トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

猪蹂躙だあ!

2017-09-09 | 小人閑居して憮然
 ようやく出穂した棚田の水稲。防護柵の竹製の個所が破られ泥濘地と化してしまった。柵の外周は何時もの事ながら猪の走行で草も生えていない。
 今回は日照不足にも強いと言う古代米品種を植えつけたのだが、状況を見る限りでは一穂も手に出来ないだろう。

 水稲の被害だけでなく棚田の生命線とでも言うべき法面の崩され方も半端でないので補修の手間暇を考えると唖然茫然愕然憮然とならざるを得ない。それと共に稲刈りの準備で水を落とすのに畦切りと堤切りで排水してしまったから田圃の財産である泥土が流れ出している。

 このやり方でなく当初は「流入水を止めて」と何度か伝えたのだけれど、田植えの準備から堤切りで排水し泥土を失い続けている現在、歯周病で歯が長く見えるようになると同様に、畦が高くなったのが歴然としてきた棚田になった。泥土が失われては稲作は難しい。崩された堤は補修が可能だが、失われた泥土層を復旧させるのは困難である。

             泥地状態     堤の破壊も著しい
 
 

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