『アバター』を観た。
なるほど!こいつは凄い!!
ストレートに言えば、こと映像に関しては、人生3度目の驚きだ。
1つ目は、大学生の時に見た「スターウォーズ」の感動。
2つ目は「ジュラシック パーク」で唸って・・
(いや、その前に「2001年宇宙の旅」を入れるべきだろうか・・?)
そして、今回、人生3度目の驚き・・ある意味「驚嘆」した。
ストーリーは、よくある話だが、この映像はやはりどうにも凄い。
そして、アカデミー作品賞を取れなかった理由もなにげにわかった。
この作品の持つテーマは、あの中国が抱えているウイグル自治区問題を思い起こさせるからだ。
中国政府は武力で制圧したが、世界の視点はそれに反対していた。
その問題とどうしても重なるために、アメリカは中国との関係に不協和音を招くことを嫌って、
『アバター』に、そういった主だった賞を与えなかったんじゃないだろうか・・・。
下手に作品賞や監督賞を与えることは、公に中国政府への批判となるからだ。
まあ、わからないが、そういった風向きもどこかにあったのかもしれない。
中国でも、この映画の上映を禁じていた?などという噂もあったが、
裏を返せば、それほどのプロパガンダ的な威力をこの映画は持っている!!
しかし、そんな政治的なことは置いといても、この作品の映像美には驚きを禁じえない。
これを、映画館で見ていたら、どんなに凄かったか知れないな・・・。
ある種の衝撃をもって、受け止めていたろうと思う。
だって、DVDをTV画面で見ても、これだけインパクトがあるんだもの。口があんぐりだ。
「タイタニック」で終わったのかと思っていたら、とんでもない。
俺の中でも、ジェームズ・キャメロン監督は、歴史に残る偉大な監督となった。
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