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ボイジャー2号太陽圏脱出

2018-12-28 23:55:02 | 宇宙

朝日新聞12月12日の第1面
さらば太陽圏 ボイジャー2号、旅立ち41年
41年前に打ち上げられた米国の探査機ボイジャー2号が太陽圏を脱出し、太陽風が
届かない「星間空間」に到達した。人工物として到達したのは、2012年の
ボイジャー1号以来。米航空宇宙局(NASA)が10日発表した。
 ボイジャー2号は1977年に打ち上げ後、木星や土星などを観測してきた。
太陽圏は、太陽から噴き出した粒子(太陽風)に覆われた空間で、惑星や小惑星など
を包む。11月5日、検出器で捉えていた太陽風の粒子速度が急激に低下した後、
まったく観測できなくなり、太陽圏を脱したと結論づけた。
ボイジャー2号は現在、太陽系の端にある、無数の小さな天体が集まる「オールトの
雲」をめざして、地球から約180億キロかなたを飛行している。
オールトの雲の内側に到達するには300年、太陽系の外に出るには3万年かかるとされる。
地球にデータを送信している原子力電池は2025~30年ごろに尽きると予想されている。
(石倉徹也)







ボイジャー1号・2号の軌道

ボイジャー探査機の主要装備

飛鳥新社刊「宇宙探査機」・川口淳一郎監修によると
ボイジャー1号が29万6000年後に着く予定のきりん座AC+793888に向かっている。
ボイジャー2号は今からおよそ4万年後におおいぬ座シリウスに到着している。
という。

角田市スペースタワー・コスモハウスにボイジャー探査機の実物大模型がある。
触ることができ大きさが実感できる。
国内にもう1箇所、東京都西東京市の多摩六都科学館にも実物大模型があるが天井から
吊り下げられた形なので触ることができない。



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