昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

糸魚川静岡構造線

2010-08-15 | 国内旅行
 博物館の展示からアップします。
 日本列島そのものが、大陸の辺縁部として断層の塊りですね。マントル対流が一般に認知されたのが40年ほど前ですから、それに加えて、地震の解明が進みました。




これは航空写真ではありません。崖に残る構造線の断層です。






左:露頭から剥ぎ取った構造線の地層。
右:構造線に沿って、断層の熱で出来た変成岩が見られます。学術的な名前が付いています。
 




国道を外れて、石ころだらけの道を進みます。




名前は同じでも、露頭には少しずつ変化が見られます。番号が付いています。
 





泥岩から変った変成岩です。




まるで粘板岩のような変成岩です。




片麻岩(変成岩)です。
 








花崗岩(御影石)は火山の元になるマグマがゆっくりと冷えてできたものです



東名高速と中央道による菱形の対角線の道を進むと、そこは中央構造線による断層地帯でした。



国道152号線の北の端は諏訪盆地まで続きますが、分杭峠が最北の峠です。高遠から中央道に帰ります。