徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

開花

2021-04-11 14:27:30 | Weblog

 我が家の桜が咲き出した。西日を受ける枝に3輪、4輪と開いている。ブログに貼り付ける花を探していて、気付いた。石垣の芝桜も花を付けだした。そちらにしようと思ったのだが、やはり桜の開花だろう。

 嬬恋の桜は4月末が常識だったが、近頃は過去の情景になった。以前、大前の八十八夜の祭りに桜が残っていれば、今年の陽気は平年並みと言ったが、今では通用しない。温暖化が進んでいることを感じざるを得ない。

 朝、庭の片隅の畑にマルチを張った。チョッと腰の調子が良くない、とボヤいたら、家内が手伝う、と言い出した。農作業には全く手を出さないので驚いたが、断る理由も無いので、二人でマルチを張った。

 畝3本なので30分もかからなかったが、最後に、これで腰が痛いとか言わないで、と釘を刺されてしまった。私の愚痴を聞くのが嫌で腰を上げたと納得したが、何といっても一人より二人だ。その代わり、腰痛を愚痴れなくなった、ということ。それはそれでストレスとなる。

 桜 4月11日 午後

 

 


新聞

2021-04-10 08:18:25 | Weblog

 今朝の凍みは半端ではなかった。真冬に愛用する防寒着で外に出た。毎朝、入れ違いになる新聞の配達よりも私の方が早かった。プロ野球が始まると、新聞の発送が1時間遅くなるらしい。

 今までは、新聞に一応目を通してから家を出た。この差は大きい。知人も夏は1時間が勿体ない、とぼやいていた。新聞社にとって、プロ野球ニュースはそれなりに価値があるのだろう。

 私は、若い頃ほどプロ野球に興味が無くなった。学生時代の同級生がドラフトで巨人軍に指名され、在籍した頃は本気で応援したが、今は殆んど野球放送を観ない。以前、書いた記憶があるが、ドラフト会議の前日、友人宅でマージャンをして、私が彼に役満を振り込んだことを思い出す。

 ドラフト前日までは、中日から挨拶があった、と聞いていた。その中日が一巡目で早稲田の外野手を指名し、彼はノンプロへ行くことになるかも知れない、と意気消沈した。彼も左の外野手だった。

 結局、巨人軍の3位指名となったが、巨人は彼の真面目さを買ったのだろう。立派に単位をとり卒業した。後日、銀座の有名店ですき焼きを奢って貰った。「四暗刻」を振り込んだ私がツキを譲ったということだな。

 


三寒

2021-04-09 07:43:24 | Weblog

 北西からの風が冷たい。季節は進んでいるが、今日は完全に後戻りだ。春の三寒四温とはよく言ったものだ。家の暖房は今までと変わらない設定だが、パソコンに向かっていても足元が冷たい。

 昨夜は、植えたばかりのバラやツツジの苗に防寒対策をし、鉢植えは家の中に持ち込んだ。チョッとした油断で凍みにやられる時期だ。エゾムラサキツツジも花が萎えが、これも自然の営みと思うことにする。

 外で洗濯ものを干している家内が、娘に今日は冬の寒さだから、厚着をさせた方が良い、と話している。娘と孫はニコニコ広場にでも行くのだろう。私は、午前中頼まれごとの処理をする。

 生活圏の上田圏域が感染警戒レベル4に引き上げられたようだ。チョッとした用事もあるのだが、防災無線で不要不急を控えるように、と言われると足が重くなる。上田圏域の議員とは親しく交流してきたが、行政も大変だ。

 戸外に出てみる。北西から吹き降ろす風は冷たい。

 日陰のフキノトウ 昨日撮影

 

 


抜歯

2021-04-08 07:41:23 | Weblog

 昨日は歯科医院で歯の治療をした。経緯があって前橋まで出ている。炎症を起こし気味の一本を抜歯することになった。2年位前から気になっていたが、何とか残せればと考えていた。やはり、悪化した歯は元には戻らない。

 抜歯後、姉宅で休んだが完全に出血が止まらず、午後一番で縫合して貰った。出血の程度を確認し、夕方、帰宅した。結局、一日がかりになったが、次の予約は院長に頼んで早い時間に取って貰った。朝早いのは全く苦にならない。

