ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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5月15日編(3日目)

2009-05-22 11:42:00 | ノンジャンル
2発目です。

倉敷ユースホステルも、早朝目覚め、写経をして黙って出発。
(たぶん誰も起きていない時間にあたしは動いているのだよ)

さて、本日は、中国地方を縦断して出雲へと向かいます。

岡山総社から岡山自動車道を通り、中国自動車道へ入ります。

北房JCTから中国自動車道に入り、落合jctから米子自動車道を経て、9号線の安来道路へと入って行きました。

本日初めの目当ては「八重垣神社

出雲という地域には、いくつか行きたい神社がありまして、その一つです。

東出雲という所を降りまして、その八重垣神社着。



ひなびた所にある神社でありました。

神社というのは、まさしくそこであるから建てられる何かを秘めているのだと聞いておりますが、それでも、それを感じる感じないはこちらの都合でありまして、ここ八重垣神社もその筋の人たちにとってはパワースポットとして有名な所のようですが、あたしは実は、ここではなにごとかを感じることがないのでありました。(=不感症?)

これはこれまでも含め、これからのこともあるのですが、例えば神様がいるとして(あたしはそれすらも良くわからないものとしております)それを祀る神社の気は、そこを祀る人の気が堆積するのであろうと思うのでありますよ。

だから、かつてその地に霊気が溢れて、当時の人々がそれに呼応してその場所に神社を建てたとしても、敬い祀る人の気配が積もらないのであれば、やがてその地は人間にとってはタダの記念碑と成り果てるのではなかろうかと思っております。

パワースポットといって紹介している人たちは、きっと何かを感じているのでありましょう。

それはそれで良いのです。

あたしは、あたしの心と体に聞いてみるだけですから・・・
(あと、魂に聞くという部分もありますが、それは話が長くなりそうなので、割愛)

勝手な解釈だから、あまり気にせず、それでもご朱印をいただいて次へ・・・

そのあと、9号線を通っていきますと、右手には宍道湖がバーーーンと現れて参ります。

シジミで有名ですね。

そしてマナカナ、いや、メグミとノゾミ(どっちがどっちだ?)が思いおこされる土地でありますね。

ちょうどお昼となりましたが、産業道路のようで、トラックなどが行きかっております。

そんな中、営業車とおぼしき車が集っている食事どころを発見!

こういうところはあたしは鼻が利くのでつ。

ロードサイドの定食屋みたいなところに入ってみました。

窓の向こうは宍道湖が一望です。

そして、メニューを見れば、「ラーメン定食」「しょうが焼き定食」など、やはりそのまんま定食屋。

でもね、メニューの端っこに、「ラーメンに蜆を入れると100円増し」とか「シジミ汁100円」とか、ちゃんと載っているのでありました。

お腹もしっかりすいていましたので、シジミ入りラーメン定食に、そして、ノゾミかメグミか知りませんが、そのバンド名をシジミ汁とネーミングしたほどのシジミ汁を注文。

それがこれ ↓



オォ!島根県だがね!(名古屋弁)

大変おいしゅうございますた。(大当たり!大変満足して、いよいよ出雲大社へと出向きます。

お金を払うと、厨房の奥から大将が、「だんだん!」と言ってくれました。

初生だんだんっ!に感激したのでありました。

さて、出雲大社到着。

念願の土地でありますよ。

大鳥居から参道へと向かい、つるちゃんを止めて、敷地の中へと入ってまいりました。



偶然ですが、大祭の最中にぶち当たったようで、中では氏子たちが練っておりました。



これもまた、ご縁でありましたネェ・・・

ユルユルと歩を進め、本殿到着。

さすがに広い境内と、立派なお社でありますね。

縁結びとして有名ですので、あの人もこの人も、命のご縁がありますようにと心から念じてお参りをしました。


(つい、顔を入れたがるあたしです・・・すみません)
(言い訳・・・でもさぁ、ただ景色だけとか風景だけの写真って、おもしろくないことないですか?・・・あたしはいつもそう思う・・・それが見たいんじゃないよ、その時のアンタが見たいんだよってね・・・独り言です)

お参りをして、ご朱印をいただいて、まだまだ日は高いです。

都合によっては明日にしようかと思っていた次のターゲットは須佐神社

ここからは少し遠いのですが、時間は充分。

早速に、南下をしてみます。

随分と走りまして、須佐神社到着。

辺鄙な山の中に建つ、小さなお社でありました。



でもね、やはりというかなんと言うか、お社の大小とは別に、ここはあたしは感じるところでありました。

ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトを祀った神社です。

小ぶりながら、良い神社でした。

その帰り道、偶然に露天風呂発見!



温泉ではなかったのかもしれないけれど、何とか(忘れた)という風光明媚な景色を見ながらのお風呂は、気持ちの良いものでありますね。

それから出雲に戻りまして、まだ時間がありましたので、近くの日御碕神社へお参り。

朱色のお社がキレイな神社でした。



ちょうど夕暮れ、この近辺にはユースホステルがありませんでしたので、大鳥居近くの一番安い宿を調べて予約しておきました。

その名は「たけしや旅館

ユースホステルとは一線を画す、日観連所属のちゃんとした?宿ですよ。
(ちなみに、ユースより2割り増しの素泊まり4200円・・・基本的に、今回の旅行であたしは宿でご飯を食べません)

久しぶりの畳の上の布団が嬉しい宿でありました。
(あたしは畳に布団が基本なのだ!正しい日本人!)

さて、食事を予約しておりませんので、外へ出て、有名な出雲そばを探してみました。

・・・でもね、なんというか、いかにも観光客相手の「出雲そばだぞッ!」というところには入りたくないのよね~

で、やはりあちらこちらと歩き回って、偶然ブルーカラーのお兄さんがヒョイと入るお店を発見。(ここでもあたしの鼻は役に立つのだ)

あとに続いて、そのお店に突入してみます。

宍道湖に続きまして、地元の人しか来ないような定食屋。

マンガ雑誌が棚に並んでおります。

メニューを見てみると、「お酒のお供に、そば炒め」と言う文字が目に入ります。

そば炒め?・・・なんぞ?

興味津々で焼酎のロックとともに注文。

やがてやってきたのは、まさに蕎麦ととキノコの炒め物。

そして、これがなかなかうまい!(当たり)

焼酎のロックがコップに並々と入って400円。

・・・出雲は良い所でつ。

〆には、普通のかけそばも食べて、今日はお開き。

宿に戻って、眠くなるまで正法眼蔵を読んで、床についたのでありました。

気持ちの良い出雲ですた。

・・・続く


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5月14日編(二日目)

2009-05-22 08:42:00 | ノンジャンル
おはよ。

昨日の続きです。

京都の朝は、やはり5時起き。

同室の白人青年は、眠りこけておりました。

起こさぬようにソッと部屋を出て、誰もいないロビーで写経。

その後、6時には、勝手にチェックアウトいたしました。

ユースホステルは、好きな時間に出かけられるのが良いですよ。

外に出てみれば、京都の朝はドピーカン。

大変気持ちよく、本日は倉敷へと向かいます。

今回のツーリングを計画するに当たり、一日の移動距離はおおよそ200km、そして、行く先にめぼしい神社があることが条件となっております。

ついでに、行ったことのないところなら尚よろしい。

倉敷の選定に当たりましては、行ったことがない上に、なんとなく若い女性にオサレな町といわれていそうな雰囲気が決め手になりましたね。

京都南から名神を通って、大阪から山陽自動車道に乗り換え、やがて岡山へ。

ここで降りて、まずは、吉備津彦神社へお参りします。



平らな地に建つ、大きなお社です。

桃太郎にちなむ神社も、どうやらここのようですよ。
(よくわからずしゃべっています)

ただ、大きくて立派なお社なのですが、なにげにすすけた風情です。

お参りをしてご朱印を頂き、次はすぐそばにある吉備津神社へと移動。

吉備津彦神社と吉備津神社は、似た様な名前ですぐ近くにあるのです。

どうやら、昔の話で、今立っているそれぞれの場所は、国が違っていたらしい。

国境が神社の間にあるらしいのね。

だから、たとえ近くても、もとを辿れば、それぞれの地域の神社として建てられたということのようです。

なるほど・・・(でも、よくわかっておりません)

