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疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

銀座の個展に行く。

2006年05月27日 | Weblog


MIXIでマイミクになった日本画家のTさんの個展に行ってきた。

銀座にあるギャラリーで、けっこう遠いな~と思っていたが、そうでもなかった(笑)。


このTさん(女性)は美人画を描いておられる。

美人画といえば、普通、男が描くものだという固定観念が、

俺のどこかにあったのだが、そうではなかったようだ。



日本画で、描かれた美人画は、キレイなもの、かわいいもの、エロティックなものと、全部で65点もあった。

まずは、この数に感心したが、一年かけて、これだけの数を描いたというだけでも凄いと思う。


日本画の長所は、まず淡い色彩が非常に美しいことだ。

微妙に金色の顔料も混ぜてあって、学べるところも多々あった。

女性は、細かいところまで精妙に描く、きめ細かさを持っている。

そういう感性は、やはり、自分にはないものだな~と思った。


なにより、とてもいい刺激になったと思う。

こうやって、正統派の美人画を書く人物が、自分以外にもいるんだ!という喜びがある。

そういう絵描きさんに出会えただけでも嬉しい。


初対面は、なにかと緊張するものだが、今日の俺には、緊張のかけらもなかった(笑)。

これは、ネットで片言ながら会話してるせいではない。

同胞に出会えた歓びのほうが、はるかに大きかったからなのだ。


自分も美人画を描く人間であり、その自分の力量と比較したり、学べるものがあればと常に心も前向きだった。

ピカソが自分の個展に現れると、その画家は恐怖したというが、それは自分の技法が吸収されてしまうからだ。

もちろん、そこまではいかないが、今日は、俺も、相当鋭い目で、作品群を眺めていたと思う。


作品から伝わる美意識、線の一本一本から伝わる感性、エネルギー・・様々に感じるものがあった。

今日は、本当に、Tさんからいろいろなものを頂いて来たように思う。

もちろん、Tさんも、発展途上にある絵描きさんなので、これから、またさらに精進を重ねていかれる事と思う。


絵はいい。美人画はいいものだ。

美少女を描くことで定評のあった、おおた慶文さんの個展も感じるものがあったが、

今回のTさんも、最近にない素晴らしいものを心にいただけて、今日はとても感謝している。



★絵は著作権があるため、失礼して、Tさんの過去の作品の一部分を載せています。







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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わお (ビジュキ)
2006-05-28 19:54:06
自分もいつか個展やりたいっす!



流す音楽もじぶんで手がけたいですね!!
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そして値段も・・。 (トリトン)
2006-05-28 20:31:01
自分で値段つけて、売ろうと思えば売れる。



個展て、そういうことができるわけで・・。



でも、絵につりあわない値段をつけると、1枚も売れないことがあるようです。



名前が売れていれば別ですけどね。







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