学生が選択し、上手く行ったと思ったのですが、あに諮らんや、試験をしてみて効果があったのは10人ほどと判明。多くは単位をくれる企業人が講師と考えたようです。出席するだけ、講義を聞いていない、私語の多いクラスでした。なお、その教科書がリライトされ、新発売されました。元本は古本でも人気があったようです。

 講義下手な私は演習中心が適しています。教科書を演習目的に、企業レポートの書き方と商品企画の実践演習を中心にまた書き変えました。講義の人気は高かったようですが、学生のレポートは商品には使えない代物。仕事をなめさせるのはまずいと思いました。小論を教えるなら、こちらの教科書は要りません。どんな本でも小論にはいいわけです。大学の先生の真似事が退屈になり、会社の顧問や高等学校の下請け仕事を始めたのは、およそ10年前でした。

 以上は前置きです。テーマのシラバスは情報リタラシー論で行くか、情報リタラシー実践で行くかの2つの道があるでしょう。私は実践好き。今回も実践ベースで、リライトした本の内容を参考にして、仮想のシラバスを創りました。

 以下に表題名を列記します。興味があれば、ぜひ基になった本の購入を考えてください。念のために付言しますが、本は私の自費出版ですが、私のビジネスではありません。

創造性小論講義(毎週1回、1時間、半期15回を想定)

1.やるのは今でしょ(1回講義、1回演習) 

 まず夢を見る

 己を知るのは難儀

 求むる所第一義

 要求条件は、①優しさ②発想力③論理力④専門知識

 友を選ばば、①コミュニケーション力②バランス感覚③実践力④道徳性

2.何時でも何処でも勉強(2回講義)

 自分は社会の商品

 価値を高める

 社会はボーダーレス化

 随時随所楽しまざるなし

3.志望動機はオンリーワン(1回講義、4回演習)

 上手く書けたら良縁

 特徴は、①リーダー指向②論理力③実践力④忍耐力

 短所は、①お山の天下②理論倒れ③固定概念④優柔不断

4.訪問調査が要件(講義1回、演習3回)

 畳の上の水練、習うより慣れろ

5.テクニックを知る(講義1回、演習1回)

 守破離、まず真似

 栄養大学などの3年生に毎週一回講義するとし、半期の15回で計画しました。1時間半の講義とすると、30分程度の余裕はダジャレ、経験談、質問、雑談、出欠調査などに使えます。面白い講義にするには丁度良いかもしれません。でもこのシラバスは空理空論、だって実践したことはありません。(笑)

 今日はここまでにします。

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自己推薦試験のアンチョゴ

2016-09-24 07:27:50 | 講座

  おはようございます。

 さて一昨日の続きです。4項目の箇条書き、4セットできた段階です。これらに節の名前を、シラバスの節名として、つけたいわけです。少し考えたら、できるだろうと、いい加減に考えています。

 話は前後しますが、今年出版された本、何度も宣伝している20年近い前に書いた私の本のリライトですが、高校非常勤時代の相棒が惚れ込んで勝手にリライトした本があります。この本の説明をもとに説明します。昔、私の本はいつも中身が濃すぎたようです。この本もでした。大学の専門課程の教科書として書いたため、一般向けとしては難しいと言われていました。私はそうは思えませんでしたが。

 だから彼は、前半部分だけをまず1冊にまとめ直しました。中身と厚さを薄くして、分かり易く、絵を増やし、前半をリライトしました。この本が計画通りに売れたら、後半部分を下巻とし、彼は出版するでしょう。だから私もお手伝い。宣伝効果を狙い、このリライト本の説明を基に小論と創造性開発を説明したいと考えました。このように今考え始めたため、上手く行くかまだ分かりません。

 なお、元の本はおよそ20年前に出版。1200円でも売れませんでした。大学の教科書としてだけ売れたようです。市場情報論の教科書、企業人が伝授する完全就職ガイド、でした。でも最近、アマゾンで3000円で売られていました。品切れになっていたこともありました。古本で暴利はいけない。世のため、人のため、中高生と就活生向けに、1200円で、彼が分かり易く再編集しました。

