京都で、最後に行く予定だったのが「嵯峨野」の竹林でした。
よく観光写真でも見ていますが、果たして本物は・・。
ここも外国人がかなり多くて、名所なんだなと思いました。
風情があるというか、なかなか幻想的でもあります。
さすがに、竹もこれだけあると、雰囲気があります。
どこにである「ちょっとの竹やぶ」とはまるで違いましたね。
天竜寺の庭園は、京都随一と謳われるそうですが、
あちこちの庭園を見ており、そう期待していませんでした。
でも、風格すら漂う完成形の庭園を見た気がしました。
最初に行った東福寺と同じ臨済宗の禅寺ですね。
若い竹林は、非常に清清しい気持ちになります。
とても綺麗な印象を受けました。
池の鯉も、なんだか大きくて貫禄があります。
いろんな意味で、奥ゆかしく日本的なところです。
少し驚いたのは、寺の中の見物料金と、庭の料金が別々なことです。
まあ、それだけの値打ちがあるということなんでしょう。
もう足は豆でボロボロで、このまま東京に帰るはずでしたが、
ふと、「広隆寺の弥勒菩薩」が頭をよぎりました。
まだ、時間はあるなあ・・・よし、帰り道だし寄ってみよう。
なぜかそう思って、電車に乗って行ったのでした。
弥勒菩薩は、非常に有名な仏像で、国宝第一号ですね。
なぜか気になって、広隆寺に足を踏み入れたのです。