疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

もうすぐ・・。

2006年02月26日 | Weblog
いよいよ、仕上げ7枚と、トビラ1枚残すのみ・・。

あとは、全体の微修正をやって、それで完成だ。

この2ヶ月半・・長いようで、「あっ」という間だった。

コーヒーは毎日2杯以上飲んで・・スタミナドリンクもどれだけ飲んだことか・・。


最近は、執筆前には、軽く素振りして汗を少しかいたら、体をゴシゴシ拭いて(禊をして)、

それから、お茶など飲んだら、30分ほど瞑想して、精神統一をするようになった。

静かに気を澄ませる時間を持つと、のびやかないい線が描ける。

たぶん、俗生活に染まった粗めの精神波動から、精妙な波動に変わるからなのだろう・・。


瞑想中に、リラックスして、力みを抜いて呼吸を深く静かにして・・

あの絵はこうしよう、あそこはこう描いて・・とイメージしておくのがいいように思う。

深いリラックスがあってこそ、コンセントレーションも生まれるのだ。

リラックスとコンセントレーションは、表裏一体なのである。


でも、さすがに疲れた・・。

今日は、睡眠時間、3時間くらい・・。目もキンキンする・・。


今回の原稿があがったら、久しぶりに寿司でも食いに行こう・・。

そして、しばらくは、何もしない・・。


来週からは、今季初の、カープのチーム練習が始まる。

早く、野球がやりたいな・・。ジョギングもしたい・・。




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荒川静香選手の戦略。

2006年02月25日 | Weblog

某TV局で、荒川選手を半年間取材した特番をやっていた。

「金メダルスペシャル」だが、なるほど凄い努力をしてきてるんだというのがわかる。


採点方式の変更に苦しんで、いかにポイントを上げていくかに取り組んだ。

最高難度「レベル4」まで上げていくために、いくつもの技をマスターしていったか・・。


ところが、そのマスターしていく過程で、無駄となった技が今やトレードマークとなった「イナバウアー」。

柔軟性を魅せる彼女独特の技なのだが、実はこれは1ポイントにもならないのだ。

だが、彼女は、あえてその得点にならない技を入れて、自分らしい「美しさ」を追及した。

スケートは美しくあるべきだ・・という彼女の表現者としてのポリシーを通したわけだが、

その発想は、ロシアでネットをしていて、ファンからメールに、気付かされたのだという・・。


今回、ポイント制に移行したが、審査員も、技の難度だけで得点が決まるようなやり方には不満もあったのではないだろうか。

スケートとは、技もさることながら、芸術的な「美」も問われるスポーツであるからだ。

その意味で、技術的要素ばかりに目を奪われるだけでは、本来のスケートの素晴らしさを見失ってしまう危険がある。

その不満を、彼女が、あえて「イナバウアー」を入れたことで、疑問を晴らして晴らしてくれたようにも思われてならない。

無駄な技のところで、見ていた観客からの拍手喝采が起こったというのは、そういう意味も持つのではないだろうか・・。


スケートは、感性に訴える美しいスポーツだ。

見ている人にどれだけ訴えるものがあるかは非常に大切だと思う。

そのスケートのメンタリティ(精神性)は、今後も必ずや問われていくだろう。

俺の好きな「アイスダンス」などは、まさにそこが重要だと思う。



また、得点が高く出るジャンプに、大技を持たなかった彼女が、他のスピンやステップ、スパイラルなどでを得点アップを目指し、

さらに、その弱点のジャンプにおいても、高めの得点が取れる「コンビネーション」で挑んでいったこともなるほど!と思ったが、

そのコンビネーションを、1.1倍に得点がアップされる後半(疲れが出る部分)に入れていった事も凄いと思った・・。


そして、試合会場では、他の選手のスケートは一切見なかったという。

ヘッドフォンをかぶって、出番が来るまでは「知らんぷり」・・(笑)。

