創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

会社の社長も考慮

2009-04-28 07:01:34 | 学習
おはようございます。

 今は受験に合格し、万事が上手く行っているように見えても、誰もがいつか誤って、失敗します。自分の目標を見失うかもしれません。失敗したらどうしましょう。シャープやパナソニックの今期の決算から学べることはたくさんあります。実はあまり恐れることはありません。

 高い目標がないまま失敗すると、他人に迎合し、付和雷同、するか、他人に興味をなくすかの何れかになります。何れも新しい挑戦は不可能です。決定的に躓けば、ニートや引き篭もりになりかねません。仕事も、価値観を共有していない、自分を含め、お互いの長所や能力を認識できていない構成員のチームは絶対に目標を達成できません。お互いが尊敬しあわないと本当のチームワークは生まれません。今は真理が変わる、だけが真理の時代です。明確な役割分担はポテンヒットが増えることになるかもしれません。運動部員ならよくお分かりでしょう。

 サラリーマンになっても、失敗はつき物です。嫌な上司は普通です。義理と人情で責任を取らざるを得ないこともあるでしょう。そのときはどうしましょう。大丈夫です。3年間、真面目に会社に勤めていれば、起業をしてください。実績があれば、信用と人間関係があります。真面目に会社を経営すれば、成功確率は極めて高いはずです。そのためにも兎に角3年間頑張ってください。今から準備すれば、6年後には会社を起こせるわけです。

 今は、やる気と20万円と1ヶ月の猶予があれば、誰もが株式会社の社長になれます。学生も、資本金ゼロで株式会社を設立できます。自分は特徴も強みもないと考えている学生は、起業を真面目に考えることが良いかもしれません。起業した経験を志望理由書と自己PR文と履歴書に記載すれば、資格以上に強烈です。社長経験を書けば、資格よりも目立ちます。3年間、会社を維持できれば実績となり、難関企業に合格します。事業に失敗しても就職に役立ちます。

 余談ですが、私は自分の子供への義務は果たしたと自己満足していますが、子育てに成功したと思っていません。今、私に赤ちゃんが生まれたらもっと上手に育てられたものを、もっと素晴らしい人間を育てられる、と毎日反省しています。人は課題を認識し、成果を厳しく自己反省するから、成長できます。自己満足はその瞬間で終わり、深く長く反省すれば、成長します。人は、我、日に我が身を三省す、三省堂が大事です。私の興味の対象年齢層が次第に下がってくるのは、このため。改善案の実効性を見たいため、と思っています。単に定年退職者の我侭です。

今日はここまでにします。
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自分を褒める

2009-04-26 14:59:03 | 学習
こんにちは。

 貴方が会社に勤めただけでは、会社は貴方を戦力とは考えていないかも知れません。むしろ、新兵は部隊の足を引っ張る方が多いかも。そう考えていない部隊長の兵隊さん達は大変です。歩兵のように取られるから価値があると思われ、捨て駒にされるかもしれません。それでは人は成長しません。

 歩は頑張って一歩ずつ敵陣まで進まなければと金にはなれません。それが良く分かっている管理者とフレッシュマンが出会えたら幸せです。でも、あれこれ言う管理者でも、角を矯めて牛を殺す、になるのが落ちです。管理者は非常に難しい職業だと、フレッシュマンも理解してあげるのが必要かもしれません。学習や人の成長は教えられて実現できるものではありません。人に教えられてするのでは強制です。強制はためになりません。自習しか成長の手段はありません。

 新入社員が最初に与えられた仕事や業務をしばらく、理想的には3年間、続けて担当しなければ、成長できません。与えられた課題に対し、自分でやり方を考えて、実行し、結果を評価しなければ成長できないからです。逆に言えば、教えてもらうだけでは成長できないし、戦力になりません。

 与えられた業務を続けるには、仕事は人生の目的でなく、単に生活の手段と考え、今の環境を、痘痕も笑窪、と見なして、満足しても結構です。担当した業務について、日々、課題を考え、3年続けて取り組んでいれば、プロになれます。担当業務は次第に人生の目標に近づき、継続は力なり、となるでしょう。とは言うものの、継続は簡単なことではありません。継続するのは決意と努力が必要です。

 したことを誉められていると、子供はそれを得意と信じてしまいます。そしてそれを好きになり、継続でき、すぐに上達します。小さいほど有利です。宮里さんや横峯さんのように、努力を楽しんだ結果プロになるのが理想かもしれません。私のような怠け者の凡人は好きなことしか続けられません。好きなことなら少々の難題に挑戦し続けられます。3年間続けられたら、本当の力を付けられます。ますます、努力が好きになり、フリータやニートにはなれません。

