姪の結婚式が終わり、翌日から、京都へ出かけました。
その日は、朝から曇り空。
折りたたみ傘をリュックに、京阪電車へ乗り込みます。
三十三間堂から清水寺へ、そして河原町へと行く予定。
地図を見ていたら、東福寺が目に入ったので、
途中下車して、そこの庭園を見ることにしました。
そこでは、最初に、日本最古と言われる三門が目に飛び込んできました。
「うほおーー、なんだかデカイぞ!!」という感じ(笑)
さらに進んで、本堂の仏像を見ていたら、隣にいた若い女性が話しかけてきました。
リュックを背負った知的な感じの20代後半くらいの素敵な女性でした。
「天井の龍はもう見ました?」 俺は「え!?・・龍??」
天井を見上げると、巨大な龍がいて・・・ぎょぎょぎょーー
その女性が教えてくれなければ、見逃していました(笑)
そして、今回の旅の目的や、かつて京都で大学時代を過ごしたことなど、
しばらく話をしてから「では、いい旅を!」とお互いに笑顔で別れました。
「一緒に廻ってみますか?」と言えたらよかったんですが、
即トイレに行きたかったのでやめました(ダメじゃーん!)
東福寺の庭園は、さすがに京都の古寺らしい趣のあるものでした。
なんとも言えない奇岩で構成されており、不思議な感覚を覚える庭園です。
ここは、山間にある寺なので、谷に橋もかかっており、それはそれは見事な景色。
紅葉がたくさんあったので、やっぱり秋ごろが最大の見頃でしょう。
かつては、この静かな禅寺で、数多くの僧侶が座禅を組み、自己を見つめていたんですね。
俗世間を離れ、欲望を絶って、悟りを開こうとしていたわけです。
東福寺の動画をご覧になりたい方はこちら^^
京都最大の伽藍 東福寺
さて、そこから歩いて、三十三間堂を目指しました。
そこは、「通し矢」の舞台となり、千体の千手観音像があるのでした。
三十三間堂は、今回の旅で絶対に外せないポイント。
弓引きにとっては、ひとつの聖地なのです。
次回に続く。