徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

興味

2009-07-11 17:24:30 | Weblog
 臨時会の会議資料を持ちに役場に出向く。考えてみれば今日は土曜日で閉庁である。日直の職員に断りをいれ、議員控室のボックスから会議資料を取り出す。戻って補正予算書に目を通す。

前回の全員協議会に出された補正予算の基本方針とつき合わせてみる。補正予算書そのものは、地域活性化・経済危機対策臨時交付金関連を組み込んでいるだけなので、すっきり出来ている。これは進歩だ。

問題は中身だが、何といっても約10億円の事業費を投じる「ブロードバンド導入計画」だ。「地デジ」対策が詰まってきているので、余計いろいろ考えるのだが、素人は素人であり、通信に詳しい知人を呼び出して話を聞いた。

当局としても補正にかける以上は、事業計画ができているだろうから、そのあたりから聞いてみたいと思う。投資対効果がどうなるのか、興味がある。知人によるとADSL開設時のような縛りはないのではということである。

そうだとすれば、国も大判ぶるまいである。

そうそう、朝畑に出てガックリだ。能登で遊んでいる間に、強風が吹いたらしくトウモロコシが7割がた倒れてしまった。私のは根の張りが悪そうなので心配していたが、私だけでなく篤農家のものも同様である。矢張り、作物を作ることは難しい。

どうあがいても自然には勝てない。分かっているのだが時々これを忘れて血圧をあげる。友よ、今年はトウモロコシを期待しないでくれ。取りあえず他は順調でご安心を。

北陸

2009-07-10 19:13:49 | Weblog
 北陸の旅から戻った。昨日6時に家を出て、830km走ったことになる。高速道路が整備されない時代では大変な距離だが、車疲れもなく余裕の旅である。昨夜は氷見の民宿に泊まったのだが、民宿といっても小ホテルといった感じで、あまり違和感はない。

今回の旅が食に重点を置いたので、そういう意味では満足である。新鮮な魚介類がふんだんに出て、最後はもう結構ですという感じであった。単価的には安くはないのだが、目的は達したとい気分である。

昨夜から今朝にかけての北陸は夏の嵐で、日本海の暴れようは想像以上であった。かの千里が浜などは、叩きつける荒波で海の家まで浸水し、開店休業状態であった。もちろん走ることは出来ず、ただただ、荒波を見て驚いた次第である。

ともかく、一仕事を成し遂げた仲間と旅したということ。

秘書

2009-07-08 06:02:36 | Weblog
 昨日は国会と関係省庁の要望活動に参加し夜9時過ぎに帰宅。「上信自動車道」と「地デジ」対策の「陳情」を行った。「地デジ」に関しては、国の意向は共聴組合での整備を推進しているようだが、地域の実情を理解しているとは思えない。

久しぶりの陳情だが、大分様変わりしているようだ。議員会館も静まり返っている。解散が近いせいか、都議選のせいか知らないが、先生たちも殆ど留守である。みんなが浮足立っている、きっとそんな状態なのだろう。

地元選出の2人を大臣室に訪ね、記念撮影。最初で最後だと思うと撮影にも熱が入るというもの。政治家という職業はよくよく大変だと思う。それともっと大変なのは秘書氏である。仕事といえば仕事だが、それにしても気を遣う職業だ。

もう一つ。首長が生き生きしている。水を得た魚というがそんな感じである。10年間のキャリアは伊達ではない、正直そう思う。

取りあえず、昨夜書けなかったので、朝一番で投稿する。

追記

明日から一泊で北陸に出かける。そんな訳で雨があがったことを幸いに、キュウリとネギの消毒をする。野菜を作って一番難しいことは防除だと確信した。一朝一夕には農民になれない。それは無理もないことだ。

知人が60才を過ぎてパソコンに取組み、ワードで文章を綴っている。これは感心すべきことと改めて思う。私は野菜作りに対し、それだけの努力をしていない。今日はとみにそう感じた。

午後、13日に提出される補正予算の関係で役場に出かける。2日遊ぶので2,3確認しておきたかった。理解できたこともあるし、これから考えを詰めなければならないこともある。明日、バスの中で頭を巡らす。

迫力

2009-07-06 18:36:37 | Weblog
 続くといえば続く。元の職場より連絡を貰ったのだが、現役時代お世話になった役員の御母堂が亡くなられたとのこと。今しがたお悔やみに行ってきた。葬儀告別式が明日ということで出席出来ない。明日は、国等への要望活動で朝5時半に出かける。残念だが仕方がない。

午後、会報の残りを数軒配った。これですべて終了である。6月の課題を9月につなげていかなければならないのだが、次の定例会までには充分準備をしておくつもりだ。6月は付け焼刃の面があり、せっかくの会報も迫力に欠けたかもしれない。ただ、1つの評価は「今までで一番解りやすかった」ということ。

結局、テーマそのものの踏み込みが浅いということ。また、結論が先送りされているので、今後に残る課題である。これから検証していかなければならない。13日には臨時会が開催される。「地デジ」「スキー場」「ブロードバンド計画」など積み残しの課題が議論される。

それぞれが試される。

世代

2009-07-05 19:02:55 | Weblog
 昨夜の結了総会は無事終了。後は司法書士事務所にお願いし、事務手続きを取るのみである。解散を言い出した身からすれば、ようやく肩の荷が下りたところだが、結果からすればやらないよりやったほうが良いということに尽きる。