 勉強や仕事と関係ない目標であっても、目標があれば、集中力も湧いてきて、他の課題に効能があります。彼女が好きになれば、勉強が手につかない、と言い訳してはいけません。彼女が出来たから、努力できるのも事実です。万事功罪合い半ば、です。功の割合を高めるためには、高い目標が役立ちます。もちろん、高い目標の逆効果もあります。高い目標があると、主義主張があり、周囲と衝突します。目上の人と衝突するかもしれません。逆に、高い目標がある人は友人と価値観を共有して、理解し合え、意気投合でき、親友ができます。お互いが長所を認め合い、たくさん会話し、認め合い、努力を継続できます。

 努力を継続する簡易法があります。これがお奨めです。兎に角、自分を褒めること。何をやっても、よく出来た、素晴らしい、と自分を煽てたら、自然と満足できます。そして継続できるでしょう。

今日はここまでにします。
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文武両道、企業人への道

2009-04-23 08:16:44 | 学習
おはようございます。

 文武両道と言えば、開成学園のペンと剣のマークを思い出します。軍国主義の昔はさておき、今の時代、一般に、学生が知識だけでなく、スポーツを通じて人間性すなわち心と身体を磨くべきという、意味を一言で表現するため、先生は文武両道が大切とアドバイスしているのでしょう。健康な身体に健全な精神が宿るのは理想です。でも、なかなかの難問です。一方、私は教育者ではありません。先生の真似事をしている、根っからの企業人です。プラグマティズム、システムおたくです。私の意味は少し違います。文武両道は、一流の企業人になるための、安直な経済的な、高い効率の最適解、であると捉えています。私の話は、泥臭い、生臭い話です。

 サラリーマン、会社員、管理職者、経営者、自営業の人など、私は企業人とまとめています。光陰矢のごとし、邯鄲の夢。フレッシュマンもあっという間に大学を卒業。公務員と教師とフリータと失業者以外の、ほとんどの人がところてん式に企業人になるのかも。しかし、サラリーマンは気楽な稼業ではありません。植木等の歌のように、タイムレコーダがちゃんと押せばどうにかなる、ものではありません。第一、今日、タイムレコーダなる代物は大学にも大企業にもまずありません。少なくとも私が勤めた2社のどの事業所にもありませんでした。今は、裁量労働制の大学や大企業が普通かもしれません。

 裁量労働制とは、労働時間は労働者が自分で決める、目標と成果は労働者と管理者が打ち合わせて決める、ということ。社員が会社に居る時間は1分でも構いません。ただし、上司と相談して決めた目標は100%達成しなければいけません。出来なければ、家で徹夜してでも完成させなければいけません。大変な責任があり、大変な仕組みです。私は好きではありませんでした。

 パソコンで出勤時間と退勤時間を社員各自が自分のワークステーションやパソコン端末から入力する会社もあります。裁量労働制や労働時間を自分で入力するなら、いくらでも不正できると思えるかもしれません。でも怖いことに、コンピュータが管理しています。人間はあてにできる部分と、できない部分があることを経営者や管理者は良く知っているからしっかり管理しています。出社時間や作業時間がコンピュータ記録に残っているかもしれません。不正が見つかれば、言い訳は許されず、減俸か首。自分だけではありません。課長、部長、また大問題が起きれば、重役や社長にまで責任が及びます。

今日はここまでにします。
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先手必勝、攻めるに如かず

2009-04-15 07:31:44 | 学習
おはようございます。

 またか、と思われるかもしれませんが、私は何事も先手必勝と考えています。最初が肝心というわけです。これがフレッシュマンに向けてブログを書いている理由でもあります。特に、弱者は、先手必勝、攻めるに如かず、と考えています。今は不況であり、買い手市場の時代です。売り手である就職志望者は弱者と考えるべきでしょう。ですから、就職活動の開始は早いほどベターとアドバイスしています。

 皆さんもお分りのことと思いますが、本年度、就職活動の開始時期が例年より1ヶ月程度早まりました。企業側は経済の回復状況を眺めつつ、採用人数を決めたいと考えているため、多分、終了は1ヶ月ほど遅くなるでしょう。6月まで、大企業もずれ込むところが増えると私は予想しています。それなのに何故、私は早く始めて欲しいと言っているのでしょう。お奨めしている、早める程度は1ヶ月、2ヶ月の話ではありません。大学の入学試験合格から、オリエンテーションまたはシラバスを手にする間に、将来進むべき業種や職種を決めなければいけない、とアドバイスしています。すなわち、将来従事するであろう、または従事したい仕事を3年近く早く決めましょう、となります。

