「なつかしいＫ大学」 京都時雨旅６

なつかしき京都○○大学です。

さすがに変わっていました。


昔は、山の上にあったので、京都要塞大学と呼んでたりしましたが（笑）

今では、エスカレーターなどもついていて、キャンパスも裾野に広がり、

広大な敷地を誇る大学となっていました。

巨大な図書館もあり、なんとも恵まれた大学生活を送れるようになっています。







静かな図書館の中に座って、外を見ると竹林や森があり、

うらやましいもんだな・・と、つくづく思いました。


一番驚いたのは、大学が山の上にあるので、天文台まで出来ていたことです。

中に入ってみたら、調整中でしたが、本当にびっくりしました。







校舎は新築されて、まだまだ増築が続いていました。

それにしても、景色のいい大学です（笑）

ここでの漫画研究会での思い出は尽きることはありません。

京都○○大学に、栄光アレ！！です。





さて、大学から降りて、かつて自分が住んでいた下宿（なつかしい響き）に向かいました。

でも、もうなくなっていました。残念。

大家さんの家ごとないので、探しようもありません。

朝から買い物した近所の小さな店も、たまに食べに行ったＨ食堂もなくなっていました。





その帰り道に、昔はなかった厩舎ができており、馬が・・。

こっちを見ていたので、頭をなでなで・・

大学時代は、体育で乗馬をとっていましたし、馬は大好きです。

高校で剣道、大学で乗馬、今は弓道・・生まれる時代を間違えたんでしょうか？





加茂川は今日も静かに流れていきます。

２日かけて京都を歩き回ったので、両足は豆ができてボロボロの限界でした。






よく食べに行った「餃子の王将」がまだ残っていました。

完全にリフォームされていましたが、なつかしさに惹かれて入りました。


「餃子定食」を食べたら、死ぬほど美味かった

東京では、ほとんど入らない「王将」ですが・・・本場関西の餃子は、まさに天を突く美味さ！！

旅先での食事だからということもあるでしょうが・・本当に美味かった！！




今回、結婚式でフランス料理のコースを、祇園の老舗旅館で、京会席料理を食べましたが、

一番美味しいと感動したのは、実は、王将の「餃子定食」です。マジです！！

天井を見上げて、目に涙が浮かんで感動していました。

コップの水を飲み干して・・・餃子の味を喉の奥でかみ締めていました（笑）



この「餃子定食」の話を何人かにしましたら、可哀想な目で見られたり、大笑いされたり・・

「どんだけ庶民なんだよ」ということなんでしょうけど、事実なので仕方がありません




お腹もいっぱいになり、上賀茂神社のバス亭に向かいました。

たぶん、もうここに来ることはないだろうと思います。



さらば、なつかしき上賀茂・・・大学時代を過ごした第２の故郷よ。さらば・・！！

「上賀茂神社」 京都時雨旅 ５

京都初日は、清水寺から河原町を歩いて、京都の中心街をさすらいました。

そして、２日目は、大学時代を過ごした上賀茂周辺を歩きました。


上の写真は、上賀茂神社でございます。

筆舌には尽くせないほどに、なつかしかったです。









あまりに身近なところにいると、その偉大さに気がつかないものですが、

大学時代の上賀茂神社も例外ではありませんでした。

なにしろ生活圏にあるので、ありがたみがないのです（笑）

京都の他の名所旧跡も「いつでも行けるから」という理由で行ってませんでした。








上賀茂神社は、清らかな水をたたえた素晴らしいところです。

改めて、その清清しさに心も体も浄化される想いがしました。


「おや？」と思って見ると、結婚式が行われていました。

一昨日に、姪の結婚式が、そして、この日はまた違う人の式です。

花嫁の写真を撮らせていただきました（笑）

「そうですか・・・どうかお幸せになってください」と心の中で祈りました。






自分も、この上賀茂神社で、Ｗデートなどをしていましたが、

あの人とめでたくゴールインしていれば、人生だって変わっていただろうと・・・。

そんな思いもよぎって、とても感慨深い気持ちになりました。

でも、そんな若き日は帰らず、もうその人も人の妻になってしまっています。


時は決して戻ることはない。

どんなに思いをつのらせても、あの日に戻ることはありません。



こういう事を書いていると、胸が苦しくなってきますね・・






おみくじを引いて、矢の形をしたところに結んできました。

上賀茂神社に流れる水は、いつの日も清く澄み、そして、元の水にあらず・・。



さあ、次は、思い出のＫ大学を訪れます。