今回の件で感じるのは、地区の意識が変わったということ。10年前なら何人かの長老に反対されればモノは進まなかったが、今は違う。世代が交代し、そういう考え方が通用しない時代になっているのだ。

今回だって、解散なんか出来るものかと斜めに構えていた長老もいたろうが、あくまでも少数派であり、結局、表に浮かび上がることはなかった。常識の通じる我が集落である。だだ、ここに来るまでに多くの先輩が尽力した、これだけは言っておきたい。

話題は飛ぶが、今日は前橋の姉夫婦を呼んで、3人で畑の草取りをした。野良仕事を若干おろそかにしたら、そのしっぺ返しは大きく、1人ではどうにもならない状況となった。おかげで何とか周りの畑並になり一安心だ。

今週も予定が詰まっているのだが、会報をほぼ配り終えたので、精神的には余裕がある。合間を見つけて農作業も頑張るぞ。

山梨の友人より上質の「桃」が届いた。多分「タラの芽」のお返しである。こうなると来年も送らなければなるまい。

感謝

2009-07-04 17:53:07 | Weblog
 午前中、東部地区を回る。午後3時間ほど残りの地域を配り、大体終わった。来週は行事が詰まっているので、今日、明日で何とかしたかったのだが、ホットしている。本当は喜んではいられないのだが。

配り終えることが目的ではなく、会報を媒体にして住民の考えを聞いて、それを村政に生かしていく、これが最終の目的であるので、早く終わったことは自慢にならない。手抜きといえば手抜きである。

1軒上がり込んでお茶を御馳走になった。スキー場の話になり、「うん、そうか、そうか」と聞いていた。以前、携わったことのある人の考えなので説得力もある。結局、何年も前から問題点は誰もが承知していた、そういうことだ。

そもそも、問題を内在してスタートしたと言うわけだ。そのツケを払わされている。そういうことだ。まあ、過去にはいろいろあったようだ。

今日はこれから、開拓組合の結了の総会である。いよいよ最後の総会だ。結了の収支決算報告をする。それを承認してもらえばジ・エンドである。よもや否決されることはあるまい。考えてみれば、よくここまできたというべきか。

関係する多くの人たちに感謝。


地区

2009-07-03 18:16:08 | Weblog
 朝から西部某地区での会報配り。8時半から5時まで目一杯頑張った。流石に疲れた。軽トラックの乗り降りが結構きつい。この激務に耐えられれば私の腰も万全と言えるのだが。さすがに一寸重い。

黙々と配った。殆どがポスティングなのだが、私が来たのが解かってもらえればそれで良い。結局、今日は2地区終了した。来週は予定が入っているので、明日、明後日で何とか完了したいと思っているのだが、どうなるか。

時々新聞折り込みにしようかとも思うのだが、不特定多数に読んでもらうだけの自信が持てない。それと、経済的に耐えられるかという問題もある。負け惜しみ的にいえば、住民との接触が大義と考えて当面この方式を続ける。

時期である。あちこちでキャベツを持っていけといわれる。本当に嬉しいのだが、我が家も2人故それほど多くはいらない。素直にあそこで貰ったからということにしている。

価格は1ケース振り込みで500円余らしい。単価的にはもう少し欲しいところだ。

情報

2009-07-02 17:42:20 | Weblog
 午前中、西部地区を中心に会報を配る。いよいよ出荷が始まり、留守が多いいが、時間のあるとき読んで下さいと声をかけ、玄関に置かせて貰う。11時を過ぎる頃になると、出荷を終えて戻った農家が多くなり、立ち話が始まる。

驚いたことに、副村長が退任した情報が殆ど流れていない。今日も7,8人に聞いてみたが、誰も知らなかった。農家にとっても忙しい時期で、情報が入りにくい面もあるだろうが、考えてみれば住民に対して退任したことを公表していない。

これこそ考えものである。事実を事実として情報を提供する必要はあっただろう。今となっては気が抜けたビールみたいな話で、流したとしても全くさまにならない。行政に関心のある人は、退任の理由を聞いてくるので、会報の最後を読んでくださいと答える。

思いは人それぞれである。今回、私が一般質問で取り上げ、その内容の一部を公開したことは正解だと思っている。少なくても、情報を住民につなげたいという私の約束は果たしている。

人事のことなので公式の答弁しか書けないのが若干残念だが。

自制

2009-07-01 18:14:26 | Weblog
 今日から文月。1年の半分が終わった。気分も新たにというところだが、葬儀に参列することから始まった。今朝、新聞をみて土地改良区在籍時、世話になった知人の義母の死を知った。急きょ参列することにした。

砂地という悪条件の中での営農でお互い苦労したものである。1週間も干ばつが続けばポンプを動かして散水しなければならない。ポンプを動かすのが私の役目である。設計では自動運転となっているのだが、現実はそんな訳にはいかない。

私が起動させて停止する。結局、私がいないとポンプが回らずに、農家が苦労するという構図である。ある意味、この地区の農家とは「戦友」である。お互い少し自制してうまくやってきた。

土地改良区を解散するについて最大の課題がこの地区をどうするかであった。県と国に陳情して、上流に池をつくりポンプを廃止することにした。この判断は正しかったと思っている。

そんなことで今でも付き合っているのだ。

午後、2時間ほど会報を配った。声をかけられると元気がでる。2軒ほど上がりこんでお茶を御馳走になった。大根の葉の漬物が旨い。