徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

解散

2009-07-21 17:09:34 | Weblog
 首長に話があり、朝一番で訪ねたが、海外に出ていて留守である。明日帰ってくるという。秘書氏に新聞に出ていたでしょうと言われたが、まったく見ていなかった。上毛新聞は一面とお悔やみ欄が主で、外は余り細かいところまで注意していないことが判明。

それはそれとして、ようやく衆議院が解散と相成った。マスコミ報道によれば、政権交代の可能性が高いようだが、私の周りでも、一度やらせてみたらどうだ、という声が以外に多い。やはり、戦後の制度疲労を含めて、閉塞感があるのだろう。

現状に不満があれば変革を求める。それは当り前のことだ。働く意欲のある若者が、派遣でしか仕事を得られないような社会だとしたら、その社会はどこかおかしい。

四十数年前、私たちの世代は時代に激しく抵抗したが、今の若者は静かにことを成そうとするのか。40日後には解る。

日常の一齣。午後小雨になったのを見計らい畑に行く。ブロッコリーやモロッコを収穫し、上の娘に送った。これは自信作である。

対策

2009-07-20 17:21:18 | Weblog
 所用で前橋に出かける。用事を済ませてトンボ帰りしたのだが、昼食が消化不良をおこしているようで、胃腸の具合が良くない。ソバとミニカツどんを食べたのだが、カツが冷凍食品のようでこれがいけなかった。

いつも寄る店なのだが、経営者が代わったようで、味もいつものようではなかった。まあ、店の名誉を傷つけては悪いので、梅雨明けで私の胃腸が弱っていたということにしておこう。それが穏便な考えだ。

朝出かける前に、栗平からオヨメ平、林道大前・干俣線を巡回して見た。「野猿」の気配はなかった。今日は危ないと思っていたので、帰宅後も同じコースを回ってみたが、出没している様子は無い。

100匹近い群れが今どこにいるのだろう。おとなしく山奥に戻ったとは考えられない。自分のところが無事であれば、他のどこかで被害が出ていることは間違いない。結局、際限のない消耗戦だ。根本的な解決は解っているのだが、口に出せないもどかしさがある。

今夜は区の評議員会がある。サル対策と地デジ対策について協議する予定だ。この2つは私の地区にとって、緊急かつ大きな課題である。

課題

2009-07-19 17:36:18 | Weblog
 浅間高原のG.プラザの入り込みの凄さには改めて驚いった。遊園地もホテルも満員御礼である。夏休み最初の連休で条件が良いのかもしれないが、遊園地は子供連で溢れている。

法事で利用したホテルも若者で一杯である。車のナンバーを見ると、千葉や埼玉が多いようだ。あの入湯税もうなずける。外の地区はどうだろうか。幹線道路を走っても他県ナンバーはあまり見かけない。JAコープの駐車場が若干込んでいるかな程度である。

先ほど、「野猿」の消息を探るべく、オヨメ平から林道を走り干俣まで行ってきた。サルの気配は感じられないのだが、何となく不気味である。1昨日の居場所は抑えており、こちらに移動したとすれば、今日明日が危ない。

昨夜、区長が16,17日分の「サル出没情報」を配ってきた。役場からのFAXをコピーしたものである。区長も大変だ。役場も地元も、それぞれ頑張っているので、何とか被害を防ぎたいのだが、私は明日出かける。

今日の位置を知りたかったのだが、休日とあって知るすべもない。ここは課題。

法事

2009-07-18 17:33:30 | Weblog
 梅雨が明けたのだが、はっきりしない空模様が続く。久方ぶりにTOPページを更新した。遅きに失した感もあるが、雑用に追われ気持ちに余裕がなかった。私の畑ぐろに咲いている花である。ツユクサの一種だろう。夏の花だ。

子供のころ、トンボを追いかける先にいつも咲いていた。紫でないのが珍しい。畑を一回りする。2日続けての明け方の雨で、作物は生き生きしているが、病気の発生が心配である。ミニトマトを収穫する。

今日明日と2日法事に呼ばれている。出かけるのは私の仕事だ。家内は殆ど出ない。これは昔から変わらない。依然と違うことは、私がそういう場であまり酒を飲まなくなったこと。飲んだら最後、動けないことが辛い。

結局、今日も3時から2時間草刈りをした。得をした気分ではある。明日もそうしよう。

維新

2009-07-17 17:20:42 | Weblog
 別荘定住者から意見交換したい旨の電話があり、少々緊張しながら出かけた。場所を確認すると、知人の別荘の近くだと解り、簡単に行けつけるものと思ったが、途中で迷ってしまい、2回ほど電話で指示を仰ぎ、やっとの思いで到着する。

話は観光産業の振興から、村の活性化と多岐にわたり、1時間ほど雑談した。許可を得て、ICレコーダーに録音させて貰ったので、時間に余裕のある時、じっくり聞き直したいと考えている。

いくつか提案を受けた。私にない発想もあり、興味を持ったものもある。今後、機会があれば生かしていきたいと考えている。最後に、明治維新をどう思うか、と聞かれ「平成の維新」ですかね、と訳の解らないことを答え終了。

閉庁時間だ。「野猿」の状況を聞かなければ。

担当に確認したら、今は馬洗井付近にいるらしい。それぞれ気疲れの話だ。御苦労さま。

ブログのテンプレートを更新した。新着です。

組織

2009-07-16 17:37:02 | Weblog
 今日も「野猿」の話で恐縮だが、畑の畔を刈っていると区長より連絡が入った。サルの1群が忠霊塔付近に現れ、追っているという。結局、移動してはいなかったのだ。作業を止めて急行する。「サルネット」の仲間が4人集まっている。

