紙面

　６月も末日。今年も半分が過ぎたが、それにしても暑いではないか。朝から畑の草取りを始めたが、目まいがするほど蒸し暑い。この陽気だと作物も成長するが、雑草も伸びる。いたちごっこの気もするが、それが百姓の宿命と隣人が話していた。３時間ほどでリタイヤ。

「会報ＮＯ．１７」があがった。畑仕事をサボり、午後、地区の外郭を配った。半分ほどは留守だったが２時間ほどで予定を終えた。村中はこれから歩く。内容はあまりないような気もするが、写真と表を多く使ったので、読みやすくはなっている。トップの顔写真も入れ替えた。自分でも４年たつとこれだけ変わるのかと思う。

紙面もそうありたい。

給食

　１０時半から「学校給食センター運営委員会」に出席。学校給食の説明を受けた。「学校給食法」が制定されたのが昭和２９年ということで、いみじくも私たちの年代が入学した年だ。誰もが空腹を抱えていた時代で、好きな授業を聞かれれば「給食の時間」と答えたものだ。米軍支給の「脱脂粉乳」の記憶もあるのだが、詳細は思いだせない。

当時は学校ごとに調理場があり、昼近くなると開け放った窓から調理の匂いが流れてきて、目まいがしそうだった。クラブ活動を終えて調理場に顔を出すと、残ったパンなどを分けてくれるので、それが楽しみでクラブ活動に精を出していたようなものだ。

当時と違い、課題もあるようだが、必要なことはその理由を発信した方が良いと意見を述べておいた。

時間

　午後、一部事務組合の臨時会が３つ予定されていて、私はそのうちの２つに出席した。ゴミ関係と福祉病院の２つだが、ゴミ関係が２０分ほどで終了し、最後の福祉病院の会議まで１時間以上間があき、時間を潰すのに苦労したという訳だ。結局、長野原から戻るわけにもいかず、コメリやスーパーで過したのだが、招集する方にしてみれば合理的だろう。もっとも、首長や議長などが集まる訳だから、招集される方も渡りに舟というところだろうか。

福祉病院の運営については興味を持って聞いたが、まだ疑問を感じるまでの知識もない。地域医療の拠点であるので、この病院の行く末は嬬恋にとっても、大いに関心を持たなければと思う。今日の説明で幾つかヒントがあったような気がするが、頭のなかの整理はこれから。

明日は１０時３０分から「給食センター運営委員会」に出る。

様子

　今日は地区のゴルフコンペに出かける。昨年の１１月を最後にクラブを握っていない。そのうえ、春先に腰を痛めて不安を抱えてのゴルフだが、メンバーが良いので出ることにした。無事１８ホール回りきることが目標だ。

５時に出て４５分ほど歩いてきた。地内の作物も大分伸びた。この時間で畑仕事をしている多くの人と出会う。流石に若者はいないが。やはり、高齢者は勤勉なのだ。作物が成長してくると有害鳥獣が出没する。

時々「サル接近警報装置」からメールが送信される。未だ、餌になる作物が未成熟なので素通りをしているようだ。そのうちに姿を現すだろう。

関心

　昨日は９時から給食センターで所長から、２８日に予定されている「学校給食センター運営委員会」会議資料の説明を受ける。地産地消や食材の購入について、議会の一般質問に出た議論などを踏まえ、現状を数字で出してくれるようお願いしておいた。食材の値上がりでメニューに苦労しているというような話もあり、今後は課題となりそうだ。

午後４時から「第６１回社会を明るくする運動」の推進委員会に出席する。大勢の関係者が真剣に取り組んでいることに感謝したい。

終了後、内示があったという役場の異動を教えて貰った。改選後の異動にしては新鮮味が無い、というのが私の率直な感想。ただ、口をはさむべきことでも無いので、組織としてマニフェストをどう達成していくのか関心を持っていく。

編集

　午前中、「議会だより」の編集委員会。今までと委員の構成が変わり、各委員長から構成されることになった。過去２年、中心的に編集に携わってきたと思っているので、今日は発言を控えた。変えるとすればこのタイミングなのだ。黙っているとベテラン議員から発言を求められた。

