心とほんとの会話屋さん

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なぜ、今、この仕事をするのか? という問いに答えられますか?

2014-01-23 21:15:18 | 本のネタ
 少し哲学的な問いになりますが、
  人間は、なぜ生きるのか?
  人間は、なぜ働くのか?
 という問いかけに自信を持って答えられるでしょうか?

 わたしは誰に聞かれても、ブレない答えを言い切れる自分になれるように鍛錬しています。
 今、現在の答えは、自分が成長し周囲の人々を笑顔にできるようにするために、仕事/生活している。というものです。


 なぜ生きるのか、なぜ働くのか?という問いかけに対する正解はなく、各自がその答えを見つけるために生きていると言っても過言ではないでしょうね。

 しかし、最近は、働く目的が”生活のためのお金稼ぎ”や”出世/評価”のためになっている人々が多くなっているのが現実です。
 お金稼ぎや出世が目的になること自体を否定するつもりはありませんが、周囲と比較することなく、自分で満足レベルが設定できていれば問題ないでしょう。
 ちょっと分かりにくい表現だったので補足すると、自分の給料が1万円あがったことを素直に喜べる人は自分軸があるので、問題にないでしょう。
 ただ、自分の給料アップに加え、隣りの同僚が3万円あがったことを耳にした途端、一気に不満を感じてしまう人が少なくなく、こういう人は周囲との比較軸になっているので要注意なのです。

 周囲との比較で、満足/不満を決める考え方になると、世界一の状態にならないと満足できなくなってしまうのです。
 人間は、満たされている部分より、満たされていない部分を見つけ出し、不満を言うことには長けているので。


 全世界の人口が100人だったとすると、住む家があって、貯金がある人って、何人くらいいるか想像できますか?
 わずか8人弱なんだそうです。
 つまり、一般的な日本人は、経済的には満たされた環境にいるのです。
 が、こころの豊かさという意味では、どうなのか悩ましいですよね。
 なんでも思い通りになる環境にいるがゆえ、我慢できない人間に育っていることは否めない事実です。

 みなさまも、満たされている部分に目線を向け、本来の生きる目的/働く目的に向き合ってみてください。
 なにか気付きがあるはずです。



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。