映画「しあわせの隠れ場所/The Blind Side」

好きな映画が、ようやくＴＶで放送された。

いや、過去に放送された時には、見逃してしまい録画もしそこねた（笑）

いま、毎日見ている。

もし、どんな話か知らない方がいたら調べて欲しい（笑）

実話に基づいているドキュメンタリー的なヒューマンドラマである。

それで、何がいいかと言えば、当然話もいいが、主演のサンドラ・ブロックがいい。

この映画でアカデミー主演女優賞を取っているけど、なにしろ眩しい。

こういう女がいたら、俺は一発で好きになるだろう。惹かれるだろう。

もし、まだ、観ていない人がいたら観て欲しい・・（笑）

自分が、世界で一番素敵な映画をあげろと言われたら「天国から来たチャンピオン」だが、

二番目に、この映画がくるかもしれないとすら思う。

「ベンハー」のような大スペクタクルや、「スターウォーズ」のような宇宙の戦闘シーンもないが、

「ロッキー」や「燃えよドラゴン」やあれやこれや輝く映画の眩しさはないが、

地味な映画だけど、それでも、とにかく素敵ないい映画なのである。

アットホームでドリーミーなヒューマンドラマだ。

・・・細かい説明はしない。事実ともやや違う脚色も加えられているようだ。

それでも、自分が好きな、そして最高に素敵だと思う「映画」の一本である。

ぐーたら生活

円満退職し毎日が日曜になって、ぐーたらに飽きたと書いたが、

２５日経っても、まだゴロゴロを続けている（笑）

人間の習慣は、２１日で出来上がってくるらしいが、

もうこうなると、ぐーたらが習慣化しているのかもしれない。

溜まり切っていた疲れも取れたし、充分休養した。

そろそろ何かを始めなければと思うのだが、やる気が起きてこないのだ💦

絵のラフこそ描いてはいるが、カラー作品を描く気が起きない。

作画の資料こそコツコツ集めているが・・・やれやれ・・だ。

こうしている間にも、パリ・オリンピックでは、

金メダルを決めて、歓喜の顔で走りまわってる人がいるのだ。

他の絵描きだって、弓引きだって、前進しているのだろうが、

まるで、自分だけ「人生の夏休み」に入ってしまったかのようである（笑）

確かに、長い人生には、（ずっと働いてきたので）こういう時期もあっていい。

でも、そろそろ動き出さないと、本当にヤバイと思う最近である。

６０代になって、定年退職した人たちって、その後の過ごし方が問題だな・・。

自分も、「休みボケ島」という南海の無人島に不時着しそうである（笑）

先日、ハローワークには行ってきた。

「個人都合」なので、11月から三ヶ月間お金が下りるようだ。

その支給が終わるころ、田舎に帰る予定である。来年の頭だ。

帰郷したら、両親のいる実家暮らしで、年金も降り始めるが、

経済的には十分ではないので、それなりの仕事も週３～４日くらいはやるだろう。

でも、今のまったく何もしなくてもいい生活になるとよく分かる。

自分は、人に接しているほうが楽しいし充実感を感じる。

部屋に籠って、絵ばかり描いて嬉しいというような人間ではないのかもしれない。

弓もそうだが、やはり人と交わらないと生きている実感が乏しくなる。

これまでのような睡眠3時間以下のギリギリのフルパワーで働かなくても、

余裕をもって働くことに意義を感じる。どうも、そういう人間らしい。