心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

入りを量りて、出ずるを制する

2014-01-03 17:51:15 | 本のネタ
 お金に対する心構えを見事に表した言葉:”入りを量りて、出ずるを制する”。

 売上げを最大に、経費は最小に!という言葉の意味のようですが、わたしは、お金の使い方の基本として理解しています。
 入ってくるお金を理解して、出ていくお金を制御する。という風に解釈しています。

 一番ポイントになるのは、入ってくるお金以上に使わない。
 つまり、借金をしないこと!
 これがお金を貯める、一番のコツなのです。
 お金を貯めることが目的になってしまっては本末転倒なので、高額なもの(家や車、別荘など)を購入することを目的にして、お金を貯めるコツをご紹介します。

 これは、入ってくるお金が少ない人(若いサラリーマン等)ほど、実現可能な方法です。
 サラリーマンには、給料天引きで貯金/投資する制度が備わっている会社があります。
 この制度をフル活用して、自己投資費・住居費・光熱費・最低限の交際費を除いて、全て給与天引きしてしまうのです。

 ただ、1年や2年の短期間で貯められるお金は、たかが知れているので、中長期的計画であることを肝に命じる必要があります。
 わたしは、入社1年後、「40歳には、現金でマイホームを購入する!」という目標を設定しました。
 結果的には、諸事情により、32歳で借金をしてマイホームを購入しましたが、その後の借金返済は比較的楽にできました。


 給与天引きにしてしまうことに加え、もう一つ重要なポイントがあります。
 それは、給与が増えた分は、自己投資費の増加か、天引き額の増加に充てることです。
 得てして、給与が増加すると、交際費(お小遣い等)を増やしがちですが、その行動パターンを取ると給与増加にしか対応できないお金の使い方になるので要注意です。
 給与は、必ずどこかで減少に転じるときがあります。
 その減少に転じることがあることを理解した上で、天引き額を増やしておけば、多少の変動には対応できるのです。


 30代を過ぎたサラリーマンの方々で、収入増加に応じて支出を増加させている人にとっては、厳しいチャレンジかも知れませんが、今一度、自己投資と必要経費の見直しをして、給与天引きにチャレンジしてみてください。
 10年単位で取り組めば、大きな差が生まれてきます!


 本日は、少々拝金主義的な話題になりましたが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。