 実は元本は売れず、1年で絶版、残念無念。出版社のソフトバンクは版権を放棄。本の廃棄処分に困り、私に100冊、ただでくれました。私はおよそ20年間、お土産代わりに人に差し上げてきました。流石に底をつき、補充のため、古本を買おうとしました。高い価格を知り、驚いたわけです。

 話を4項目箇条書きの説明に戻します。今回の最初の箇条書きと、二番目の箇条書きを再掲します。(1)①優しさ②発想力③論理力④専門知識、(2)①コミュニケーション能力②バランス感覚③実践力④道徳性です。リライト編集した鈴木さんによれば、これらは、昔私が創ったプレゼン資料の論旨だそうです。あなたの未来を考えるための準備、の狙いの基に書かれた、高校生向けのプレゼン資料の論旨です。本の第1章と、これらを見ると。1番目と2番目の箇条書きセットの内容のように私は感じてしまいます。私は4項目箇条書きだけで、会社の企画も、大学キャリアデザインの市場情報論も、高校の小論受験指導もしてきました。ブログの箇条書きセットと、プレゼン資料と、本の内容が同一路線になるのは当然かもしれません。

 3番目の箇条書きと4番目の箇条書きセット、それらは(3)①リーダー指向②論理力③実践力④忍耐力と、(4)①お山の天下②理論倒れ③固定概念④優柔不断、です。リライト版の第2章を読み、自分を売り込むノウハウを学ぼうの狙いの基に書かれた、高校生向けのプレゼン資料を併せて読めば、意味が深く分かってくるそうです。私もそう言われ、今回改めて読むと、本の2章とこちらのプレゼン資料は、3番目と4番目の箇条書きセットを説明しているように思えてきました。

 プレゼンの作成時点は5年ほど前、本の作成は20年ほど前、4つの4項目箇条書きセットの作成は1週間ほど前、3つとも作った日は大違いです。鈴木さんによれば、これら3つは同じ論旨であり、それぞれが互いに、それぞれの説明不足を補っているそうです。作成者が同じだから、おまけに作者は頭の固い人、論旨が同じなのでしょう。加えて、私は、3つの資料の内容はあたり前のこと、自明のことのように感じていました。この2点が3つの説明が説明不足になった理由でしょう。

 もっとも私の本の説明はいつも編集者に短すぎると言われていました。短気だからですが、教科書は足りない説明を講義の場できます。足りないのはかえって勉強になるくらいです。問題は全くありませんでした。

 仮想のシラバスに関する、具体的な節名称まで説明は届きませんでした。今日はここまでにします。

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創造性小論講座

2016-09-22 04:10:00 | 講座

おはようございます。

 前回の記事、一昨日の記事ですが、そこから箇条書きを切り出して並べてみました。半年ほど前に同じように箇条書きを切り出して並べた記事を書いたはず。このブログの記事を検索すれば確認できるはず。

 でも私はいい加減な発想と創造性だけの男、たまたま切り出したのですが、自分でも驚き桃の木山椒の木。何と私の創造性と小論の考え方が表れていたからです。意図していなかった結果に驚いたわけです。

①優しさ②発想力③論理力④専門知識

①コミュニケーション能力②バランス感覚③実践力④道徳性

①リーダー指向②論理力③実践力④忍耐力

①お山の天下②理論倒れ③固定概念④優柔不断

 まず、上から3つが肯定的な話、最後の一つが否定的な項目です。このように4条件を考えると言うのが私の創造性の手法です。まだしていないのは、4組の名詞の集合のそれぞれの代表ラベル名です。全体の名詞は今日のタイトル名、創造性小論講座と仮置きします。

 すると4項目はシラバスの説明の節の名前として付けるのが面白そうだと今思いました。だからブログを書くのは辞められません。私の方が皆さんより新しい情報や知識を得られているはずだからです。節の名前はゆっくりと、朝ごはんを用意し食べ、片づけて、犬を散歩させてから考えてみます。

 とりあえず、しばらくここまでにします。もったいないからです。

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評価者を見る

2016-09-20 06:45:57 | 受験

 おはようございます。

 いよいよこのブログの中心テーマに差し掛かりました。人をどのように見て貴方も先生も他人を評価するか、です。小学校の先生に対する好き嫌いから始まって、中高の付き合うべき友達、はたまた良いレジの人、また人生の伴侶など、他人への評価如何で人生が決まります。選択の繰り返しが人生なのです。気が付かないかもしれませんが、選択の繰り返しを毎日しているのです。死ぬまででしょう。

