この10年、美人画を描いてきた。
顔ばかり描いてきた(笑)
そうして、人の顔を見て思う事が、多々ある。
まず、天才型、才能型のタイプは、すぐわかる。
若い頃に、すでに顔にその「才気」が滲み出ているからだ。
野球で言えば、古くは、長嶋茂雄、そして、イチロー、
芸能人なら北野たけし。将棋なら羽生善治。
どれも、スッキリした感じがする顔で垢ぬけている。
何を考えているのがわからない感じだが、キレ味(才気)があるのだ。
王さんや落合さんもそうだ。
大谷は、才能もどえらく恵まれてるし、効率の良い努力精進も最大限にした・・
この男に限っては、もはやスケールが大きすぎて、何者かも判別できない(笑)
天才型のその上があるとしたら、「神」型・・だろうか。
もう人間ではない(笑)神だから人間では勝てない。
あとは、努力型、努力精進型である。
これは、コツコツと階段を上るように上がってくるタイプ。
キレもそれほど感じず、容姿でも分かりずらいが、努力して上がってくる。
そして、努力精進型は、ついには天才型にも肉薄していく・・。
野球人の例えが多いが、野村さんと張本さんは努力精進型だと思う。
そして、思う。では自分の顔はどうだろうか?
少なくとも天才型ではない。
努力型か努力精進型であろうか。凡人か・・。
そもそも何者か・・絵描きか弓引きか・・。
実は、鏡に映った自分を見て、未だに、いい顔だとは思わない(笑)
・・ということは、この年でも、実はまだまだ(未熟)なのである。
残りの人生は、あと20年ほどだろうか・・うううむむ・・痛いところである。
まだまだ修練が要りそうだと思う。やれやれ・・だなあ。むむむ💦