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ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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エバシンポです

2008-08-26 10:28:45 | ノンジャンル
おはよ。

来る9月14日(日)には、長久手にあります「愛知たいようの杜(ゴジカラ村)」にて、毎年恒例の「エバシンポ」があります。

何をするかはコチラをどうぞ。 ↓

http://www.ebanet.co.jp/symposium2008/index.html


主催者のエバさんからは、こんな言葉が届いています。

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■ Monthly Message "Life" (281)
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『愛されるより愛する人になる』


札幌の親友、村さん(村松弘康弁護士)から、神輿(みこし)を担
ぎに来ないか、と、便りがきた。
その案内の文章に、同感だ! と、心で拍手した。


… 秋葉原で17人を殺傷した25歳の若者の話し相手はケータイだ
った。
「秋葉原で人を殺します」と犯罪を予告しても、誰からも「やめと
け」のメールはなかった。

想像を超える不安と孤独と無関心が、若者を中心に広がっている。
このまま、人と人との、つながり、信頼が薄れ、地域に住む個人が
砂粒のように孤立してゆけば、人と人との間は不安、無関心、監視、
敵視に覆われていくことになりかねない。

生活のすみずみまで規則や法律によって規律されることは、一方で
安全を確保できるかもしれないが、他方でのびのびとした人との交
流が失われた、牢獄のような社会をつくることになりかねない。…


私が、今年のEBAシンポジウムのテーマを「かけがえのない“い
のち”を、・・・。」と決めたのは、やはり、秋葉原、連続通り魔
事件がきっかけだった。

多くのかけがえのない“いのち”を奪ったあの若者は、確かに加害
者である。
しかし、彼も被害者ではないのか。

社会全体が加害者であり、我われ一人ひとりが、彼を悲しいテロリ
ストにまで追いやってしまったのではないのか、と思ったからであ
る。

EBAシンポジウムのコーディネータを今年で12年間お願いして
いる、文化人類学者、上田紀行さんの近著「かけがえのない人間」
(講談社)は、私のお薦めの書である。

書は、「私たちのかけがえのなさを取り戻すこと。社会の信頼を取
り戻すこと。すべてがそこから始まります。」で、始まる。

さらに鋭く、「勝ち組・負け組」は平等な競争の結果なのか、と、
切り込んでいる。
ワーキングプア、ネットカフェ難民が増えている。
それはそのまま景気の動向で増減する。

100人がエントリーした100メートル走で、上位三人だけに多
額の賞品が出るレースは、それは平等な競争なのか?
自分が努力をすれば報われるという、公正な競争なのか?

世界を見ても同様。
今の世界情勢は、経済的な勝ち組が一、負け組が何百、何千という
レベル。

最初から貧乏で教育も受けられない人に経済的に勝つ機会は与えら
れておらず、格差は拡大するばかり、「これは公正な競争だ」と言
われ、機会を与えられない場所に生まれ育てば、誰だって、「こん
なゲームはインチキだ」、とテロリストになってしまう可能性はあ
る。

そんな世の中に、必要なのが、「かけがえのなさ」の回復なのだ。

一見ネガティブな挫折や苦しみは、神様が用意してくれた穴ぼこ。
その穴に落ちることで、自分が見え、人生が見える。
その中でもがきながら、私たちは人生の宝に出会うのです。

かけがえのなさを取り戻す行動、
それは一言でいえば、「愛されるよりも愛する人になる」こと。

私はどうしたら愛されるのか、ではなく、私は何を愛して生きてい
くのか、をみんなが考えながら人生を歩んでいる社会は、素敵な社
会なのだ。

愛されたいと思うより、誰かを、何かを深く愛したとき、人は、自
らの愛の存在を知り、魅力的になっていくのだ。

つまり、愛するものを持っている人ほど幸せなのである。


2008年8月/江場 康雄


・・・

お一人でも多くの方にご参加いただけたらと思います。

ご参加希望の方は、Pまでどうぞ。

なお、当日はあたくし、クドでご飯を炊いてオニギリ握ってます。(皆様の昼食用)

あたしに会いたいと思ったら、台所までお越しください。

汗まみれのあたしのハグを、全身で受け止めてください。
(特に、独身女性希望)