結果は、我が地区からは追い払えたようだが、どこにいるのか解らないのが不気味であり、午後は2回ほど巡視した。サルの気配は感じないのだが、いつもこんな状況の中でやられている。油断も隙もあったもではない、この言葉がぴったりである。

先ほど、役場の担当に電話し、「野猿」の現在地が確認できるか聞いてみた。抑えているという。どうも新規地区を開拓し始めたらしい。これはこれでやっかな話だ。被害が広がるということは対策にも人出がかかるということだ。

いずれにしても、数日は注意が必要だ。連休になるのでその辺りが要注意である。

サルの件はこのくらいにして、11時から「嬬恋村観光協会」役員会と総会の招集通知を受けていたので、サル追いは途中でリタイヤして、理事会に出席。議会の役職で任命されるようなので、いわば員外理事ということである。

法人でない任意の団体であるが、村から900万円の補助金が交付されている団体であり、議会から出ている以上責任も重大である。初めての理事会出席でどんな議論がなされるか関心があったのだが、法律で定められた法人格を持つ組織と同一には論じられないことは理解できた。

しかしながら、私も弱小組織で生きてきた身なので、そういう知識と経験が役に立てばとも考えている。徐々に発言をしよう。午後の総会は欠席。員外はその方が正解だと思う。

出没

2009-07-15 17:29:08 | Weblog
 遂に「野猿」出没。昨日、オヨメ平と栗平を荒らす。オヨメ平ではネットでガードした落花生を食い荒らしたらしい。栗平では私が野菜作りを教わっている篤農家の畑に侵入し、キュウリ、大根、花豆と、ところ構わず暴れたようだ。

20年、21年の補正でサル接近警報装置の設置など、1千万以上の補正を組んでいるので、何とか実効あるものにしたいのだが、敵もサルものである。今、役場の担当と話をしてきたのだが、一瞬の隙をつかれたようだ。

地区の「サル追いネットワーク」が機能していない状態も確認できたので、これを動かすために、「野猿」の出没情報を流してくれるよう依頼した。多分、それぞれが協力して行動しないと、あの悪知恵のサル諸君にはとても対抗できない。

国の緊急対策で雇用した臨時職員が毎日追っているようだが、サル諸君が山に帰る気配は無いという。いよいよ始まりである。根負けしたほうが白旗を上げる構図である。警報装置が設置されれば、メールによる情報が可能だという。そうなれば、野生のカンとITの勝負だ。

徐々に闘争心が湧いてくるのだが、兎に角、梅雨明け初日は暑かった。炎天下の草むしり。

浮世

2009-07-14 17:50:02 | Weblog
 臨時会も終わり、午後畑の草むしりに精を出した。梅雨が明けたようだが、どんよりとした空模様は相変わらずである。不順な陽気だが、風で倒れたトウモロコシの外は順調に育っている。数日すればインゲンやモロッコも採れそうだ。

議会や浮世のウサを忘れて土にまみれる、そう考えるのだが、なかなか素直にはいかない。昨日の全員協議会では余り発言しなかったのだが、意図があったわけでなく、同僚の主張に同意出来たので黙っていた。

会議終了後、職員から「スキー場」の問題で発言が無かったのは意外でしたと言われたが、「沈思黙考ですよ」と答えておいた。行政の悪いところで、どうしても難しい問題は後回しになる。特に政治判断をしなければならないような問題は、副村長がいない現状では、首長に負担がかかざるを得ない。

そういう意味では、頑張ったというべきか。

委託

2009-07-13 17:53:59 | Weblog
 臨時会は午前中に終了したが、午後4時過ぎまで全員協議会で「地デジ」と「バラギ高原嬬恋スキー場指定管理者」の問題について協議する。「地デジ」に関しては、鎌原城址に中継基地を建設する問題に結論が出ず、話が進まない。

NHKは同意したが、民放が建設しないという状況が、解決できない。首長は骨を折っているのだが、状況は厳しい。今週中くらいには結論を出したいということである。議論になるのは相変わらず「CATV」で、こことの関わりが大きなネックになっている。

指定管理者の件については、委託料として約2,300万円を支払いたいということだ。一本のリフトを回すのにこの位かかるという説明である。バラギ振興のコストとして高いか安いかは結果を見ないと評価できない面がある。

それよりも、指定管理者が法人でないことに議論が集中する。確かにその通りだと思う。責任の所在がはっきりしない。複数年の契約を結び、公金を投入する以上、指定管理者として村民の批判に耐えられる体制を作るべきだ。



掃除

2009-07-12 16:28:20 | Weblog
 午後、区の役員とボランティア作業に精を出す。大前駅に下る階段のアーケードの掃除と、沢に捨てられた家庭ごみの撤去である。このアーケードは私が区の役員をしていた20年近く前、県の土地改良予算で施工したものだ。

その時は、駅前に公園風の広場を作るというような計画もあり、夢があった。日本に幾つもない終着駅のイメージを出そうなどと考えたものである。それから何年もしないうちに、バブルがはじけ夢物語で終わったが、階段とアーケードだけは完成した。

私はゴミ回収班に入ったが、道路から外れて傾斜の林に入ると、あるはあるは、袋にはいった缶やペットボトルが投げ捨てられている。大きなものではビールのケースに掃除機。マルチに肥料袋。いつのものか分からないが、大分年月はたっているようだ。

秋に葉が落ちるとそれこそ駅構内から見えるらしい。区民から話があり、区の役員で片付けようという訳だ。片付けるのはいいが、間違いなく捨てた人がいる。それがどうも寂しい。

状況をみれば他所の人というよりも、区民だろう。比較的古そうなゴミなので、今はないと信じたい。

アーケードもきれいになった。