 今年の4年生はいわゆるゆとり教育世代でしょう。40年ほど前に富士通高等専門学校講師を経験し、インターシップ支援業務をシャープと定年退職後にして、20年近く前からある大学で10年間、非常勤講師をしてきました。シャープでは採用面接も担当しました。学生気質の世代間の違いは明確に存在し、毎年、今年の特徴に非常に興味がありました。このため、普通より今年の大学生気質を認識できている、と自負しています。昨年の3年生、すなわち今年の4年生は、5年前の生徒さんと考え方が大きく違っているのかも知れません。

 今年の大学フレッシュマンはゆとり教育世代でしょう。ゆとり世代と言われる世代が、ゆとりがない就職活動をしているのですから皮肉です。今、私のブログが想定している読者はゆとり教育世代です。私の推測では、フレッシュマンは今年の就職活動生と同じ傾向があるでしょう。1年生が先輩達の就職活動に興味を持てば、自分の3年後の考え方を予想しやすいのではないでしょうか。

今日はここまでにします。

追記:余談ですが、私は社内教育、高専、大学からはじまり、今は高校で教えています。そして、今年から、年金生活者に相応しい新しい挑戦をはじめます。それは、今の仕事の延長線から、まず義務教育の生徒の教育です。鉄は熱いうちに打て、発達心理学の教えからも、教育は保育園や幼稚園や小学校の時が非常に大切なのは間違いありません。この分野の人と話をしてみたいと思っています。お願い致します。さらに、社員の個性を生かした管理などに、日ごろ悩んでいる企業人とお話させていただけるなら、ぜひメールかコメントをお願い致します。
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時間と納期が一番大事

2009-04-11 08:07:16 | 学習
おはようございます。

 時間厳守、納期厳守が一番大事とビジネスマンなら分かっていること、当たり前のことを言うな、と笑われるかもしれません。どんなに良い特許も競争相手より1分でも遅れたらパー。見積もり期限に遅れたら、土俵にも上がれません。時間厳守と言えば、高校生や大学生ですら、いえ、小学生も分かっているルール。でも、分かっていることと実践できていることは別問題です。大型システムの大問題も保育園や幼稚園で教えられたルールや規律を実践できていたら起きなかったことが多いのかもしれません。

 成績の良い営業マンは特に時間に厳しい、が私の記憶です。訪問企業近くに早めに行って、喫茶店で時間を潰すのが彼らの常識。ビジネス書は、相手の居室や建物を訪問するなら、約束時間の5分前から、10分過ぎまでにドアーをノックする、と、書かれているかも。私も基本は理解しているつもりですが、大学の先生を訪問するなら、5分前からジャストの間に、部屋のドアーをノックしました。会社の担当者なら、早く行き、約束時間までソファーや喫茶店で待っていました。営業との駅の改札口の待ち合わせなら、20分前に行き、相手を待ちました。若かったとき、売り上げ成績の良い営業マンを見て、私はマネをするようになり、習慣にしました。

 お客様が早く来ても、待たせない会社は売り上げ好調です。何故、私はぴったりに訪問するのでしょう。ここで少し考えてください。ジャストに訪問し、待たせる時間で相手の会社を判断できる、と思っているからです。他社の重役を訪問すると、秘書さんがまず応対してくれるのが普通です。お茶かコーヒーが出て、10分程度待たせる会社はやや官僚的、事例重視でしょう。新規事業で手を結ぶべき相手ではない、と思っていました。それで困ったことはありません。

 最近、インターネットや携帯電話の問い合わせは、0120の無料専用電話にお客様が電話するシステムが増えました。年寄りはこれが困ります。聞きたいことや契約内容変更の依頼のため、電話してもお話中ばかり。コンピュータの音声案内が1番を押せとか、2番を押せとか言う相談窓口も増えました。何度押しても認識できず、最後にコンピュータが諦めたのか、交換台に繋ぐといい、やっと繋がった、と思ったら、6時なのに既に業務終了。明日、電話しろ、とはこれいかに。二度と商品を買わないぞ、と思うことが度々です。

 お客様の電話を待たせないのは常識ですが、お客様相談窓口が待たせるのでは最悪でしょう。直ぐに電話に出るだけでお客様を不愉快にしません。お客様の口調や文言が優しくなるでしょう。従って、商品に添付されている、説明書に記載された無料のお客様相談窓口に電話をすると、良い会社かどうかわかります。会社訪問の依頼をしよう、先輩を訪問しよう、と電話を会社にしても良く分かります。電話を受けてくれた人に伝言をお願いしたのに、他部門の電話番号を教え、架け直しを要求されたら、たらい回しが好きな会社と思って間違いありません。学校も会社も将来性はありません。小さな問題が発生しても、受け答えを誤って、大問題にしてしまう恐れがあり、危機管理が弱点の危険な会社ですので、受験するのは問題です。電話口の人が紋きり形で答える会社も減点です。

