徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

管理

2010-07-31 15:18:01 | Weblog
 昨日刈り残した休耕田の草を刈る。隣は知人がコツコツと植えこんできたミソハギ園が広がる。種が飛んできたのだろう。私の田んぼにもところどころミソハギが花を咲かせている。蜂の巣に注意しながら刈り進む。ススキが背丈ほど伸びて、馬力の弱い草刈り機では難儀だ。朝もやのなか、1時間ほど格闘する。

ホームページの写真を更新した。勿論、ミソハギの群落だ。今は移植が中断しているが、何とか再開し面積を増やしていきたいものだ。一時は仲間で管理していこうという話にもなったのだが、結局、知人の労力に負っている。ヤマボウシ街道の先にミソハギの園なんていうのも乙ではないか。花の時期は違うがそこは勘弁してもらうことにしよう。

今日は「つまごい祭り」で招集がかかっている。午後5時集合とのFAXが入った。重い腰を上げて出かける。

確認

2010-07-30 20:35:18 | Weblog
 休耕田の草を刈る。例年なら梅雨の間に終わっているのだが、今年は遅れてしまった。田んぼを荒らして何年になるだろうか。排水が悪い土地で稲作以外には使い道がない。数年前、仲間と池にして食用タニシを飼う計画を立てたのだが、田んぼとして利用している周囲に迷惑がかかるとして、実現に至らなかった。

草を刈っていくと、イノシシの通った跡がはっきり確認できる。隣接で営農している人には申し訳ない気持である。今日は2枚刈り終えた。3枚目に入ったところで携帯が鳴り、作業を中止する。行政に対する苦情である。時間をみると5時前なので、先ず、事実関係を確認したいと思い、役場に出かけ該当部署を回る。

経緯を確認する。次に判断の基準を聞く。誤解があるようだし、ギャップがあるのかな。

明日は「嬬恋祭り」 今日から準備で職員も大変である。

惰性

2010-07-29 15:44:37 | Weblog
 東京の知人たちに野菜を送るつもりで、いつもより早く畑に向かった。雨が落ちてこないうちにと思ったのだが、30分ほどするとポツポツと降り出した。用意していった雨合羽を着て、ネットにからまる葉の下で、雨を避けながらインゲンやモロッコをもいだ。1時間ほど収穫する。昨年までは「ヤマト」の12サイズの箱で送っていたのだが、今年からは10サイズに落とした。

知人たちも子供たちが独立し、夫婦2人の食生活では余り多くても処理に困るようだ。田舎のように隣家におすそ分けというわけにもいかない。この春、秋に送った馬鈴薯が食べきれず芽が出てしまったというメールが入った。私の方は惰性で同じように送ってきたのだが、子育ての頃とは環境が変わっているのだ。いろんな種類を少しずつ送ることにする。

キャベツとトウモロコシを分けて貰いに、馴染みの直売所に行く。私のモロコシは先日の突風に痛められ、どうなるか解らない。無論、キャベツは作っていない。直売所でもキャベツがヒョウにやられたと嘆いていた。荷造りをして送りだす。キャベツに若干ヒョウ撃ちの傷があるが、柔らかくて味は良い。

お盆までにあと数軒送らなければ。

巡視

2010-07-28 17:06:38 | Weblog
 午前5時20分、畑で「猿ネット」の招集を受ける。「サル接近警報装置」が作動したとのこと。集まった4人で手分けをして山に入るが発見できず。移動中に警報装置が電波を捉えたのかも知れない。受信機を預かっている精鋭が、それを北西方向に向けると電波をキャッチするので、山の中にいることは確かだ。昨日から私の地区を狙っている。トウモロコシやカボチャに被害が出ている。

午後3時。畑で草かきをしていると、巡視員の軽トラックが近づいてきた。役場庁舎の裏に現れ追ったところ、栗平方面に移動したとのこと。トウモロコシが成熟してきたので、サルも離れがたいのだろう。以前に比べて朝の出没が早くなり、夕方が遅くなった。手薄な時間帯を承知している。これから再度巡視に出かける。時間を惜しんだら即負け戦である。昨日、午後5時半ころオヨメダイラに何頭か出没した。

追記
栗平、オヨメダイラ方面を回ってきた。気配なし。

被害

2010-07-27 18:36:14 | Weblog
 朝、畑で顔を合わせた精農家から、作物が雨と風に痛めつけられたので、防除をした方が良いという指導を受けた。朝食を済ませて、以前、これも教えを受けて購入した殺菌剤をキュウリやインゲンにかけた。確かに葉がよじれている。まるで風台風が通過した後のようだ。トウモロコシの倒れ方を見ると、一定方向ではないので、風が巻きながら吹き抜けたようだ。

消毒を終えて役場に顔を出した。担当課の職員は被害調査に出ていた。昨日、心配したとおり一部の地域に降ヒョウがあったとのこと。豪雨で畑を流され、今度、キャベツをヒョウで打たれては何とも言いようがない。ヒョウ害は一定の地域に集中する。現役の頃、何回も経験した。千円を超える高値の折、降ヒョウがありさらに暴騰したこともある。

