おはよ。
秋が立ったらしい。
そういえば、昨夜は涼しい夜風で、快適でした。
さて、昨日の出来事を・・・
早朝ラジオ体操に行った娘は、お友達をつれて帰って来ました。
今日は、そのお友達Kちゃんと一緒に、ナガシマスパーランドへ遊びに行きます。
なんでそんな話になったかといえば、つい先日、Kちゃんが我が家にお泊りに来た日の夕飯の折、
「せっかくの夏休み、ナガシマにでも行きたいよねぇ~」
と、二人が話をしていたのを、焼酎片手に聞いたお父さんは、
「ん?ナガシマ?・・・エエやないの。行ったろうやないの。」
と、飲んだ勢いで安請け合いをしてしまったのですた。(自滅)
・・・そして当日。
仲良し二人組の娘とKちゃんは、なぜか前日にどこぞの店で、お揃いのシャツとスカートを買ってきまして、ウキウキと出発を待ちわびていたのでありました。
午前9時前にいよいよ出発。
湾岸道路を通って、あっという間にナガシマスパーランドに到着です。
お父さんも娘も、大変久しぶりにやってきましたよ。
入園口に向かって歩きながら、お父さんは二人にこう告げるのですた。
「一番初めに乗るのは、なんと言ってもスチールドラゴンでつ!
ナガシマといえばスチールドラゴン、スチールドラゴンといえばナガシマというくらいの代物でつ。
なにごとも、その世界の一流のものを経験しておくことは肝要でつ。
キミたちの今後のジェットコースター遍歴において、スチールドラゴンというものの存在が、そのスタンダードとなること期待しまつ。
(実は、あたしが乗ってみたいというただそれだけの理由だったのですが・・・)」
わかっているのかいないのか、うなづく二人・・・
10時ちょうどくらいに入園したのですが、やがて目指すスチールドラゴンの乗車口へとやってまいりました。
が、すでに人が並んでいます。
「ほらご覧、キミたち。
他の遊具はガラガラなのに、ここはすでに人が並んでいまつ。
スチールドラゴンの偉大さが、いかばかりかという事を、如実にあらわしていまつね。」
子供たちは、お父さんの先見の明に、感動しているようでありました。(そうなのか?)
やがて、乗車の順番がやってまいりました。
ここでまた、お父さんからの訓示。
「ジェットコースターというものは、玄人は一番後ろの座席に乗るものでつ。
それもよ~く覚えておくように。」
うまい具合に、前にいた女子大生風の方たちは我先にと前の車両に走っていかれました。
お父さんは最後尾、そして娘たち二人は、その前の座席をゲットいたします。
シチュエーションは完璧でつ!
・・・
いよいよ発進。
初めてのスチールドラゴン。まして、最高のポジションを得て、お父さんは感極まっておりますた。(ジェットコースター大好きなお父さん)
急角度の助走路をユルユルと昇り、やがて高さの極みへとやってまいります。
眼下の景色は、幽体となった我が身が眺めているようでありまして、ヘンな話ですが、一瞬「死」を感じましたね。
突然、フッと体が浮いたかと思うと、あとはもうなす術のない、スチールドラゴン任せの世界へといざなわれていくのでありました。
漏らしそうなお父さん・・・
そして、前の席の二人を見れば、首をヒザにくっつくくらいに折り曲げて、声にならぬ声で絶叫し続けていました。
数十秒の後、無事帰還。
降りた二人に感想を聞いてみます・・・
「メッチャおもろかったぁ~!!!」
お父さんはそれを聞いて、「連れてきてよかった。ありがとうスチールドラゴン」とつぶやくのでした。
ところで、夏休み中のここナガシマスパーランドの混雑ぶりは、かつて何度か経験しています。
そして、その広さから、炎天下での遊べる耐久時間を、お父さんは過去に学習しているのでありますた。
娘たちの躍る気持ちも大事にしながら、お父さんはこう提案をしたのでつ。
「ではこれより、とりあえず1時まで、二人で好きなように遊んでいらっしゃい。
そして、お父さんは別行動をとるので、1時になったらケータイで連絡を取りましょう。
その時、まだ遊びたいと思えば、その時に時間を決めたら良いでつ。
ということで・・・解散!」
二人は嬉しそうに並んで公園の中に消えていきました。

・・・前編終わり、
・・・つづく。