さて、こちら吉備津神社は、山の中に立てられたお社でありました。



先ほどの吉備津彦神社と比べると、なんとなく威勢の良い神社であります。

きっと、観光客がたくさん来るのは、こちらの吉備津神社のほうなのでしょう。

イワレを知りませんが、雰囲気でなんとなくわかるものもあるのでした。

何かが国宝であると書いてあったのですが、それが何か忘れました。

結局あたしは、お参りすればそれで良く、文化財的なものにはあまり興味がないのでした。

この神社の周りには回廊がありまして、途中途中には、いろいろな神様の分社があって祀られておりました。

まだ朝の10時ごろのことですので、山の中のアップダウンの激しいその回廊も、ひとしきり見てまわりお参りさせて頂きました。

結構疲れるよ・・・

さて、ご朱印もいただいて、ここも後にいたしまして、倉敷の町へと入ります。

ここでのお目当てはただ一つ、大原美術館であります。

早速見つけて館内へ。

大原さんのコレクションはさすがでありましたよ。

と言うものの、あたしは絵の価値が良くわからんのであります。

有名なエル・グレコの受胎告知も拝見しましたが、やはりよくわからんなぁ・・・

そんな中、あたしが大変感動したのが、河井寛次郎や濱田庄司の民芸芸術の作品が多数あったこと。

壁にある説明を読むと、大原さんはこういった芸術家のパトロンとしても活躍されていたらしい。

京都の河井寛次朗記念館は随分前に行ったことがありますが、あそこよりも数段良い作品が並べられておりました。

昔の富豪は、目も利いたのだね。

くまなく見て、やがてお昼。

ちょうど敷地内の庭の手入れをしているおばさんと話している地元の人らしい女性を発見。

「このあたりに、おいしいおそば屋さんはありませぬか?」

と尋ねると、

「あら、あたしは蕎麦屋です」

と言われます。

「ご縁でしたネェ~」

といいながら、その人に連れて行って頂きました。

石泉」という名前のおそば屋さんで、とてもおいしかったです。(大当たり)


(食べてから写真を撮るのに気がついたので、器がほとんど空ですね)

おいしいお蕎麦には、冷酒は欠かせませんね。

地元のおいしいお酒を、少しだけ頂きました。

ホロリとして、倉敷の町をブラブラしてみます。

確かに小奇麗でオサレなのかもしれませんが、何とはなく観光用に作られた町みたいで、あたしはあまり好みではありませんでした。

それでも、時間はたっぷり残っていましたので、町の裏まで歩きまして時間つぶしをしてみました。



やがて夕方。

本日の宿となります倉敷ユースホステルに着。

町からはすぐでした。



当夜の泊まりはあたし一人とのこと。

のんびりできますから、それはそれでよいですね。

来る途中で買ってきたお酒とツマミを前にして、ゴロゴロとしておりまして、やがて夜。

と・・・

宿泊客はあたし一人だったはずが、なぜか外からドヤドヤと来訪者が・・・

ん?と思っていましたら、それはどうやら地元の方々が、この場所を借りて、バンドの練習をされるらしい。

宿の奥さんが、「音楽は好きですか?」とおっしゃいますので、エェ好きですよと答えたら、「では、ビールでも飲みながら聞いてみてください」と勧めてくださいまして、ロビーにビール片手に座っておりましたのね。

やがて・・・そこに現われたのは、アラウンド60(=還暦)の皆様5人ほど。

エレキベースやギターを取り出して、さて何が始まるのであろうかと待ち構えておりましたら、そこに流れてきたのはド演歌!

「じゃ、新潟の女から・・・」

とリーダーらしい人が言いますと、紅一点の女性ボーカリストが、その「新潟の女」を歌われ始めたのでございます。

う~~~む・・・

どう考えても、カラオケ同好会の延長です。

それの生オケバージョン。

はじめこそ、観客よろしく拍手なんぞしていましたが、

「じゃ、次はね」

とかなんとか、延々と続くものですから、やがてあたしはフェードアウトしたのでありました。


(紅一点の女性ボーカリストと記念撮影)

ということで、倉敷の夜は、アヤシイ演歌とともに過ぎて行きますた。

・・・続く
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