「自分が今、そしてこれから何をすべきなのか!?」そこにひたすら集中していったコントロール法は本当に学ぶものがあった。


自分にいったいどこまでの事ができるのか。限界に挑む。

そこにチャレンジし続けていく姿勢・・教えなじんだコーチを変え、環境を変えてその追及を止めない姿勢にも、本当に恐れ入った

コーチを変えるということは、スケートの「思想」を変えるということでもあり、なかなかできることではない。

自分が求める物を、手に入れるためには、不安も何もかも乗り越えていける強さが彼女にはある。

彼女は「表現者」であり「芸術家」でありながら、きっと果てしない上を目指すスケートの「探求者」なのだろう。

やはり、これはとことんスケートが好きでなければできないことなのだと思う。

その意味で、彼女は、すでに世界トップの「プロフェッショナル」の域にあるのだと思う。



また、開会式で、イタリアのオペラ歌手が歌ったのが、彼女が選んでいたプッチーニの「トゥーランドット」だった。

この時、これから始まるオリンピックに「運命的なものを感じた」という・・。

自分が選んでいた曲が、偶然にも開会式で歌われている時、

彼女は、聖火の煌々と燃えるあの炎に、すでに輝くメダルを見ていたのかもしれない・・・。




荒川静香選手の舞いには、何度見ても熱く感動!!!してしまう。

スポーツの感動は、俺を惹きつけてやまない。



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ひょっとしなくても花粉症か!?

2006年02月25日 | Weblog
目がけっこうかゆいんだけど・・。

鼻も、ちょっとグズグズ・・・。

これはもう来てしまったか!?

せっかく荒川静香さんの「金」で、いい気分で過しているのに・・。


おのれ・・!またこの季節か・・。

そういうことで、今日から、帽子とマスク着用で外出しなければならん・・。

ほとんど犯罪者みたいな恰好だが、「あ、花粉症なんだな」ということで誰も気にはしないのだった。

イヤなのは、野球もマスクつけてやることだよな・・。ああ~~あ。(><。)。。




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金メダル!おめでとう!!荒川静香選手!!

2006年02月24日 | Weblog


やった~~!!

やってくれた!!

荒川静香さん、念願の金メダル !!

や・・やった!!感動~~~!!

やったんだ!!

銅メダルは取ってくれるだろうと思っていたが、金メダル !!


TVを、ライブの放送を、もうドキドキしながら見ていた。

今夜は、放送何時間も前から、本を読んでいても、何をしていても落ち着かなくて、頭にはいってこない。

そんな中で、見始めたライブ放送・・。ドキドキ・・!!


心臓が、ドキドキ・・荒川さんが滑り終えて「おお!もしや!」「これは来たか~~!!??」となって、
最後のイリナ・スルツカヤがこけて・・「これは本当に!!??・・ああああ」と唸っていたら、本当に金メダルだった!!

荒川静香さんのゴールドのスマイル!!

思わず、両拳を振り上げて「やったあああ!!!」と叫んでいた!!



今回の、金メダルへの方程式は、確実に得点が加算される技の構成をねらったこと。

瞬時に最適な技を選択して変えていけた彼女の冷静な判断力が生きていたと思う。

クールな「知性」とアーティステックな「感性」が融合されて、才能と努力の上に花開いたと言える。

後半は、もうジャンプの成功を重ねたミスのないすべりの中で、何かを確信した喜びの「感情」が溢れているようだった。

最後のスピンは、笑みがこぼれながらの回転・・そして華麗なフィニッシュ!!

素晴らしかった。大好きだ。荒川静香!!


喜びが、内から溢れる笑顔は、最高だった。

やっぱり諦めなければ、努力は報われるんだという・・そういう勇気をもらった気がする。

大舞台で輝く人を見るたびにそう思う。やれば出来るんだ!と。

俺もできるなら・・・彼女の等身大のポスターが欲しい(笑)!