秋が立ったらしい。
そういえば、昨夜は涼しい夜風で、快適でした。
さて、昨日の出来事を・・・
早朝ラジオ体操に行った娘は、お友達をつれて帰って来ました。
今日は、そのお友達Kちゃんと一緒に、ナガシマスパーランドへ遊びに行きます。
なんでそんな話になったかといえば、つい先日、Kちゃんが我が家にお泊りに来た日の夕飯の折、
「せっかくの夏休み、ナガシマにでも行きたいよねぇ~」
と、二人が話をしていたのを、焼酎片手に聞いたお父さんは、
「ん?ナガシマ?・・・エエやないの。行ったろうやないの。」
と、飲んだ勢いで安請け合いをしてしまったのですた。(自滅)
・・・そして当日。
仲良し二人組の娘とKちゃんは、なぜか前日にどこぞの店で、お揃いのシャツとスカートを買ってきまして、ウキウキと出発を待ちわびていたのでありました。
午前9時前にいよいよ出発。
湾岸道路を通って、あっという間にナガシマスパーランドに到着です。
お父さんも娘も、大変久しぶりにやってきましたよ。
入園口に向かって歩きながら、お父さんは二人にこう告げるのですた。
「一番初めに乗るのは、なんと言ってもスチールドラゴンでつ!
ナガシマといえばスチールドラゴン、スチールドラゴンといえばナガシマというくらいの代物でつ。
なにごとも、その世界の一流のものを経験しておくことは肝要でつ。
キミたちの今後のジェットコースター遍歴において、スチールドラゴンというものの存在が、そのスタンダードとなること期待しまつ。
(実は、あたしが乗ってみたいというただそれだけの理由だったのですが・・・)」
わかっているのかいないのか、うなづく二人・・・
10時ちょうどくらいに入園したのですが、やがて目指すスチールドラゴンの乗車口へとやってまいりました。
が、すでに人が並んでいます。
「ほらご覧、キミたち。
他の遊具はガラガラなのに、ここはすでに人が並んでいまつ。
スチールドラゴンの偉大さが、いかばかりかという事を、如実にあらわしていまつね。」
子供たちは、お父さんの先見の明に、感動しているようでありました。(そうなのか?)
やがて、乗車の順番がやってまいりました。
ここでまた、お父さんからの訓示。
「ジェットコースターというものは、玄人は一番後ろの座席に乗るものでつ。
それもよ~く覚えておくように。」
うまい具合に、前にいた女子大生風の方たちは我先にと前の車両に走っていかれました。
お父さんは最後尾、そして娘たち二人は、その前の座席をゲットいたします。
シチュエーションは完璧でつ!
・・・
いよいよ発進。
初めてのスチールドラゴン。まして、最高のポジションを得て、お父さんは感極まっておりますた。(ジェットコースター大好きなお父さん)
急角度の助走路をユルユルと昇り、やがて高さの極みへとやってまいります。
眼下の景色は、幽体となった我が身が眺めているようでありまして、ヘンな話ですが、一瞬「死」を感じましたね。
突然、フッと体が浮いたかと思うと、あとはもうなす術のない、スチールドラゴン任せの世界へといざなわれていくのでありました。
漏らしそうなお父さん・・・
そして、前の席の二人を見れば、首をヒザにくっつくくらいに折り曲げて、声にならぬ声で絶叫し続けていました。
数十秒の後、無事帰還。
降りた二人に感想を聞いてみます・・・
「メッチャおもろかったぁ~!!!」
お父さんはそれを聞いて、「連れてきてよかった。ありがとうスチールドラゴン」とつぶやくのでした。
ところで、夏休み中のここナガシマスパーランドの混雑ぶりは、かつて何度か経験しています。
そして、その広さから、炎天下での遊べる耐久時間を、お父さんは過去に学習しているのでありますた。
娘たちの躍る気持ちも大事にしながら、お父さんはこう提案をしたのでつ。
「ではこれより、とりあえず1時まで、二人で好きなように遊んでいらっしゃい。
そして、お父さんは別行動をとるので、1時になったらケータイで連絡を取りましょう。
その時、まだ遊びたいと思えば、その時に時間を決めたら良いでつ。
ということで・・・解散!」
二人は嬉しそうに並んで公園の中に消えていきました。

・・・前編終わり、
・・・つづく。