 さて、専門家に求められる能力は、医者だろうとシステム屋であろうと、大学の先生だろうと以下の4つの名詞言葉に集約されると思っています。中村師匠の教えです。私の教えにもなりました。①優しさ②発想力③論理力④専門知識です。これらを意識している先生と巡り合えたら人生は楽しくなります。でもそのように理解している先生など高校や大学には生息していないのが普通です。期待しすぎてはいけません。

 さて面接やパンフレットやホームページで、志望大学の先生のこれら4条件の満足度合いを読めるでしょうか。無理ですね。これらは自分に求める能力であって、他人を外から見て分かるのは50か60になってからでしょう。普通、先生と言う職業人は人生経験が偏っています。発展途上人ばかりを叱って生きてきた職業人です。ですから自分に甘く人には辛いのです。だからダメな教育になる人が多いのです。期待しすぎてはいけません。

 私はやっと70になって、何とか分かるように感じています。それにも顔を見て3分話すと言う条件は必要です。面接官の立場です。被面接者として面接官を判断することは今でも無理です。天才なら別でしょうが。だからもう試験はうけたくありません。人生一度も被面接者の経験を実は私はしていません。(笑)

 素敵な先生の条件は以前このブログでも言いました。それを名詞で表現すると①コミュニケーション能力②バランス感覚③実践力④道徳性になるでしょう。これらなら、少しでも相対で話してみたら、他人の個性として、ある程度は判断できると言うこと。皆さんもそのように考えて毎日学校で先生方とお付き合いして、面接で役立つこの能力を磨いてみたら如何でしょう。

 ここまでは相手だけの話です。実は、むしろ自分の特徴をどう考えるかが一番大事です。面接でも人生でも、です。自分の過去の努力した履歴を認識しろと言うことです。その特徴を名詞一言の4語で表現すると、①リーダー指向②論理力③実践力④忍耐力になると私は考えています。しかし特長は欠点にもなります。あなたが特徴を下手に表現すると、面接官は、①お山の天下②理論倒れ③固定概念④優柔不断と判断するかもしれません。誤解されないためには、コミュニケーション力が一番大事になります。

 今日はここまでにします。

 

 

 

 

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受験大学の評価法

2016-09-17 04:01:10 | 受験

 おはようございます。

 AO試験や自己推薦系の試験では、志望理由書と自己推薦書に似た簡単な書類を書くのが普通です。これらを、指定の推薦書や卒業見込み書や成績証明書など、学校が用意してくれる書類と一緒に提出することになります。全体を願書と言うのでは。大学のオープンスクールなどへの参加が受験資格条件の大学もあります。そうでなくても、見学会には必ず1度は参加しましょう。

 見るべきは建物や食堂の料理や部活状況ではありません。大学担当者が案内してくれる研究室や実験設備ではありません。それらは特別に綺麗にされているのが常。見るべきは、廊下のポスター掲示などの情報でもありません。研究室で、教授や准教授が説明しているかが大事な評価点です。もちろん大学のブランドも大事です。就職や結婚に響くからです。でも、ブランドや偏差値以上に、希望する学部や学科の教授や准教授の人柄と専門性が大事なのです。

 国立大学や有名私立のホームページには、先生方の紹介があるでしょう。シラバスも読めるかも。パンフレットには必要な単位や、獲得できる資格が分かりやすく紹介されているでしょう。これらを良く読み、気に入った先生のいる大学や学部や学科を優先し、見学し、話を聞いて、志望を決めるのが大事です。これが、私が勧める大学選択の方法です。煌びやかな、うたい文句や箱物など、ほとんど価値を認めないのが私流です。

 これらは国立大学や有名私立大学で言える話です。インチキまがいの経営難の大学もあります。人集め用のパンダのような有名先生もいますし、立派なホームページやパンフレットがあります。高校生が騙されて、無理もありません。さてどうするか、です。理系なら簡単です。まず、複数の数学と理科の先生に質問し、次に両親や祖父母に、理系大学の評価を聞いてください。知り合いに技術者や研究者の大人がいれば話を聞くと良いでしょう。一方文系は大変です。結局は受ける人の好みで決めることになるでしょう。自分を知り、良くパンフレットを読んでください。

