徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

休憩

2015-11-30 13:53:15 | Weblog
 午後2時半から村創生対策特別委員会ワーキンググループの打ち合わせがある。明日から12月定例会が始まるので、その前に今までの議論を踏まえ、考え方を取りまとめようという訳だ。各委員がそれぞれ考えてきたことを整理しておいてほしい旨の指示を受けている。スローガンは簡単だが実効性の伴うものとなるとなかなか難しい。
 
 最後に「2025年問題」について考えてみる。自分たちに直接かかわる問題で、現状では介護難民となるといわれているのだが、国の政策の部分が大きいので独自色をどう出せるのか、悩むところだ。昔なら跡取りの世話になる、で解決したが、多くがそれがかなわないのが現状だ。

 時間なので休憩。

 追記
 
 4人の委員で5時近くまで協議した。子育て支援、福祉、介護、健康、教育と分野ごとに意見をする合わせた。結構、一致する部分が多く認識はそれほど変わらない。特に、健康寿命と平均寿命の差をどううめるか、これが医療費や介護費の削減につながるという観点で、その施策について議論した。3日の全員協議会で報告し全員の意見を聞く。

方向

2015-11-28 08:35:46 | Weblog
 昨日の夕方、議会事務局に出かけ初日提出の議案書と事務事業の評価結果集計表を受け取った。いよいよ、1日から定例会が始まる。議案は補正予算と村条例の改正などで、大きな議論となるような案件はなさそうだ。昨年、評価の在り方について問題となった事務事業評価は系統的に処理されているのだろうか。
 
 提出される議案よりも、全員協議会で報告される案件の方が議論がありそうだ。「グランドデザイン」「浅間山ジオパーク」「千代田区自然休養村」「指定管理」など村の方向を決める案件で、気が許せない。

 事前の勉強をしなければ。

意味

2015-11-26 16:00:55 | Weblog
 朝5時半、玄関の戸を開けると4,5cmほど雪が積もっていた。暗闇に目を凝らすとみぞれ交じりの雨も降っている。暖かい初冬から一転、昨日からの急激な気温の低下は身にこたえる。家の暖房設備のメンテナンスが終わらず、石油ストーブを燃やしている。さっそく雪かき。 
 

30日の午後「村創生対策特別委員会」ワーキンググループの会合が予定されている。12月定例会の重要なテーマとなるので必要な資料に目を通している。私のグループは「2025高齢者・福祉・介護・教育・子育て支援」と多岐にわたる。2025問題は私たち団塊の世代1,000万人が75歳を超え後期高齢者になる年ということで他人事ではない課題だ。
 

それぞれ難しいテーマだが、考えてみればどんなスローガンを掲げても、実施できなければ意味がない。地方の創生対策が国の交付金査定に踊らされているような気もするが、先ずは自分が住んでよかったと思える村づくりだな。特効薬が簡単に見つかるとは思えないが、原点に立ち議論を交わすことに意味があるのかも知れない。

雑談

2015-11-25 16:51:09 | Weblog
 冷たい雨が降り出した。体が寒さになれないせいか、動きが鈍っている。頭の方は神経が張っているのだが、どうも全体のバランスが悪い。午前中、議会事務局に顔を出し、昨日の議運で決まった提出議案と全員協議会での説明項目の一覧を貰った。いくつか、議論を呼びそうな案件がある。私も関わってきた件もあり、自分なりに考え方を整理する必要がある。

 普段は不在が多いのだが、今日は首長が在室していたので、飛び込んで雑談する。明日は雪かきか。

日程

2015-11-24 17:17:47 | Weblog
 12月定例会の日程が送られてきた。1日開会、中日が7日、11日が最終日だ。1日、3日に全員協議会が予定されている。3日は村創生特別委員会で常任委員会は7日に組み込まれている。この日程をもとに各種団体の会議や懇親会の出欠を決める。

 議会運営委員会のメンバーを外れると、提出議案等について事前に事務局に確認しなければならない。どうしても情報が薄くなるのだが、これは自分で努力するしかない。明日、事務局に顔を出そう。