住民が求めているのは、結果だけでなくそこに行く過程であること。当局の提案に賛成したとしても、そこまでにいろんな議論がなされている。それが本会議でなく、全員協議会で交わされるのでここを改善しないと、理解を得ることは難しいこと。全員協議会が非公開なのでなおさらだ。ここでの議論を乗せたらどうかと提案した。

質問方式を含め課題は色々あるが、今後、議運で協議をしていこうと言うことになる。住民に解りやすく説明しようとは誰もが考えている。議論がかみ合うので希望は持てる。

午後、印刷所に会報の原稿を届けた。ＮＯ.１７　刷り上がればお届けします。ＨＰのトップからメールを頂ければお送りします。

親子

　３日遅れて上の娘から父の日の贈り物が届いた。日曜日に、遅れるからと電話があった。忙しく働いているのだろう。親とすれば元気でガンバっていることが最高のプレゼントだ。上の娘は、性格が私に似て我がままのせいか、高校生くらいまで全く理解し合えなかった。もっとも、彼女が子供の頃から仕事にかまけて、全く父親として接してこなかったので、非は私にあったと思ってはいる。

彼女が大学に入ったころから、少しずつ会話が成立するようになった。当時、給料を貰えば真っ先に彼女に仕送りし、次に部屋代を振り込んでしまえば、私の手元にはいくらも残らなかった。アルバイトもしたようだし、少しは親という存在が解ってきたのだろう。

就職する頃になると、周りからいい親子ですね、と言われるようになった。お互いそんなに変った訳ではないが、相手の立場が少し解るようになったということだろうか。振り返ってみると、仕送りに追われた時代が一番懐かしい気がする。金銭的にはきつかったが、張り合いがあった。

３日遅れの贈り物に少し感傷的になっている。

要旨

　時間に余裕ができたので、一般質問の原稿を公開した。３月分と６月分の２回。当局の答弁が欲しいと言われるのだが、そこまではなかなか踏み切れない。会報では要旨を書いているのだが、要旨はあくまで要旨、と言われればそのとおり。基本は議会が映像で公開されれば済む話なのだが、なかなか実現できない。自分自身の努力も足りないということ。

一括質問のあと当局より一括答弁がある。現在、すべてを知ろうとすれば議事録を閲覧するしかない。取りあえず、私自身の議場での雰囲気だけは解ると思う。

人参の種を播き、夕方水をくれに行ったら夕立。今日は何となくそんな１日。

映像

　８時過ぎに役場に出かける。チョット早いと思ったのだが、課長会議の前に話をしたかった。昨夜、住民から電話を貰い、言い分が理解できたので繋ぐことにした。住民の苦情や要望をすべて繋いでいるわけではない。自分なりに判断をして、必要と思われるものは担当課に話をしている。課長の理解も早かったので今後は上手く回るだろう。

「会報」の原稿がほぼ出来上がった。一気に作成すると情がこもる部分があり、後日、後悔するする場面に出くわす。知人の話では１日か、２日おいて読み直すと良いらしい。今回は時間もあるのでそうする。一般質問のまとめ方は難しい。１時間近いやり取りを「Ａ４」１枚分で表現するのだからなおさらだ。まとめ方でニュアンスが変わってくるので、出来るだけ公平にとは考えているのだが。

今回から「再質問」「再々質問」まで入れたが、やはり映像だ。

面相

　午後、お墓の草刈りに行ったら、誰かがきれいに刈ってくれてあった。心当たりがないのだが、見かねたのかも知れない。昨日やればよかったのだが、雨に躊躇したことがこんな結果を招いたという訳だ。いずれにしても、私の知っている人だろうから、感謝しなければならない。

折角草刈り機を持っていったので、再度、刈りなおした。草刈り機で刈れないところは手でむしった。草刈り機の使い方はお手の物だ。結局、戻って家の周りをきれいにした。雑草の伸びの早いこと。

午前中は「会報」作りに精を出す。タイトルの顔写真を入れ替えた。選挙ポスター用に撮ったものを細工して使った。大分面相が変わったが４年の歳月が過ぎたということ。話は変わるが、選挙ポスターは結構評判がよかった。４年前よりも柔和で良いと言われた。勿論、支持者の会話なので本気にしない方がよい。