 ここまでは、学校の先生の誰もが言っていることかもしれません。ここからが私流の話です。書類審査に合格し、次に小論に合格すると、面接に進むでしょう。厳しい面接をする大学を評価すべきです。学校の先輩に、面接で落ちた人がいたらグッドな学部である確率は高いはず。部活の先輩に受験した人がいるかもしれません。留年した人もいたらなおグッド。不真面目な人でない人が、留年していたら良い大学かもしれません。その人に話を聞いて、受験対策をしてください。

 そして評価の仕上げです。面接試験会場で相手の大学と学部と学科を受験生が評価してください。入学試験の合否は試験官との相性はあまり関係しないでしょう。面接官の能力が受験生の合否に影響します。試験官の能力はその大学の実力を示しています。または貴方の努力不足なのです。落第したら勉強すれば良いのです。

 先生方に対する貴方の評価法の説明は難しいので後日にします。今日はここまでにします。

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記憶の不思議

2016-09-15 06:56:35 | Weblog

 おはようございます。

 さて、トリッキーな小論合格の手法を説明するのはまだ先のことです。その前に、基本から。まず記憶に関する私の感覚を聞いてください。私は子供の時から暗記は苦手でした。人の名前はなかなか覚えられません。年号も、地名も。だから社会は苦手。ロシア文学も。古文の文法も。数学の法則名もなかなか覚えられませんでした。でも、人の顔は良く覚えられます。会ったことがある人か、ない人かなど。風景もです。女性的な能力が優れていると友人から言われたこともあります。

 私は高校生を教えてみて、記憶力は私よりはるかに優れていると思いました。ただし、応用力と言うものは押しなべてあまり感じられませんでした。こじつけのような悪口や腐しなら良く頭が回るものだと工業科の生徒さんから教えてもらいました。スポーツコースの生徒さんは反論は言いませんでしたが、心の中では反論など湧いていた人も多かったのかもしれません。ただし、彼らは口に出さない習慣があるせいか、黙っているだけでした。彼らの頭の中は工業科と変わらなかったのでしょうが、私の気持ちよさは全く違いました。会いたくもない人と、また会ってみたい人の違いになっています。もし会社だったら、成果や成長に直結してしまう違いがありました。

 記憶力の良い人は人の言葉にできるだけ従った方が良いのかもしれません。応用力は劣っている人を、教育して応用力を伸ばそうと私はしていたようです。私は応用力に特徴があり、それが若い人の普遍的な能力だろう、年寄りは頭が固い奴が多い、校長も教頭も理事長も主任もです。そんな人にならないために、記憶力はもう伸ばさなくていいから、システムの要求や弱者の要求にこたえられる応用力を伸ばしてあげたいと思っていました。

 今考えると、それが間違った考え方のように思えます。欠点である応用力欠如対策ではなく、長所である記憶力活用教育を小論でしてあげたら良かったのかもしれません。スポーツコースは勉強が苦手。記憶力だけで高校まで生きてきたように思える人が多かったように思えます。上手く行った人は記憶力をまず強化し、応用力の育成に進んだ人だったように思えてきました。週一の小論だけでできるように思えます。自習でもです。

 今日はここまでにします。

 

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平均値の外側

2016-09-13 04:36:20 | 小論文

 おはようございます。

 最近掲載した4つの記事では自己推薦の標準的な小論の技法を説明しています。これらは平均的な成績の受験生に有用な手法です。普通が良いか、多いかは分かりませんが、真ん中あたりの偏差値の受験生にきっと役立ちます。しかし、私が実際に高校で教えた生徒さんについていえば、効果があったのはスポーツコースの生徒さんでした。できる人もできない人も、効果がありました。

 だめだったのは、工業科の生徒さんでした。話を聞いてくれなかったのです。これも不思議。私は情報系の企業二つでいろいろな業務を経験し、実践した具体的な話をしたのにです。高校入学時、スポーツコース生に比べて、良い偏差値のはずでした。でも、顔つきも変。何でも反論してきました。頭は回るのです。私は何十年も会社で指導管理をしていました。顔つきや態度に、その人の人生観がにじみ出ているのがある程度分かります。採用担当責任者は皆さん良く分かります。だから、良い印象を持たれる態度や話し方が大事だと言いました。すると、先生は人を外見で判断するのですね、と私は言われました。嫌味や反論は上手いのです。