 気温が下がってきた。明日は初雪になるかも知れない。季節は巡る。

継承

2015-11-23 16:05:42 | Weblog
 「くろこ」という言葉を久し振りに聞いた。子供の頃の記憶だが、この時期になると隣近所や親戚が集まり、馬鈴薯をすりつぶして正月の餅つきに使うデンプンを作ったものだ。寒風の中で母親たちが談笑しながら作業している光景が記憶に残っている。純白のデンプンに熱湯を注ぎ食べた、そんな思い出もある。この「くろこ」を郷土料理として継承していこうという人たちの作業現場を見てきた。20人ほどが霧雨の中で作業していた。
このような努力により食の文化が継承されて行くのだ。

 「くろこ」 とは、じゃがいもからでんぷん(かたくり粉)をとった絞りかすを、凍結と発酵によってもう一度食材に加工した保存食品です。くろこの製法が行われ、現在も食されているのは全国で嬬恋村だけで、嬬恋村で生まれた純然たる郷土料理です。明治2年(1869)頃から作られていたと考えられています。(資料より)




 

会費

2015-11-22 17:16:34 | Weblog
 久し振りに友人たちの声を聞く。昨日発送した馬鈴薯が届いたようだ。今年はいろいろあったので止めようかとも考えたのだが、結局、送ることにした。「相変わらず元気か」と聞かれれば「元気だ」と答える。「近いうちに会いたいな」という話になるのだが、なかなか実現しない。馬鈴薯を送っていた友人の2人がすでにいない。そんな年齢にさしかかっているのだ。いつまで続けられるか解らないが、元気なうちは続けようと思っている。

 先日、高校の同窓会会費納入用紙が送られてきた。10年会費なのだが、次の10年はあっという間に違いない。休み明けには送金しておこう。時代を一緒に過ごした仲間たちとのつながりという意味で。

季節

2015-11-21 16:58:37 | Weblog
 昨夜は地区の役員会を途中で切り上げ午後8時過ぎに帰宅。久しぶりに遅い夕食となる。生活のリズムが狂った一日だったが、何事もなく朝を迎えられた。役員会では、共有地の問題について経過を報告したが、概略は理解してくれたと思う。進め方については自分の考え方を付け加えておいた。基本は権利の絡む問題なので過去の経緯を尊重し、慎重に進めたほうがいいということ。

 夕方いつものコースで知人に呼び止められた。知人が指さすところをみるとフキノトウが顔を出している。陽だまりとはいえいかにも早いのではないか。フキノトウだけでなく、横で西洋オキナグサが花を付けていた。私の庭ではすでに枯れてしまったが、今年2度目の開花だという。それこそ季節のリズムが狂っているのではないか。






監査

2015-11-20 17:32:47 | Weblog
 9時から役場で例月出納検査を実施する。終了後、随時監査で出先の施設改修工事にかかる入札関連の書類と現場を見る。途中、昼食は学校給食をいただく。無論実費だが、苦手なドライカレーとあって少々当惑するが、任務と思って口にする。午後2時過ぎに、学識の監査委員と協議して監査報告書を提出し、監査委員としての仕事を終えた。この後、地方創生の特別委員会委員長と議会事務局で打ち合わせ。結局、3時過ぎに家に戻ったが、若干頭の回転が鈍った状態だ。

 今日はこれで終わりでなく、6時半から地区の役員会に出席し、共有地の問題について説明しなければならない。休みたい思いもあるのだが、資料を渡しておいたので気持ちを入れ替える。 

昨日、中之条であった「群馬の未来創生地域講演会」終了後見学した高山村の道の駅「中山盆地」


予想以上に産物が並んでいる。生産者の似顔絵が印象的。今、話題のリンゴ「ぐんま明月」を購入。納品にきた生産者と雑談。嬬恋の道の駅は。

鳴尾

2015-11-18 14:43:56 | Weblog
 鳴尾の知人を訪ねた。干俣から万座川を越えた。30数年間携わった仕事のなかで、もっとも印象に残る場所だ。国が一度は中止と決めた万座川橋梁を復活させた。公共事業に対する風当たりが一番強い時期で、数十億円と言われた建設費がやり玉に挙がった。地元にとっては万座川を渡ることは長年の夢で、簡単に諦めることができず、国や県に数え切れないほど陳情を重ねた。幸い、政治の世話になったり、国や県に知恵を出してもらい計画を縮小する形で橋梁が完成した。

 車を止めて鳴尾集落を眺める。熊野神社を中心に数戸がひっそりたたずんでいる。時々訪れるが、ここには失われていく日本の原風景が残っているような気がする。チョッと気持が和らぐ。

 この橋は、あの時諦めれば永遠にできなかったろう。