歩いていると、手先が冷たくなり、明日から手袋が必要だと感じた。厚めの服装で家を出たが、5時前の気温は確実に一桁に違いない。歩き出しても体が温まらないので、急ぎ足になる。
東の空が明るくなるにはもう少し時間が必要だ。黙々と歩く。何のために朝早くから歩き出すのか、と聞かれると、答えに窮するのだが、一日のリズムを整えるため、というのが模範解答だろう。
知り合いの農家にキャベツを2ケース切って貰った。今、ヤマトまで運んだが、中之条町なので、当日便で届くようだ。電話をすると、今年はキャベツが高くて買うのをためらってきた、とか言っていた。未だ小売りでは値が下がらないらしい。
明日は10月、畑の跡片付けは疲れる。道上の隣人と話をするのだが、春先の気合が懐かしい。何だかんだと言いながら1シーズンが終わろうとしている。来年はどうするか決めてないが、まあ、同じことを繰り返すのだろう。
人生ってそれが幸せなのかも知れない。
庭先の草花シリーズはキダチダリアです。華やかさだけでなく高貴さを醸し出す。