 伸びる会社はこちらの電話番号を質問し、責任者や担当者がすぐに電話をしてきます。お客様窓口が美しい日本語で礼儀正しく対応してくれます。このような会社は社員教育が徹底しているため、就職候補にしなければいけません。逆に皆さんも電話の対応に注意してください。特に、会社訪問の約束時間に遅れては絶対にいけません。

今日はここまでにします。
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言葉は心の現れ

2009-04-10 08:06:04 | 学習
おはようございます。

 私が専門にしていた情報技術市場に限らず、どんな分野だろうと、真のプロは仕事に誇りを持っている、と思っています。プロは自分に誇りがありますが、お客様やユーザーの言葉の大切さを十分過ぎるほどに認識しています。お客様の気持ちを大切にしたい心は半端ではないからです。一言一句、間違えないように、お客様の戯言かもしれない言葉を手帳にメモしようとしているプロが多いのではないでしょうか。江戸時代のような職人肌の親方はさておき、真のプロは非常に腰が低いのが一般的かもしれません。余談ですが、小学1年生でも、メモする子供を最近見かけました。その将来は期待できるでしょう。一方、大学も、きつく言われなければノートを取らないのが現代の常識かもしれません。嘆かわしいし、日本の将来は暗いかも。そのような人に遭遇するたび、暗澹たる気持ちになっています。

 この人があの有名な会社の社長だったのか、お金の勘定が好きと言われている、やり手の社長さんと思えない、の印象が度々ありました。超有名、格上企業の重役ですらほとんど、商談で訪れた若造の私に丁寧に応対してくれるものでした。実るほど頭を下げる稲穂かな、と成功人は腰が低いのが普通です。逆に、儲かっていそうにない中小企業の社長さんはEクラスのベンツに乗り、ふんぞり返り、偉そうにしている、の印象があります。現実に、不況にかかわらず、儲かっている近所の小企業の2代目社長は極めて腰の低い人、です。

 大企業の重役室は各社の考え方が現れているように思っています。普通、最上階にあり、ふかふかの絨毯、薄暗い廊下、綺麗な秘書さんまでは定番です。学生さんが企業訪問で重役室コーナーに案内されたら、合格は間違いないでしょう。重役を訪ねられたら、合格しやすい、と言うことかもしれません。

 若かった昔、大学のオープン研究室見学会に度々ゆきました。百聞は一見に如かず、分からない難しい研究テーマを見ておくことが勉強になる、からです。何時役立つかは分かりませんが。当時、私は学生に毛の生えた程度。それでも、総長の次の立場の、大プロジェクトのリーダーの先生が、面識はない初めての外部の若造に丁寧な言葉で対応してくれました。時代が違うと言わないでください。時代ではありません。定年退職するつい最近まで、私は色々な大学の研究室見学会に参加していました。多くの研究者が技術と研究テーマの説明を、丁寧な敬語を使ってしてくれました。大学の先生方に時代の変化を感じていません。

 違った印象の話もあります。パソコンの商品企画の責任者だったとき、営業の応援で、義務教育の学校に度々説明に行きました。コンピュータが得意という若い先生は私達に、人生の先生のような口ぶりで、質問してきました。その学校は教頭先生も同じような口ぶり。そのとき、ふと、義務教育や高校の先生は偉そうにしている人が多いと感じました。しかし、別の学校を訪れたら、校長先生は、企業人が良くいらっしゃいました、と待っていてくれて、教頭先生を紹介し、最終的に、担当の若い先生だけが応対してくれました。説明が極めて丁寧。見学先の教室の生徒さんも熱心でした。本当に、今でも不思議です。

 私の人生の先生、中村洋四郎元富士通取締役、システム開発の責任者だった氏は、私が報告するときも、彼が私の弟子のような口ぶりで、教えを乞うように話しかけてきました。今でも私は食事をご馳走になりますが、まるで私がご馳走するような、立場が逆の口ぶりです。私が育った環境は、負うた子に教えられる、の諺そのままでした。先生もそれを実践していました。生徒さんにも、後輩にも、敬語を使う先生が普通でした。実は私は、それが普通だと、シャープに入社するまで思っていました。

