「SFアクション」として見れば堪能できる人は多いと思う。
それだけ、ビルも都市も超ド級に破壊しまくっていきます。
中盤以降は、もうドラゴンボール実写版みたいなバトルが続いて、
これはこれで、充分に見ごたえがありますかね(笑)。
ただ、ヒューマンな部分というか、もっと人間的なユーモアとか、
親近感を覚えるようなちょっとした面白さがゼロ
意外にそういうのは大事で、たとえば昔のスーパーマン映画は、
家族や同年代の親戚と見ていても、みんなで楽しめるものがあった。
でも、この映画には、そういった「面白み」がないのが残念。
超人であることの、ちょっとした心の余裕も欲しいんですよね!
その反面で、ハリウッド映画の流行(はやり)だと思うが、
映像的に「ドキュメンタリータッチ」のリアルさを追求してる。
それが最初気に食わなかったけど、実はCG画面と見事に融合して、
えらく迫力ある見事な戦闘シーンになっており、そこは成功してると思う。
・・というわけで、アクションは、まあ見ごたえはあるけれど、
もっとホットでヒューマンなスーパーマンであってほしかったですね。
これが、「スタトレ」なんかでは、カーク船長とスポックやマッコイがからんで、とてもいい味が出るんだけど、
「マン・オブ・スティール」は、豪華な肉料理のみで、おしゃれなドリンクも気の利いたデザートもない印象です。
んー
でも、その肉料理は、さすがアメリカといった超ド級なものでした。はい。