昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

合掌造りend(五箇山地区)

2010-08-06 | 国内旅行
白川郷の庄町の合掌造りを後にして、庄川を下ります。

 岐阜県と富山県の県境が、トンネルを抜けるたびに入れ替わりました。やがて五箇山地区に出てくると世界遺産の合掌造集落と出会います。


荻町の町外れに、道の駅があります。駅の売店の裏にミュージアムがあり、合掌造りの屋根の葺き替えが再現されていました。 右:飛騨のサルボボ。




世界遺産として村の力の入れ方がわかります。

世界遺産になるための資質でしょうね。

展示されていた写真パネルは、村の消火栓の一斉放水です。




暖簾になった合掌造り。



どうも、命綱はないですね。中央で横に張った梁が、屋根の外まで突き抜けています。


萱葺きの材料の調達と、人手を集めるのが大変でしょうね。



五箇山地区に近づくと、街道沿いに最大で国重文の合掌造りの棟が出てきました。



畦道に咲いていたヤブカンゾウ。




上平村の五箇山地区菅沼合掌造り集落も世界遺産です。




156号線バイパスから、庄川沿いに並ぶ集落が見えます。ここは立て直されたので、住民の人の気配は余りありません。萱葺きは崩れていませんね。背後の白い橋は東海北陸道です。


集落の川岸に下りてみました。先を急ぐので、入口で引き返しました。まるで博物館のようです。



もう一つの世界遺産集落は、平村相倉地区です。入口の駐車場から100mほど行った所に集落があるそうです。