 過去にブログに書いたように、システム開発のミスのほとんどが社員の心の様相に起因していると、中村氏は教えてくれました。社員が起こす会社の大問題の不祥事ですら、一人の社員の心の様相に起因している、と氏は言います。偉そうに出来ることは心の様相のなせる業、偉そうにしている社員ほど、開発をミスり、それでも相手の社長や責任者に謝らず、相手の社員のせいにする、と言っています。昔、度々納期が遅れ、何故か大問題になり、中村氏が担当部長に成り代わり、謝りに行ったそうです。偉そうにできる心が大問題を引き起こし、不祥事となる、のかもしれません。逆に、大問題の多くは個人の心が引き起こした、本来は小さな問題に終わるはずの出来事だったのかもしれません。

今日はここまでにします。
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ポジティブフィードバックを生かす

2009-04-02 07:57:44 | 学習
おはようございます。

 勉強する目的を自分が決めることは幸せな人生の必要条件でしょうが、世の中、一言言いたい人が多く、親切心からいろいろな注文をしてくれます。本当に困ったことです。

 他人のことなら、結果論からいくらでも、どのようにでも、正論や批判をできるでしょう。成功の理由なら素人でも評論できるでしょう。しかし、未来を見通すことは不可能です。プロでさえ、誤ることは度々です。若い人が、努力は水泡に帰した、と感じられる事が起きて普通です。上手く行けば天恵です。どうすればいいでしょう。秘訣は高い目標です。その目標は自分が決めなければいけません。そして失敗こそ、また無駄に思えた努力こそ、自分を成長させてくれていると考えてください。

 もちろん、無駄に終わった努力が価値があると思えるのは大変かもしれません。条件があるでしょう。まず、目標達成を妨げる壁は自分が作っていると考えることが必須です。そして、壁を壊すのも自分と考えることも必要です。先生や親は応援団であり、目標を決めた人でもありません。もちろん、友人も関係ありません。達成はひとえに自分にかかっていると考えられるかが勝負です。目標を自分が決めて、実現に向かい努力する、でなければ失敗は自分のためになりません。不満足な結果が起きれば、人を恨み、自分を堕落させてしまうからです。人が決めた目標の実現に努力するなら、のんびりと遊んでいる方がましかもしれません。

 しかし、自分の目標を決めるのは大変です。環境が変われば、それだけで大きなストレスです。むしろ、日々の勉強や部活に追いまくられ、その日をやっと過ごしているフレッシュマンが普通でしょう。でも、長期の目標など、定義できるわけはない、などと考えてはいけません。そうすると、新しい環境に慣れてきた連休明けの頃、心にポッカリ隙間が生まれ、何のために努力したのか、また、難しい詰まらない講義に出席しなければいけないのか、疑問を持ち始めるかもしれません。

 勉強が好きになるのは大変です。分からない勉強や講義は眠たいし、大学の先生の話は詰まらないと相場が決まっています。何故でしょう。講義を面白いと感じるには深い知識が必要であり、分からない話を聞くと、詰まらない話だと感じるものだからです。すなわち、知識はポジティブフィードバックがかかるものであり、面白さもポジティブフィードバックがかかります。ぜひとことん考えてください。ポジティブフィードバックがかかるのが人生であり、自然の摂理ではないでしょうか。安定なネガティブフィードバックは自然界では例外的な現象と私は考えています。一般には、ネガティブフィードバックが普通と言われているようですが。

 ポジティブフィードバックの言葉に馴染みが無い方も多いかも知れません。簡単に付言させてください。ツララができる状況や、鍾乳洞の柱が出来る環境を想像してください。鍾乳洞の柱は何処に出来るか、鍾乳洞ができたときは分からいのではないでしょうか。でも、ひとたび小さな柱の芽が生まれた所に水が集まり、ますます成長しやすくなります。バオムクーヘンの凸凹ができる現象と似ているように私には思えます。大きな瘤が生まれる必然性は無かったとしても、ひとたび小さな瘤が出来ると、その瘤はどんどん成長します。

 赤ん坊が言葉を習得する過程や、子供が勉強するようになる過程はバオムクーヘンの成長過程に似ているように私には思えます。そして、ほとんど全ての現象、社会分野であろうと、科学分野であろうと、ポジティブフィードバックが見られるように思えます。本質的な現象なのでしょう。バブル経済とその破綻はまさに典型的、大きくなりすぎ、破裂したように見えます。

 ここで課題が分かります。ポジティブフィードバックを味方にしなければいけません。たくさん勉強し、何かの科目を得意になることが能力向上の秘訣です。難しいことに、畳の水練ではなく、習うより慣れろ、と取り組むことが大切です。そうすれば、何時かそれを人生の目的にできるでしょう。イチローも言うように、継続は力なり、です。

今日はここまでにします。
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