実家に帰って、すでに二週間が経った。
今日、ようやく荷解きが終わり、全てが片付いた(笑)
これで、部屋もいい感じになった。
アトリエとしても、ようやく整った。
・・さて、90歳に達した両親は、けっこう元気であり、
自分も、年金がもらえる年齢ながら、まだまだ元気があるほうだ。
いろいろ考えるに、このタイミングで帰郷したことは正解だったと思う。
有難いことに、両親がボケずにそろっていて、自分もまだまだ元気・・これが一番いい。
とてもとても幸せな事だと思う。感謝しかない。
ところで、田舎のTVでは、NHKが猛威を振るっており、
夜になると、耳が少し遠い両親は凄く大きな音量で、NHKを流す・・。
これが、昔で言うナツメロばかりで、昔売れた歌手が次々と出てくる(笑)
今夜も、かつてのアイドル達が歌っており、
石川ひとみ、斉藤由貴、南野陽子・・などが出てきた。
イルカも「雨の物語」を歌っていたが、元々不っ細工なので気にならない。
どれほど歳をくっていても、若い頃とあまり変わらないように見えた。
どれほど歳をくっていても、若い頃とあまり変わらないように見えた。
だが、他のアイドル3人は、正直「歳を取ったなあ~~~」と思えてしまった。
そりゃそうだろう、かれこれ40数年が経過しているのだ。
自分もそうだが、アイドルだって当然歳を取る!!美貌も格段に衰える。
それでも、昔の振り付けで精一杯声を出して歌うのだ。
正直、今夜は、そんなNHKの歌番組を見ていて、とても辛くなってしまった。
東京では、NHKなんぞ全然見なかったので、
アレが、こんなになってしまったのか!?・・という。
あんなに可愛かったのに、こんなおば・・ちゃんになってしまったのか!!?と。
自然の摂理ではあるが、途中で逃げ出したいくらい辛い気持ちになった。
時代の流れを、あまりにも切実に感じたのだった・・・。
時代の流れを、あまりにも切実に感じたのだった・・・。
しかし、これが現実である。
東京では、凄く忙しくしていて、いくらでも逃げられた。
だが、田舎では、NHKが、現実を容赦なく突きつけるTV局として君臨してる。
地獄のエンマ大王のような存在なのだ。
「お前も世の中の者たちも、これだけ歳を取ったのだ!!」と末期の宣告をしてくるのだ。
そう・・自分の同級生たちもきっと凄い事になっているに違いない。
「現実という大鉈」を振りかざし、おののく間に振り下ろし、俺を両断するのだろう。
歳を取らないのは、漫画やアニメ、ドラマや映画の登場人物たちだけだ。
ああ・・You Tubeもあったっけ・・。
生老病死・・・お釈迦様は、実にこの世の真理を語ってくれていた。
自分たちが、この世を去る時だって、決してはるか遠くではないのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます