疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

日本の神話を読む。

2007年03月19日 | Weblog



今日(日曜)は、午後2時ごろまで、「古事記」「日本書紀」を調べていた。

俺は、九州は宮崎の生まれだが、その宮崎に伝わる神話を統計だてて知らない。

バラバラに知ってはいても、知識が整理できていなかったのだ・・・。



そこで、いろいろ調べていた。

日本列島を作ったイザナギ、イザナミという神がいて、

その子たちが、アマテラス、スサノオ、ツクヨミ。

アマテラスの孫がニニギ。そのニニギと結婚したのが日向のコノハナサクヤヒメ。

その子が、海幸彦、山幸彦。

山幸彦の子孫が、初代天皇の神武天皇だということだ。


つまり、天皇家の古代の歴史が、神話という色付けをされて記録されているのだが、

なにしろ、そのエピソードが、なかなかに面白いので今も人気がある書物なわけだ。


特に、アマテラスとスサノオがからんでの、天岩戸隠れの話は面白い。

あと、コノハナサクヤ姫も、地元宮崎の西都に伝わる話なので、非常に興味深かった。


それと、ヤマトタケルだが、これは、12代天皇の景行天皇に使えていた人で、

近畿地方で勢力を誇っていた朝廷側が、南九州の熊襲(クマソ)を討ち、

さらに、北の勢力を討ち、国を平定したという話に出てくる英雄と言っていい。

その武勇伝では、なんといっても、ヤマタノオロチを倒す逸話が有名だ。



では、邪馬台国が、どこにあったかだが、俺は、やはり現在の宮崎県高千穂あたりだと思う。

そこから、アマテラスの孫、ニニギの時代に、日向に進出して、

ニニギの孫だったカムイヤマトイワレビコが、北へ勢力を伸ばして、近畿に行ったのだ。

やがて、そこから、飛鳥時代、平安、奈良時代と時が移っていくわけだ。



それにしても、実在の生身の人間だったろう人物が、神格化されて、

物語り中の神々となっていってるところは、非常に面白い。

たぶん、これは世界中の神話においても、同じような変遷が起こってきたのだろう。


ただ、そういうあがめられ方をする指導者には、それなりの霊的能力もあったのではなかろうか。

つまり、シャーマン(呪術師)であり、ある程度の予言予知などもできた霊能者だったようにも思われる。

「古事記」「日本書紀」は面白いので、もうちょっと深く調べてみたい。



今日の野球は、少なめの人数ながら、いろいろやれて充実していた。

帰ってきてから、もう少しで、足が攣りそうなくらい足にキタ。

でも、野球は、本当にいい気分転換だし、すごく楽しいと思う。

・・・疲れた。いい気分です。ココロスッキリ!!



コメント
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