例によって、徹夜明けで、眠い目をこすりながら道場へ・・。
むにゃむにゃ・・・しながら着替えて・・・弓を磨いて弦を研ぐ。
頭を悩ませていた「耳をはじく」というやっかいな症状は、昨日で治った。
この2週間は、ある意味「暗い灰色の空」・・・どんよりと沈んだ気分
原因は、弽の弦枕が深すぎて、離れの際に、引っかかってしまっていたからだった。
それまで使っていた弽と比べると、倍近く深くなっていた。
それに気づいてから、対策を練った。
いろいろ調べると、弦枕に蝋(ろう)を塗るという手があった。
コンビニで買って、道場で塗って引いてみると、シャキンという離れが出た。
「いい感じだ」と思って、何度も引く。
吟翠(ぎんすい)独特の弦音じゃないが、昨日から、耳をはじく事はなくなった。
こういう場合、耳の痛みよりも、心に生まれる不安や恐怖心のほうが問題で、
会にはいって、その怖さにとらわれると、自然な離れが生じなくなる。
いわゆる「妻手」で切ってしまうのだ。それではダメだ。
そうではなく、妻手は流れにまかせて、最後まで弓手でリードして張り合っていかねばならない。
まだ、しばらくは、恐怖心が出てくる時もあるだろうが、
まあ、なんとかなるだろう(笑) ふい~~。
だが、このおかげで、いろいろと隙をなくすようにして射をチェックできた。
なんでもそうだが、「雨降って地固まる」だ。
今日は、その上で、会を10秒持とうとがんばったが、
最初の射を5~6秒持てただけで、あとは4秒前後だった・・(笑)
弓の道は、果てしなく厳しい。修行あるのみ。
そこで、一句!!
『梅雨の空、行くと決めたら、弓道場』
猫ラーメン 最終回?