出荷まじかなキャベツがヒョウに打たれると、商品にならない。農家にとっては死活問題である。

夕方職員から電話があったので状況を聞いた。50haくらい被害が出たらしい。自分のトウモロコシのことは忘れた。

倒壊

2010-07-26 18:31:59 | Weblog
 一瞬の風で「栗平」のトウモロコシが倒壊し、ほぼ全滅である。巻き上げるような突風が吹いたので、雨があがるのを待って畑に出たのだが、無残な状況である。春先からの営農が水泡に帰す、という図だが、これが農業と思わざるを得ない。今年は自分で作ったトウモロコシを、東京の友人、知人に送るつもりで例年の倍近く種を落とした。防除も完ぺきで、8月に入れば収穫できると思っていたのだが、残念至極である。

午後、前橋からきた姉夫婦が野菜を採り終え、家に戻ったら降り出した。浅間山の懐が真っ黒な雲に覆われたが、いつものように東に流れると思っていたのだが、みるみる頭上が暗くなり、踊るような雨が家の壁を叩き出す。時間にすれば数分だが、その凄まじさに一瞬、沖縄の台風を思い出した。沖縄の風は吹き上がってくる。窓ガラスさえ押し上げる。若い時分そんな経験をした。

キャベツ畑は大丈夫だっただろうか。

木工

2010-07-25 17:56:42 | Weblog
 昨日は猛暑のなか、ゴルフに行きました。あまり気は進まなかったのですが、義理もあり参加した次第です。農作業で少しは鍛えていますが、ここ数日の暑さは記憶にないほどで、午後のハーフはモウロウ状態でした。スコアは当然期待外れ。何とか無事18ホールを終了し、夜はビールで打ち上げです。結局、パソコンは開かずじまいでした。

今日は今日で、吾妻環境森林事務所主催の「育樹体験学習ツアー」に地区の仲間5人で参加しました。植樹祭で植えた楓の下刈、自然観察会、杉材の加工センター見学、最後は木工で「万華鏡」の作成と「オテンマ」としては、疲れた1日でした。ボーイスカウトなどの子供たちも参加していましたが、この子たちには良い体験になったでしょう。

明日は9時から「議会だより」の発送を手伝う。何とか月内に発刊できた。

目撃

2010-07-23 18:29:17 | Weblog
 先のことを考えずに、畑を埋めようとした結果、毎朝収穫作業に追われている。5時発である。トウモロコシを除くと大体収穫できるようになった。家は家内と2人だけなので、大した量はいらないので、友人や知人に配っている。トウモロコシが出来れば東京の仲間に送れるのだが、1週間から10日位はかかりそうだ。野菜が高騰しているということで、1日も早く送ってやりたいのだが。

昼前、「野猿」が万座川を渡っているのを目撃した。私が車を止めるとあわてて藪の中に逃げこんだ。軽トラックをよほど警戒しているようだ。6頭ほど確認出来た。うち1頭は背中に子ザルを背負っていた。門貝群にしては数が少ないと思ったのだが、夕方、猿出没情報を確認すると、どうも戸花群のようだ。

門貝群(100頭)は砂井、大原、大前あたりの出没が予想されている。いよいよ時期だ。

評価

2010-07-22 16:43:52 | Weblog
 昨夜の「第3回キャベツマラソン」の反省会は午後8時半に終了。大会エントリー数3,353名、参加者3,055名、完走数2,957名97%という報告があった。不参加者が約1割あるが、この数字が大きいのか普通なのかは解らないが、あのアップダウンの激しいコースで完走97%は立派ではないか。

「RUNNET大会レポート&評価」によると87.2点ということで、参加者の評価は相当高いようである。コメントを見ると相対的にスタッフや地元の取り組みに対して高い評価をしている。コースについては「キツイ」と「眺望」がよく走りがいがあるなどのコメントが多いようだ。この内容を精査して来年の大会につなげていけば、歴史が作れるだろう。

多くのボランティアに支えられる大会なので、何のためにこの大会を始めたのか、その目的を忘れないことが肝要だと思う。寂しい思いをしなければならない一件もあったが、そのことは発言しなかった。


大勢

2010-07-21 17:42:09 | Weblog
 「キャベツマラソン」の運営委員会・反省会が午後7時から予定されている。猛暑の中での仕事を終えての集まりで、少々きつい感じもするが、出席することにした。途中いろいろあったようだが、兎も角、無事終了した。大勢のボランティアに支えられた大会で、3回目にしてようやく「マラソン大会」がいかなるものか、解ってきたような気がする。

当然のことだが先ずは天気だ。今年も開会式途中で降り出し、一時はどうなる事かと思ったが、スタートする頃には雨もあがり、絶好のマラソン日和となった。あのまま降り続いたら状況は一変していただろう。第1回から天候には恵まれているようだ。コース変更も良かった。私の知人はコースが昨年より楽になったと喜んでいた。

私たちとは違い、実際に運営に携わった人たちから意見が出るだろう。真剣に聞く。

それにしても暑いではないか。