疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

世界一に輝いたアストロズの戦略!!

2017年12月31日 | Weblog




2017年にワールドシリーズを制したのはヒューストン・アストロズ。

このチームは、シーズン100敗以上を3年繰り返すような最低のチームだった。


なぜ彼らが、世界一になったのか?

チームを立て直したのはアストロズのGMジェフ・ルーナウの戦略にある。








彼は、まず、下位球団から選手を指名できるというドラフトを活かして、チームの若返りを図り、

資金力がない分、数学者、物理学者、統計学者やコンピューターの専門家という野球以外のスタッフを集めた。

このオタク集団とも呼ばれるこの専門家達で新しい「モニタリングシステム」を作り出した。

いたるところにビデオカメラを設置して、選手達の最高のパフォーマンスが出せるよう解析を行ったのだ。




ここでわかった事は、ボールを打つ角度が8°から50°の間が最もホームランが出る角度だということで、

バッターにボールのやや下を叩き、フライを打つようにまず練習、全員に徹底させた。



すると、この打法によって選手たちの長打力が飛躍的に伸び、

腰を開かず重心を後ろに残した打ち方によってさらにホームランが出るようになる。

これは、日本でも、王、落合や松井などの長距離打者がやっていることだが、それをチーム全体に徹底させた。



さらに、三振が多かった打線(ワースト4位)の欠点を補うような対策も取る。

選手に意識革命を行い、(徹底して低めを捨てる:個人的な推測)「我慢」を強いた。

どうしても三振が減らない打者は見限って放出し、三振の少ない選手を獲得する。

これによって、「三振が少なく長打力もある打線」が完成していった。





メジャーが呼ぶこの「フライボール革命」は、やがて他球団も追随して行ったそうだが、

アストロズは、驚くことに、この打法の欠点をつく投手陣をすでに揃えていた。



最もホームランを打たれない球種は何か?

それはカーブ。

カーブの被本塁打率は、1.3パーセントで最も低いというデータを得ていた。



そこで、なんと、アストロズは、鋭いカーブを投げられる投手陣を既にそろえていたというのだ。

あるいは、もしかしたら、鋭いカーブを習得させたのかもしれない。

このカーブによって、ワールドシリーズでは、相手チームの主力を抑え込んでしまう。

こういった戦略によって、アストロズは全米一に輝いたのだった。









限られた厳しい条件の中で、先を読んだチーム戦略を立て、

選手たちに徹底したことが世界一になれた理由である。



番組を見ていて、このGMの手腕に思わずうなってしまった。

元々経営コンサルタントだったそうだが、全くたいしたものである。












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今年最後の稽古。

2017年12月28日 | Weblog
約一時間の稽古だったけど、

最後の10数射は、いい射だった。


会も5秒以上あって、離れも良かった。

今年最高の射が出た。



大三からの息合いを、これまでとは少し違うやり方でやると、

引き分けがしっかり収まって、丹田にも落ちた。

やっぱり、ほんのちょっとした事で、

これまで出来なかった事も出来るようになる。



巻藁を3年。

的前に立って5ヶ月。

早気克服に向けて、トータルで3年5ヶ月だ。



稽古から帰ってくると、収穫だと思ったことはメモに書いて、

クローゼットに張り付けてはきたけど、

これまで、どれだけ貼っては重ね、剥がしては新しく重ねてきたろうか・・。

2017年の今には、こういう形になっている(笑)






来年は、必ず良い射を出来るようにしたい。

また、心を込めて弓道の稽古に一心に励もうと思う。









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ヒゲの生えた女子高生!

2017年12月28日 | Weblog




今朝の夢の中で、鼻髭の生えた女子高生が出てきた。

間違いなく女子高生だが、鼻の下に立派な髭が生えている。


夢の中では、修学旅行の帰りで、和風の旅館から出て、

バスが来るのを列を作って待っている時だった。





その並んでいる列の中にそいつはいた。

俺は、そいつを見つけた瞬間、「面白いからみんなに見てもらえよ!」と

後ろに並んでいる連中に連れて行って見せてやり、

ワイワイと大騒ぎになっているところで夢が切れた。




その前に白いワンピースの美しい少女とも出会っているのだが、

その子は、後ろ姿でチラッとこっちを見ただけで、母親と一緒にどこかへ行ってしまった。






修学旅行といい髭の女子高生といい、今朝は変な夢を見てしまった(笑)

まあ、バカバカくておもしろかったけど・・これが、来年の初夢でなくてよかったと思う。



一昨日は、アクセス数1142PV、昨日は、943PVでした。ありがとうございます。







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「陸王」最終回。

2017年12月24日 | Weblog
このドラマには、心から感動した。

テレビというメディアが失った感動があった。


いつからか、報道、バラエティ、恋愛ドラマが、

テレビだと思い込んでしまっていたが、これは違った。

番組を観終わって、「俺も明日から頑張って生きていこう!」と思わせる。

テレビでは忘れていた感動とパワーがもらえたドラマでした。











「陸王」には、信じるものを裏切らないというテーマが一貫しており、

筋を通す真っ正直な生き方が、観る人の胸を打つのだと思う。


役所広司さんは、何をやらせても腰が入っていて素晴らしい。

松岡修造や増田明美さんまで出ていて、さらに厚みが増していた。











唯一面白かったのは、登場人物のほぼ全員が、

泣いている時に、鼻水を流してることで、これは本物の本気汁だったに違いない。

キャストの全員が、本気で入れ込んでいたんじゃないだろうか(笑)

・・それにしても、久々にさわやかに感動できたドラマでした。










スポーツと経営という2つのキーワードで、漫画「グラゼニ」も当たっている。

TBSドラマ「陸王」・・・もう一度、見直したいと思います。





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髪とアクセサリーを描き入れる。

2017年12月24日 | Weblog




髪に、大きめのアクセサリーをかぶせたところ、

失敗したので、消して描き直しました。


あまり大きいと、そちらが目立ってしまうんですね。

それで、髪の中に納まるような物に変えました。




残るは、バックと仕上げですが、きちんとした背景を入れるか、

それとも、やや抽象的なのにするかは、まだ決めてません。

まあ、ぶら下げて眺めていれば、自然に浮かんでくるような気がします。



今回は、今福優子さんの個展を拝見して、

色鉛筆画の可能性を、自分も出来る限り模索してみようと思いました。


色鉛筆の長所は、何度も消して描き直せるのと、

かなり緻密な描き方が出来るところです。



さて、午後から年賀状書きじゃあーー!!










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