 私語が多いクラスでした。君、私語を止めてください、とある人を指さして言ったら、君とは失礼な、私も貴方を君と呼ぶ、と言われてしまいました。中学時代に成績が良かったような人が多いクラスだったはず、工業科でしたから卒業し就職を目指す人も多いのに、私の小論指導は不可能でした。教えられたとおりにしないから、無理。各自に記入用紙を配り、4項目書けと言ったら、大きな文字で、分からない、とだけ書いた人もいたのです。

 ここで自己弁護。スポーツコースのスポーツ実技が卓越していない人も、多くは就職を選んでいました。彼ら彼女らはすぐに良い志望動機や自己推薦書を書けるようになりました。毎週1回の1学期で。だから、私のやり方が不味いのではなく、工業科の生徒さんと相性が悪かったのです。不思議でしたとしておきますが、いつか演繹したいと思っています。意趣返し、仕返しのために。サラリーマンは怖いと教えてあげるため。

 一方、スポーツコースの生徒さんは楽でした。小中高と勉強は得意ではなかったような人も、最初は一文字と自分の名前しか書けない人さえも、何度か添削するうちに4項目を書くようになりました。1行の1項目でも書いてくれたら添削し、評価を書き込めます。進歩し始め、書ける行数は次第に増えてゆきます。誰もが4行を書けるようになるのは1か月程度でした。ですから4回で、書けるのです。皆さん、マスターしようと一生懸命でした。

 でも小論上達はそんなには甘くありません。しようとすることとできることは違います。4項目が書けても、それを小論になかなかまとめられません。私が添削しても私すらできないほどのバラバラな論旨。それが会社でも私でも普通の状態なのです。だからこそ、文章で書くより、箇条書きで書くのは楽だと言いたいのです。誰でもできる報告の方法なのです。コミュニケーション力向上の手法です。

 毎週1時間1学期だけで、小論をおしえ、小論としてまともな文章を書けなかった人も、慎重に考えらるようになったようです。上達レベルは人によってそれぞれでも、皆さん頭が良くなったと言えると思えました。会社に役立ちそうな人に見えていたと言うこと。しかし、難関大学の入試に合格するためには、まだまだ。スポーツコースの大多数はそのレベルは書けません。

 私は自己推薦試験で、まだまだの人を早稲田や青山や法政などに押し込み、そこを卒業できる地力を育むことはできたと言いきりたい。これは現実なのです。すなわち、小論を教えると頭が良くなり、勉学への気力を維持できます。高校在学時に、勉強と部活を両立させようとする努力の条件がありますが。注意すべきは、小論を学んだからと言って、すぐに有名大学入試合格の可能性が増す訳ではないと言うことです。

 成績がイマイチの、でも努力できる生徒さんを、有名大学に合格させる上手い手法が先生に必要なのです。手はあります。でもかなりトリッキーのよう。今書くと大学に対策されるかもしれません。いつかその手を説明したいと思っていますが、まずは先生方に考えて頂きたいので、ここまでにします。

 

 

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自己推薦系の小論

2016-09-09 04:07:52 | 小論文

 おはようございます。

 自己推薦系やAO入試の小論文にはいろいろなタイプがあります。試験の条件を学校案内でよく読めば、どのようなタイプの試験か分かるでしょう。でも、課題文を読んで、概要を指定文字数内でまとめることが基本です。国語のテストで皆さんもしている、要約をまとめる問題と同じです。国語が得意な生徒さんなら、基本はマスターできています。得意でない生徒さんも小論を勉強すると国語の点数がよくなります。

 他のタイプの試験法でも簡単にアレンジし対応できます。試験はあわてないことが大事。自信をもって問題に取り組めば自己推薦やAOは簡単な試験だと私は考えています。課題文の代わりに、統計グラフなどが与えられ、そのデータの読み方を問われる大学もあるでしょう。難関私立に多いようです。この試験に対応する勉強は高校の国語ではしていないかもしれません。一般社会や理科の科目でグラフやデータや情報の読み方を習っているはずです。情報教科で要求仕様を勉強できた学生さんなら、図表の読み方は練習できているでしょう。図表は間違えにくい情報の表現法です。課題文で問題が与えられる場合より、図表の方が簡単だと思ったらいいのです。

 図表がある問題の小論なら、図表の余白に気が付いた変化の特徴を書きこんでください。4項目をメモすると良いでしょう。気が付いた図表の性質を、各項目に名詞1単語でも結構ですから、4項目メモすればいいわけです。その単語やメモから、論旨を考えつつ、目的語先頭の簡単な1文を創ります。4単語あれば4項目を書きだせると言うこと。それらをそれぞれ、要求されている文字数を各項目に割り当てた文字数でそれぞれ説明します。各項目についてここに考えられるから簡単です。

 課題文は与えられず、先生が講義を1時間程度する大学もあるでしょう。まず先生が書いている板書を自分のノートに写し、先生の話言葉をメモすることになります。このタイプの試験は高校時代真面目にノートを取っていた生徒さんなら得意のはずです。大学は真面目な応募者を合格させて、授業を不真面目に聞いているタイプを落第させたいのです。当然です。そこを見られる良い試験法です。

 話す講義の内容は、受ける学科の募集要項に書いてある内容に整合しています。万が一、整合していなければ、そのような大学は合格しても進学してはいけません。生徒が集まれば良しとする、経営状況に問題がある大学が最近増えたようです。易しい試験は危険です。受験者数の多い、難問の過去問がある大学を優先し進学を決めると安全かもしれません。合格する可能性は減少しますが、少しでも小論を練習すれば大丈夫。皆さんあまり小論の手法を勉強していないから。

 今日はここまでにします。

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大学のレポートは簡単

2016-09-07 07:13:19 | 小論文

 おはようございます。

 さて、箱根の記事の一覧から4つの記事をいい加減に選ぶ段階です。①箱根湯治の最終章②箱根の客層は華人か③寄木細工のお店を発見④早雲公園と墓所⑤箱根湯本散策⑥子供も学べる資料館⑦御もてなしの心⑧箱根のイメージ⑨箱根湯本へ一直線だけです。まず一つ⑥を選ぶとしましょう。さらに関連ありそうな題名を3つ、②③④が面白そうですので選ぶとしましょう。⑥の200文字程度のまとめの中に②③④の一文または名詞をほんの少し取り込むだけです。出来上がったまとめは評価の一部に関係するだけ、大事なのはメタ情報、この文の外側にあります。以下に説明しています。

 大学ゼミでレポートを書くなら、担当教授に評価されなければいけません。すなわち目的語は陽に書かれていませんが、ゼミの教授なのです。彼の日ごろの研究や指導を取り込むか、整合させると良い評価を貰えるし、反対している論旨ならまず評価されません。同僚の先生やドクターコースの生徒さんなら、異論も時には面白い話ですが、それでも反対論は稀だから良いのです。いつも反対の意見を述べていたら良いポストは紹介してもらえません。

 AO入試や自己推薦試験では評価者は分かりません。しかし、自己推薦やAOは募集要項がはっきりしています。すなわちそのような学生を望んでいる先生が一人いると仮定すればいいのです。その先生は昔の学校設立者の先生の生まれ変わりだとしましょう。そうすれば書くべきことは簡単に分かるでしょう。創業の理念とその創業者の概説をウィキや学校紹介で読めば良いのです。望まれている学生はそれこそ募集要項の最初に書かれているでしょう。その募集要綱に応じた貴方はピッタリの人であるはずです。空気を読むのではありません。学校案内と募集要項を覚えるまで読めということです。体育を重視している学校に知力を売り込むのは大変です。精神力を売り込めば良いのです。

 だから、課題の文章化、建前ではここが大事な評価対象ですが、誤字脱字をなくす、分からない漢字は平仮名で書く、制限字数を守る、変な略語やカタカナ用語は使わない、などなど小学校で習ったような日本語文の書き方を守りさえすれば合格するでしょう。以上のように、大学のレポートや学部の論文など屁みたいな課題です。

 今日はここまでにします。

 

 

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