徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

警報

2009-07-29 20:20:07 | Weblog
 午後3時 草刈りを終えて戻ろうとすると、携帯が鳴った。サルネットからだ。「野猿」の軍団が我が地区に向かっているらしい。昨日はクマで今度はサルか。家には寄らずそのままオヨメ平に直行。隊員が3人、設置したばかりの「サル接近警報システム」の前に集合していた。

500m圏に入れば警報装置が作動する仕組みである。この装置については、私自身一般質問で取り上げたこともあり、上手く機能して欲しいと願っているのだが、一抹の不安も抱いている。有効であることを証明する絶好のチャンスだ。

・・・と1時間ほど待ったのだが、サルの大軍団が近づいてくる気配はない。監視員に連絡を入れると、「戸花」方面で留まったのではないかという判断である。そうなると奴らとの一戦は明日以降に持ち越しだ。解散。

今日も「サル」の話で恐縮だが、一たび侵入されようものなら、春以降の苦労がすべて水の泡である。厳しい財政状況にも関わらず、金も人もかけようとしているのだが、なかなか思い通りにはいかない。だが、根を上げて諦めたら終わりである。闘争心に無理やり火をつけて奴らと対峙する。

明日は早朝から戦闘モード。

追記
 午後6時過ぎ、「サル出没情報」がFAXされてきた。約100匹の軍団は、明日、我が地区に出没する可能性があるということだ。予想通り。花インゲン、トウモロコシ外、相手は雑食性だ。ともかく、隙を作らないことだ。