 専業農家から、畑にローターをかけておいた、と連絡があった。例年より若干早いが、いよいよ、私も農作業の準備に入らなければ。やはり、止めるわけにはいかない。考えてみれば、外にやることが無いので、日々が過ごせない。

 姉も、止めたら嬬恋に行けなくなる、という。まあ、無理をせずに気楽にやろうと言っておいた。ファームドゥでいろいろ買い揃える予定でいたが、遅くなったのでそちらは諦めた。来週からだ。いよいよ気ぜわしくなる。

 庭のタッタ草 朝の冷え込みで花びらが落ちた。

 


散漫

2021-04-06 07:32:54 | Weblog

 庭先の水道が凍結した。今朝、気温が下がることは予想されていたので、数日前に植えた久留米ツツジやバラの苗には、夕方、霜対策をしておいたが、水道はうっかりしてしまった。動き出した草花に注意力が散漫になっている。

 紅梅の鉢植えは、花が散った後も玄関に飾っておいたら若芽が伸びすぎた。未だ路地には下せないので、大き目の鉢に植え替えて、軒下に出したら成長が止まった。樹勢が落ちるのかな。花を愛でるのは簡単だが、管理は大変だ。

 先日、知人に庭を見て貰った。剪定の仕方を教えて貰ったが、秋の整肢が大切と言われた。適当に自己流で育ててきたが、そのツケが出ている。特に家の北側は、山から下した沙羅の根に眠っていたタラの木が動き出し、今ではタラの林になってしまった。

 私も、庭木よりタラの芽の方が貴重に思え、タラの木の為に肥料を撒いている状況だ。夏には日差しが悪くなり、家内から苦情がでるが、タラの芽を娘に送ってやると、大いに喜ぶので処分は出来ない。今、山でタラの芽を採るのは大変だ。

 梅の花の一枚  昨日iphoneで撮影する。

 


年齢

2021-04-05 07:31:26 | Weblog

 昨夜は地区の区長OB会の総会に出席した。21名ほどが出席したが、こんな社会情勢の中でも、村のクリーンプロジェクト事業で、西部小学校沿いにサルビアのプランターを設置、管理を例年どおり実施した。

 嬬恋村より30,000円の補助金を受けているが、金だけではとてもできない。私も何回か水くれの作業に駆り出されたが、用水を汲みあげるので、日照りが続くと結構、大変な作業になる。それでも続くのは、地域の西部小学校への愛着だろう。

 事業はこれだけだが、支出でお見舞金が5人の会員に出ている。それぞれがお礼方々現状を説明したが、この年齢になるといつ何が起こるか分からない、不安に襲われる。この組織は、研修旅行や議会の傍聴を企画したり、活発に活動してきたが、今後は不透明だ。

 会議終了後、10分ほどの予定で、今取り組んでいる共有地問題を説明したが、大分時間をオーバーしてしまった。一応、説明の概要はメモしていったのだが、どこに重点を置くかで迷ってしまった。取り敢えずの状況は理解して貰えたと思う。

 例年だと総会の後は懇親会になるのだが、今年は「鳥飯弁当」を貰って解散。

 知人の庭先で西洋翁草が咲き出した。声をかけると昨年の種を譲ってくれた。早速庭に蒔いたが芽が出るだろうか。

 


所以

2021-04-04 00:00:00 | Weblog

 エゾムラサキツツジが咲き出すと、庭の雑草も勢いを増してくる。秋に菜種油の粕を撒いておいた。庭に出ていた家内が、突然、肥料が雑草に吸われてしまう、と言って草取りを始めた。10分ほどで戻ってきたので庭に出てみると、自分の気に入っているテッセンとサツキの周りだけがきれいになっている。

 残りは私にやれと言うことだろうが、雑草との格闘は畑だけで十分な気分だ。加えて、曇天に草取りをしても仕方がないと思うが、そこは言わない。高い除草剤を使えば庭木に影響はないくらいの感覚なので、細かいことを言っても仕方がない。

 代わりに、日焼けした三つ葉ツツジに変えて、久留米ツツジを植え込んだ。先日、コメリで気に入った色合いがあり、つい買ってしまった。目的はバラの苗を買う予定だったのだが、イメージしたものがなく、久留米ツツジに手が出てしまったのだ。このツツジには品がある。

