ロッテの『帳尻』の前に痛い連敗…札幌ドームですべてが決まる

これこそが皆が恐れていた千葉ロッテマリーンズの御家芸『帳尻』。
西武・ソフトバンクも敗れたため、順位の変動はなかったものの、
シーズン最終盤にきての下位チームへの連敗は痛い。しかも負け方が…。

◇千葉ロッテ×北海道日本ハム20回戦（日本ハム12勝８敗／千葉マリン・30056）
日ハム＝０２０　０２０　０００＝４
ロッテ＝０１０　０３０　４０Ｘ＝８
勝）清水
Ｓ）
敗）伊藤
ＨＲ）高橋６号（２表・２ラン）　ベニー16号（７裏・満塁）

敗因は色々あろうかと思いますが、やっぱり仮にもエースと呼ばれている投手が、
この大事な試合で『５回を投げるのがやっと』ではいかんなぁ…と思うわけですよ。
結局、そこから流れが相手側に傾いたまま戻ってきませんでしたからねぇ。痛いです。
あの場面の継投の是非については、判断が難しいところではありますが、金村に対して
あのピンチを任せ切るだけの信頼感がなかった…ということがすべてではなかろうか。
金村の２ケタ勝利にこだわって大きな失敗をするよりはよかった…と考えるしかない。

この週末、上位３強が西武の１勝だけで終わったおかげで、大混戦の構図があまり
変化しなかったのが救いではある。小林雅が４点差で登板しセーブがつかなかったため
マイケルの単独セーブ王も決定。残り２試合のうち１勝すれば、当初の目標であった
シーズン２位以上が確定する。なんとか気持ちを切り替えて、最後の２試合に向かって
もらいたい。歓喜の瞬間を夢見て大声援を送ってくれる超満員のファンのためにも…。

※ それにしても…。去年のポストシーズンであれだけロッテを応援してあげたのに
思い切り『恩を仇で返された』ような印象が拭えませんね…。（涙）　いっそのこと、
この『帳尻パワー』を次の西武戦でも思う存分発揮していただきたいものであります。