村主章枝さんは、日本人女性の体型と筋力で、ベストと思える滑りをしたと思う。

体力の弱点を、精神力でカバーして、必死の滑りで全力を出し切ってやり遂げた。

彼女にも、拍手を送りたい。

惜しくもメダルには届かなかったが、オリンピック4位でも充分立派な成績だと思う。



安藤美姫は、これをスタートとして、これからのスケート人生に生かしてほしい。

風当たりは強くなるかもしれないが、彼女は今後の試練を乗り越えていくべきだ。

これは、8年かけて、荒川選手が通ってきた道でもあるからだ・・。

4年後の彼女に期待したい。


それにしても、今大会の荒川静香さんは、全米チャンピオンのコーエンがこけて、

ロシアのチャンピオンであるスルツカヤもこけて、

本来なら力量的には3位だったろうが、戦略と運で1位の金メダルをもぎ取った感がある。
だが、金は、金なのだ。金メダルなのだ。

それがオリンピックなのだと、今さらにして思う。


ところで、今、TVでは、荒川静香さんのCMが流れているが、それが『金芽米』とは・・(笑)!!

このCMを狙って作った奴は、今頃笑いが止まらないに違いない!

『金の芽が出る舞』だったわけで、まさにドンピシャ☆☆☆!!

いやいや、最高~~!!『金芽米』俺も食いたいぞ(笑)




なにはともあれ、荒川静香さんは、世界の荒川になった。

彼女は、世界の荒川となって、羽ばたいていったのだ・・!!

栄えあるトリノ・オリンピック・ゴールドメダリスト!! 

彼女は、日本が生んだ世界ナンバー1のフィギュアスケート選手となったのだ!!



おめでとう!!  荒川静香さん!!

久々に、胸がスウーーッ!!としたよ!!




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女子フィギュア・ショートプログラム

2006年02月22日 | Weblog



荒川静香さんが、いよいよ来た!!

これは、メダルの可能性が出てきたぞ!!


天才とか、女王とか言われながらも、思うような結果を出せず、

一度は「燃え尽きた」とまで語っていた彼女だったが・・。

トリノが、自分にとって最後のオリンピックになる筈・・という想いがあって、

それが、彼女の中にあったこれまでの迷いを全て消し飛ばしているように見えた。

「自分が持っているものを全て出し切るんだ!」という決意が感じられた。

日本が誇る「氷上のアーティスト」荒川静香に期待したい!!



対して、「氷上の巫女」が、村主章枝さんだ。

彼女の精神性は、すでにメダルがどうとか言う以上に、スケートに一途に自分を捧げ尽くしている感がある。

そんな彼女のスケート・・それは「祈り」だ。

彼女から溢れる情感は、見ている人を彼女の世界に引き込んでしまう・・。

そんな神主・・いや村主(すぐり)さんも、現在4位だから可能性はある。


安藤美姫は、ここにきてコンディションを整えてきたようだが、やはりまだ若く安定感に欠ける。

だが、その若さゆえの爆発力に掛けたい。

「氷上の女子高生」(←そのまんまやん!)にも頑張って欲しい。




そして、今大会で驚いたのが、アメリカ勢だ。

少々バランスが崩れようと、パワーで立て直してしまうし、

「これでもか!」「私を見なさい!」「さあ!どうよ!」という自信に満ちたスケートをしてしまう。

S・コーエン(アメリカ)などには、もう「凄い!」と唸って思わず拍手してしまった。

自信に満ち溢れた、完璧な舞いには、力と技と美が融合されて「もの凄く奇麗だ!」と感動させられてしまった。


明後日の「フリー」でメダルが決まる。

氷上の女神たちには、全てを出し切って笑顔でオリンピックを終えてほしい。


個人的には、荒川静香さんに、念願のオリンピックメダルを獲得して欲しい。

クールビューティと言われる彼女が見せる喜びの瞬間の笑顔は最高だ。

メダルを胸にかけて、嬉し涙を見せる彼女をぜひ見てみたいと俺は思うのだ。




コメント (2)
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