 1株で良いのに、2株持ってレジに並んでしまった。もう1株をどこに植えようか考えている。これが無計画なドジの所以だ。まあ、ツツジなので場所や土目は選ばないだろう。家内からは、改めてバラはピンクか赤と言われた。私はオレンジ色が好みなのだが、さて、どちらにするか。

 梅が咲き出した。iphone の接写を試行しているが、説明書どおりにはいかない。


将来

2021-04-03 07:42:37 | Weblog

 窓から眺める景色がくすんで見える。深い霧だ。早春の息吹も立ち止まっている。陽が射せば聞こえてくるホトトギスの鳴き声もしない。車のエンジン音もしない。土曜日の朝は静かだ。

 昨日は地区の共有地の問題で当局と打ち合わせをした。本当に久し振りに役場庁舎に入った。チョッと戸惑いがある。首長を始め担当課長に、こちらで調査した土地の履歴を説明した。糸を手繰り寄せていくような面もあるが、可能性を探っていくしかないことはお互いに分かっている。

 この問題には地区としての夢がある。現状と変わらなければ、個人の時間まで費やす気持ちにはなれないが、地域の将来の絵を描ける可能性があるとすれば、労力を費やす価値もあるというものだ。と、言い聞かせながら関わっている。

 物事は投げたらそこで終わってしまう。勤め人時代から散々経験してきた。辛抱強く取り組めば何かのきっかけで動き出すことがある。モチベーションを維持していくには、そのことを思い出すしかない。ただ、失うものは無いので、そこは気分的には楽だよな。

 霧の中のエゾムラサキツツジ 今朝撮影したが接写の技術がない。


老害

2021-04-02 07:37:45 | Weblog

 昨夜は地区の定期総会があり出席した。区長から総会の議長を依頼されていたので、その務めを果たした。昨年度、草刈の作業を始め、殆んど協力できなかったので、定期総会の議長くらいは、と引き受けた。

 ただ、慣例に従っている団体の進め方と、議会の議長の権限は違うので、最初、チョッと戸惑ったが、正式な地縁団体の総会なので、若干、形式ばったが無事務めを果たした、と言うところだな。

 区の役員も完全に世代交代した。考えてみればそれほど若くはないのだが、私達から見ると非常に新鮮に見えた。もう一つ、議案書がしっかりしている。大前区は役場やJAの職員OBが多いので、遺憾なくそのノウハウを取り入れている。

 老害と言われないよう行動しなければと、改めて感じた次第だ。前の世代から私達が引き継いできた区の課題を、どう繋いでいくか、真剣に考えなければならない。この社会状況で思い通りに動けない面もあるが、少しづつでも引き継いで行こう。

 早速、10時過ぎから区の役員と一緒に、首長に馬踏道の共有林の履歴を説明する。

 今朝のエゾムラサキツツジ iphone で撮影

 


朝陽

2021-04-01 07:31:41 | Weblog

 ダンコウバイに続いて、エゾムラサキツツジが数輪咲き出した。この木は10年経っても弱ることなく、育っている。蝦夷の厳しい環境に耐えた生命力を発揮しているに違いない。例年より1週間以上早い。このツツジが咲き出すと、我が家の庭が一気に春めいてくる。

 朝陽を浴びながらデジカメを構えると、鶯の鳴き声が聞こえてきた。こちらも大分こなれてきたようだ。数回鳴いて消えていった。早春の息吹は特別だ。耳を澄ませば木々の芽吹く音が聞こえてきそうだ。ささくれ気味な心を癒してくれる。

 昨日は、新型コロナウイルスのワクチン集団接種のリハーサルに行ってきた。受付から30分ほど待ったが、ドクターの問診が始まれば、数分で接種となる。接種自体は一分間隔で進んだ。接種後20分ほど待機して、終了となった。

 30人ほど集まったようだが、我々の世代だと、流れ出せばそれほど時間はかからないだろう。実際どうなるか分からないが、自分の中ではイメージができた。まあ、何時接種できるかだな。

 今朝のエゾムラサキツツジ