トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

装飾花でも判らん・・・

2023-07-21 | 小人閑居して憮然
 連日の猛暑振り、少しは涼しいかと何十年ぶりに富士山の水が塚まで行って見た。後日、混雑しなければ宝永山まで歩いてみるつもりもあったので早く言っても遅く言っても「下見」みたいなものである。駐車料金は1時間以内なら無料なので長居する訳にもいかず食事だけ済ませ無料の駐車場に移動したのだ。

 高度差は100mあるかないかだから気温も植生もさほど変わらない。若い頃はアンズ茸やヤマブドウを捜して彷徨した高度だけれどその当たりは当時の面影も無くなっていた。駐車場の周囲に「アジサイ」に見える花がぽつぽつと見えている。装飾花もあるしアジサイと思って観たのだが葉の形状が違う様な気もする。とは言えそれほど関心があった訳でも無く撮影対象も無いので写して帰宅したのだが「さーて、こまった」。

 図鑑対照しようにも写真からの情報が少ないので決めかねる。ヤブデマリなのかヤマアジサイなのか、はてまた別種なのか判断がつきかねる。まあ、判断できなくとも困る事ではないけれど、こうしてアップすれば馬鹿さぶりを公開する様なもので、こういう場合は「炎上」は無く「凍結」になるのだろうて。
 装飾花も花弁?3枚があり4枚もある。花序が盛り上がるタイプもあれば平たいタイプもあって写真では葉の付き方や鋸歯の様子も判然としない。まあ、どうでも良い範疇であるけれど「気になってしまった以上、未消化物は胃に悪い」のだった。

                    




二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「庭の空蝉」

2023-07-21 | 小父のお隣さん
 何時頃からかネズミの額程度の庭から蝉が羽化するようになっている。庭木に吸汁する様な樹も無いのだが恐らくリンゴの樹に産卵したのだろう。
 空蝉を採取して孫に見せたのだがさしたる興味も示さず爺としてはいささか落胆したのだった。「子供はみんな昆虫好き」なのは単なる妄想であった。それはともかくたかだか二本の樹で根を張れる表土の厚さは40cm程度しかない。決して環境が良好とは言えない場所でも蝉が発生してくれるのは薄い表土に耐えているリンゴの樹様々なのである。
 せめてものお礼に道路わきに溜まる土砂や枯葉を周囲に置いているので長年の間に「高植え」状態になってきたのだが今度はフジバカマやキャットテール、ホトトギスなどが生い茂ってまあ、こんな環境も蝉の幼虫を育む一助になっているのだろう。

 さて空蝉に限らず空蜻蛉も対象に何とか壊れない抜け殻を作りたくてマニュキュア液や木工ボンド水溶液などを塗付したりしてみたが強度は上がらない。空洞の中にシリコン剤などを充填出来れば申し分ないけれど脚や触覚などは充填出来る訳もなくS先生ならば解答をお持ちかも知れないと思っているものの夏場は講師に引っ張りだこで四本しかない手足を全て握られている現実ではそうそうフイールドで小生の無駄話には付き合えないのも熱い現実なのだ。

              

今日のトンボ「オニヤンマ初撮り」

2023-07-21 | 感じるままの回り道
 水見回りで三日月池に立ち寄ったところヤンマが飛翔しておりシオカラトンボに追われていたりしている。場所柄、ヤブヤンマかと思ったのだがオニヤンマだった。池の中に倒れ込んだクワの枝に止まってくれたから初撮りとなったものの数枚をズーム倍率を変更しながら撮影したけれどものの見事にピントが甘い。
 ピント合わせはスポット焦点に設定して半押し後の合焦音と焦点枠の合焦色に変わったのを確かめたのだったが意思に反した結果だった。まあ、鏡胴式は塵による繰り出し障害を起こして3台が廃棄となってしょうがなくタフカメラに変更したものの今度は性能と言うべきか能力不足と言うべきかあの「右を向いても左を見ても筋の通らぬ事ばかり」と青筋立てるしかない。

 オニヤンマは飛ばなかったが話は飛んで「神さび立てる宮の森」で始まる母校の効果、作曲は中山晋平氏なのだがものの本によれば「当時、頼まれて全国津々浦々の校歌を作った」のが仕事だったとの事。事情を知らない長姉は「有名人が作曲した校歌」と効果抜群でいるものの実態は知らせないままである。
 さてまあ、全く関係は無いけれどオニヤンマは縦止まりでさしずめ「オニヤンマ立てる爺の森」なのだがたたない爺もいる。「朝っぱらからなんて内容!」と御怒りの向きもいるかもしれんで申し添えれば高齢化による「立志のこころ」なのであって・・・てなもんや三度笠は連日の猛暑のせいでごわす。